ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年1月13日~19日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年1月13日~19日

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1位 アストロズ サイン盗み騒動を受けて監督、GMを解任
2位 レッドソックス サイン盗みの首謀者として監督を解任
3位 メッツ ベルトラン監督の解任を発表 就任からわずか2カ月 アストロズ在籍時にサイン盗みを主導か
4位 女子高校野球 甲子園開催案浮上か
5位 西武 12球団初の女子クラブチーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」の発足を発表

 


1位 アストロズ サイン盗み騒動を受けて監督、GMを解任
 ヒューストン・アストロズワールドシリーズを制覇した2017年と翌2018年のシーズンにサイン盗みを行ったとされる疑惑に関して、日本時間14日、MLBアストロズのヒンチ監督とルノーGMを1年間の出場停止の厳罰に処した。しかし球団は、この処分を受けて両者を解任することを発表した。

 アストロズにはMLBの規定で定められた最大限の罰金500万ドル(約5億5000万円)が科された。また、同球団は2020年と2021年のドラフト1巡目と2巡目の指名権も剥奪された。

 これにとどまらず、現役選手からは2017年のワールドシリーズ制覇のタイトルとその年の個人タイトルを剥奪すべきだという声も上がっている。

 いまだに収束する気配を見せないこの騒動は、近年まれに見る大スキャンダルと言っても過言ではないだろう。

 糸がほつれてしまったセーターは、一度でも大きな穴が空くと、修復するのが難しいのだ。

 

2位 レッドソックス サイン盗みの首謀者として監督を解任
 ボストン・レッドソックスワールドシリーズを制覇した2018年にサイン盗みを行ったとされる疑惑に関して、日本時間15日、球団はコーラ監督の解任を発表した。

 同監督は2017年、当時ベンチコーチを務めていたアストロズで映像解析によるサイン盗みを行っていたと報告されており、さらに、レッドソックスの監督に就任した2018年にも同様の手口を行っていた疑惑がもたれている。

 先に報じられているように、アストロズにも重い処分が下されている。監督を解任したところで、レッドソックスにも処罰が下されることは必至だろう。

 

3位 メッツ ベルトラン監督の解任を発表 就任からわずか2カ月 アストロズ在籍時にサイン盗みを主導か
 ニューヨーク・メッツは、日本時間17日、昨年11月に監督に就任したカルロス・ベルトラン氏を解任すると発表した。

 同氏は、現役を引退した2017年に在籍したヒューストン・アストロズで、当時ベンチコーチだったコーラ氏にサイン盗みを主導したとされている。

 監督就任からわずか2カ月。監督一年目のシーズンを迎える前の解任となった。

 アストロズのサイン盗み疑惑に端を発した今回の騒動で、解任が発表された3人目の監督となった。

 MLB通算20年で2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁。MLBを代表する5ツールプレイヤーとして知られ、地元プエルトリコでは英雄的存在であった。

 また、故郷に野球学校を建設し、ハリケーンで甚大な被害を受けた際には多額の寄付をするなど、人格者としても知られている。

 解任を受けてベルトラン氏は「なされてしまった行為を心から悔いている」とコメントした。

 

4位 女子高校野球 甲子園開催案浮上か
 高校女子硬式野球甲子園球場で開催される可能性があることが、15日、日刊スポーツで報じられた。

 記事によると、日本高野連と女子硬式野球連盟が、2月中にも初めて本格的な情報交換会を行う予定でだという。具体的な議題や日程、参加者などは現段階では未定だが、実現に積極的な関係者も多く、「早ければ来年」との意見もあるという。

 女子野球の甲子園開催といえば、2017年にPL学園OBの桑田真澄氏が、スポーツ報知を通じて女子硬式野球大会との併催を提言した。

 桑田氏は、女子選手のモチベーション増加と野球人口の増加、全国高校野球選手権大会の過密日程を避けるためなどを見据えたが、現段階で議論は進んでいない。

 高校球児を巡る問題について、大会日程、熱中症対策、球数制限など、解決しなければならないことは山積みだが、これを機に、女子硬式野球連盟と日本高等学校野球連盟が結託し、新たな解決策を模索するのも一つの方法かもしれない。

 

5位 西武 12球団初の女子クラブチーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」の発足を発表
 埼玉西武ライオンズは16日、NPB初となる球団公認のアマチュア女子硬式野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」の発足を発表した。

 西武などで投手として活躍し、野球の女子ワールドカップで日本代表を率いた経験もある新谷博氏が監督に就任する。

 女子ワールドカップで日本代表に選出された経験のある六角彩子選手、出口彩香選手が入団予定。また、埼玉アストライアを退団した加藤優選手、女子ワールドカップで3大会連続MVPを受賞した里綾実投手らがセレクションに参加するとみられている。

 昨年11月、経営母体であるわかさ生活の経営難などがあり、女子プロ野球リーグの多くの選手が退団するなど、女子野球を取り巻く状況は厳しい。

 それでも、近年は実業団チームの新規参入や花巻東高校女子硬式野球部の誕生など、選手がプレーする環境は広がってきているようにも思う。

 すべての野球選手、ファン、関係者が平等に野球を愛し、野球を楽しむ世の中であることを願う。  


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