ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年2月10日~16日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年2月10日~16日

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1位 野村克也氏 死去
2位 前田健太 ツインズ移籍で決着
3位 アストロズ サイン盗みを謝罪 アルトゥーベ「後悔している」
4位 女子プロ野球 今シーズンの新体制を発表 全球団を京都に集結
5位 中日・大野雄大 今シーズンの開幕投手に内定


1位 野村克也氏 死去
 野球評論家の野村克也氏が11日未明、亡くなった。
 
 現役時代は南海(現ソフトバンクホークス)などで活躍し、捕手一筋27年間のプロ野球生活で歴代2位となる3017試合出場、657本塁打、1988打点を記録。65年には戦後初の三冠王に輝き、MVP5回、歴代最多となる19度のベストナインを受賞するなど、プロ野球の歴史に残る活躍を見せた。

 監督としてはヤクルトを3度の日本一に導き、その後阪神やヤクルトでも監督を務めた。監督としての通算成績は3024試合で1565勝1563敗76分け。リーグ優勝5回、日本一は3回。

 野球評論家としては、独自の野球理論から多くの著書を残し、テレビ番組にも多数出演した。

 野村氏が野球界に残した功績は語りつくせない。今後二度と、このような人は現れないだろう。

 

2位 前田健太 ツインズ移籍で決着
 ドジャース前田健太投手が日本時間10日、ツインズへ移籍することが決まった。背番号は広島、ドジャース時代と同じ「18」。基本年俸は報道によると3億3000万円、それに成績に応じたインセンティブが設定されているという。

 先週には、前田健太を含む大型トレードが行われると報道されていたが、対象選手の医療経歴などをめぐり、一時暗礁に乗り上げていたが、結果的には多少の変更はあったが、前田は当初の報道通り、はツインズへの移籍で決着がついた。

 ここ数年前田は、先発と中継ぎの併用が続いていたが、ツインズでは先発起用が濃厚とされている。

 看板選手のジョー・マウアー捕手が引退した昨シーズンのツインズは、若手を起用した戦術で打線が機能し、シーズン本塁打記録を更新する307本塁打を記録した。9年ぶりにア・リーグ中地区優勝を果たすも、地区シリーズ敗退に終わった。

 ポストシーズンで活躍を見せる経験豊富な前田には、優勝請負人として期待がかかる。

 

3位 アストロズ サイン盗みを謝罪 アルトゥーベ「後悔している」
 2017年にワールドシリーズを制覇したアストロズのサイン盗み問題について日本時間14日、球団オーナー、新監督、そしてホセ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン両内野手が謝罪会見を行った。

 会見でアルトゥーベは「2017年の出来事をアストロズの組織、そして、チーム全体が心苦しく思っていることをお伝えしたい。私たちはファンや球界に及ぼした影響を後悔しています」と選手を代表して謝罪した。ブレグマンも「チーム、組織、私個人が取った行動を本当に申し訳なく思っています」などと話した。

 また、2017年にアストロズワールドシリーズを戦い、サイン盗みの“被害者”としてしばしば語られるカブスダルビッシュ有投手はTwitterで「確かにしたことは悪いんだけど、選手、関係者、家族、ファンの今送っている日常を想像すると心が痛むんだよなぁ」とコメントした。

 一方、当時ブルージェイズに在籍し、サイン盗みが行われたとされるアストロズ戦での炎上によりマイナーに降格し、その後ロッテでプレーしたマイク・ボルシンガー投手はアストロズに対し、ワールドシリーズ制覇の優勝賞金と同額の約34億円の賠償損害を求める民事訴訟を起こした。

 この騒動が収束する気配はいまだ見えない。

 

4位 女子プロ野球 今シーズンの新体制を発表 全球団を京都に集結
 日本女子プロ野球リーグは10日、都内で2020年シーズンの体制発表を行った。

 京都フローラ、愛知ディオーネ埼玉アストライアに育成チームのレイアを加えた4球団を存続させたうえで、愛知、埼玉、京都の名称を残しながら全球団を京都に集約して活動することが発表された。

 昨年11月、全選手の半分以上となる36選手が退団となった女子プロ野球だが、経営難がその原因のひとつとされている。

 今回の新体制で球団を京都に集結させたことは、遠征費用の節約を狙いとしており、また、球団名から地域名を残したのは、いつかそれぞれの球団が本来の拠点に戻ることを想定しているためだという。

 そのほか、選手の契約については、日中は社業をこなし就業後に練習する『社員兼プロ契約』と、契約期間中は毎月20万円を保障したうえで成績によるインセンティブが上乗せされる『プロ契約』の2種類の契約形態も発表された。

 大きな改革を実施した女子野球、今シーズンの発展に期待したい。

 

5位 中日・大野雄大 今シーズンの開幕投手に内定
 昨シーズン、自身初となる最優秀防御率のタイトルを獲得した中日の大野雄大投手が13日、今シーズンの開幕投手に内定したことが報じられた。

 3月20日の開幕戦で相対する広島は、すでに大瀬良大地投手が開幕投手に内定している。

 なお、両投手のマッチアップは通算4度(※)ある。通算1勝1敗で、それぞれの勝ち星はどちらも本拠地での先発登板の時だった。

※ 2019年9月23日にマツダスタジアムで行われた試合は広島永川の引退試合で、打者ひとりで永川が交代したあとは大瀬良が登板しており、こちらは実質的な先発としてカウントした

 ちなみに、両投手にはこんなエピソードがある。
 2013年オフに台湾で開催された「BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」での出来事。
 アップを終えた大野がスパイクを履き替えようとしたところ、スパイクを忘れてきたことに気づいた。スパイクなしではブルペンに入ることができないという状況で、ちょうど足のサイズが同じだった大瀬良からスパイクを借りることができ、事なきを得たという。当時大瀬良は九州共立大学の学生で、その後プロ入りしたときに再開し、「あのときはスパイクを貸してくれてありがとう」とお礼をしたという。

 


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