ほーりーの野球日記

ほーりーの野球観察日記

自分の観方で野球を紹介します

ベストナイン指名打者部門

  最後に指名打者を見て、ベストナインの全ポジションの選出を終える。ここでは、守備はもちろん、走塁も選出基準には含めず、打力のみでの評価とする。

 対象選手はデスパイネ、アマダー、中島の3選手だ。手始めに、3選手の今シーズンの成績を見ていく。今シーズン、パ・リーグ本塁打王打点王の二冠に輝いたデスパイネが頭一つとびぬけた成績を収めた。大本命はやはりデスパイネではあるが、さらに詳しく見ていきたい。

 

表1 デスパイネ、アマダー、中島の今シーズンの成績

 

打率

本塁打

打点

出塁率

デスパイネ

0.262

35

103

0.347

アマダー

0.237

23

65

0.304

中島 宏之

0.285

9

49

0.360

 

◆高い本塁打率を記録したデスパイネベストナイン

 打力のみの評価ということで、まずは一塁手でも採用した評価項目を同様にみていく。するとやはり、デスパイネがここでも全項目でトップだ。この時点で、指名打者部門をデスパイネの選出としたい。

 リーグ2位の長打率もあり、ISOが全選手中4位と優秀だ。本塁打率もリーグ1位の13.66と高いのだが、その反動だろうか、三振率も21.8%と高く、三振か長打かの打撃傾向が強かった。

 また、勝利期待値の増減を示す「WPA」は柳田に次ぐ2位の4.08と、柳田とデスパイネの活躍がソフトバンクの優勝に大きく影響していることがわかる。

 

表2 指名打者3選手の打撃成績

 

OPS

wRC

wOBA

ISO

デスパイネ

0.859

80.9

0.374

0.251

アマダー

0.729

49.5

0.323

0.187

中島 宏之

0.752

58.1

0.337

0.107

 

◆11月17日に発表された本家ベストナインとの答え合わせ

 ここまで、ポジションごとにベストナインを選定してきた。先日発表された本家ベストナインと比較してみる、以下のようになる。

 

 

本家

独自

セ・リーグ

パ・リーグ

投手

菅野 智之

菊池 雄星

マイコラス

マーティン

サファテ

捕手

會澤 翼

甲斐 拓也

中村 悠平

一塁手

ロペス

銀次

ロペス

二塁手

菊池 涼介

浅村 栄斗

山田 哲人

三塁手

宮﨑 敏郎

ウィーラー

宮﨑 敏郎

遊撃手

田中 広輔

今宮 健太

坂本 勇人

外野手

丸 佳浩

柳田 悠岐

丸 佳浩

鈴木 誠也

秋山 翔吾

秋山 翔吾

筒香 嘉智

西川 遥輝

柳田 悠岐

指名打者

デスパイネ

デスパイネ

 

 投手は3選手を選出したが、投手としての総合力という点でマイコラスを選出した。捕手は本家では曾澤、甲斐とリーグ優勝チームから選出されたが、私個人としては一年間の積み重ねということで、規定打席に到達した選手から選出するという方法をとったため、ここでは中村を選出した。二塁手に山田が選出されなかったのは、やはりシーズンを通しての不調が響いたように思われる。来シーズンは昨シーズンまでのような活躍を見せることができれば、再びベストナインに返り咲くことができるはずだ。遊撃手は盗塁王、最高出塁率を獲得し、全試合で1番を務めた田中が選ばれているが、記者投票という性質を鑑みればこの選出は頷ける。ただ、田中はリーグ最多盗塁数を記録している一方で、こちらも最多の盗塁死を記録している。来シーズンは盗塁成功率の上昇に期待したい。