ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年10月28日~11月3日

 f:id:horiuchi5232122:20191117145743p:plain

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年10月28日~11月3日

 

1位 筒香、秋山、MLB挑戦を表明 

2位 ヤクルト、15年ワールドチャンピオンに貢献したエスコバーを獲得

3位 ゴールデングラブ賞受賞者決定 千賀は育成投手初、内川は19年目で初受賞

4位 女子プロ野球、存続の危機 36選手が退団を発表

5位 プレミア12 秋山が骨折で離脱し、丸が緊急招集


1位 筒香、秋山、MLB挑戦を表明(29日火曜日)
 筒香、秋山両選手が、海外FAでのメジャーリーグ挑戦を表明した。
 メジャーリーグの投手の特徴として特に挙げられるのが、いわゆる“動く玉”だ。しかし、両選手はこの“動く玉”への対応力が高い選手であることが、今シーズンの活躍から見えてくる。

 今シーズン、規定打席に到達した両リーグの選手を対象に、ツーシームへの対応力の高さを示す「wFT」という指標を見ると、平均値が1.56となっているところ、筒香は4.2、秋山は2.9と平均以上の数値を示している。

 打撃の面では“動く玉”への対応が活躍の鍵となるだろうが、ツーシームへの高い対応力を示している両選手はであれば、活躍できる可能性は十分ある。
 
2位 ヤクルト、15年ワールドチャンピオンに貢献したエスコバーを獲得(30日水曜日)
 ヤクルトは31日、ホワイトソックス傘下3Aのアルシデス・エスコバー内野手を獲得したことを発表した。
 エスコバーはメジャー通算1367安打、2015年にはロイヤルズで青木宣親とともにワールドシリーズ制覇した経歴を持つ。守備では遊撃手と三塁手を守り、2015年には遊撃手としてゴールデングラブ賞を受賞した。

 今シーズン、遊撃手を固定できなかったヤクルトにおいて、的確な補強となったに違いない。

 ドラフトでは上位指名を投手で固め、課題の遊撃手は実績十分な助っ人外国人選手を獲得。一部報道によると、前楽天の嶋の獲得にも動いているという。
 着実に戦力アップを進めるヤクルトの2020年シーズンは、すでに本格的にスタートした。

 

3位 ゴールデングラブ賞受賞者決定 千賀は育成投手初、内川は19年目で初受賞
(31日木曜日)
 「第48回 三井ゴールデン・グラブ賞」が31日に発表された。
  初受賞は西、高橋、千賀、内川、荻野。 プロ11年目で初の選出となった西は、阪神投手としても初の受賞となった。千賀は育成選手出身の投手として両リーグ初の受賞となった。今シーズン、パ・リーグ初となる0失策を記録し、19年目での初受賞となった内川は、当時18年目で初受賞した森野将彦を抜く最遅の受賞となった。

 浅村は2013年に一塁手として獲得しているが、今シーズンは二塁手として、自身二度目の獲得となった。

 大島は井端弘和に並ぶ、球団最多タイの7度目の受賞となった。

 

4位 女子プロ野球、存続の危機 36選手が退団を発表(2日土曜日)
 日本女子プロ野球機構は1日、所属選手71人の半数に当たる36選手が今季限りで退団することを発表した。
 関係者によると、今季限りで戦力外となった選手が半数以上を占め、さらに、雇用形態が変わったことも大量の退団者が出た理由とみられる。

 健康食品会社「わかさ生活」が運営する同機構だが、経営難を訴え、来季以降の継続のために球団を運営する新規参入の企業や団体の募集を始めていた。一方で、アマ女子野球界ではここ数年、実業団チームが相次いで参入し、働きながら野球を続ける環境がますます充実しており、女子プロ野球を退団しアマチームに活躍の場を移すという逆転現象も起きているという。

 いまだ全容はつかめないが、事の成り行きを注視していきたい。


5位 プレミア12 秋山が骨折で離脱し、丸が緊急招集(1日金曜日)
 侍ジャパンにとって、そして、秋山自身にとっても緊急事態だ。
 31日のカナダ戦に出場した秋山は、死球により右足を骨折し、無念の途中離脱となった。秋山の交代後、シーズン中のセンター起用が一度もない近藤がセンターに就くなど選手起用に混乱が生まれそうだったが、秋山と同じくセンターを定位置とする丸が追加招集された。ここにきて丸の合流は、非常に心強いことだろう。

 しかし、問題はほかにもある。今回のプレミア12は、日本が10年ぶりに世界一を奪還すること以外に、秋山にとっては大きな意味がある大会だった。プレミア12という舞台は、先日、メジャー挑戦を表明した秋山がメジャーのスカウトへアピールする絶好の場であったに違いない。

 今回の離脱が秋山のメジャー移籍にどのような影響があるかはわからない。もしかしたら、あまり条件の良くない契約が待っているかもしれない。

 しかし、我々は知っている。テスト入団からワールドシリーズ制覇まで上り詰めた青木宣親という先駆者がいることを。そして、秋山が日本を代表する選手であることを。

 勇気ある挑戦を決意した秋山を、我々はひたすら応援するのみだ。

 

https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja