ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月2日~8日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月2日~8日

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1位 センバツ高校野球 無観客開催で準備へ 11日に開催可否決定

2位 ヤクルト・石川 3年振り9度目の開幕投手に決定 

   球団最年長記録更新&史上5人目の40歳大役のW快挙

3位 広島 ドーピング違反で出場停止のバティスタの契約解除

4位 ソフトバンク・東浜 プロ8年目で自身初の開幕投手に決定

5位 DeNA 無観客試合でファンからの応援メッセージをビジョンに投影

  

1位 センバツ高校野球 無観客開催で準備へ 11日に開催可否決定

 高野連は4日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、第92回センバツ高校野球大会の通常開催を断念し、出場校に対して無観客での開催を前提に準備を要請すると発表した。

 

 また、組み合わせ抽選会は主催者による代理で実施、甲子園練習や開会式は実施せず、スタンドでの家族や応援団による応援も認めないこともあわせて発表された。

 

 大会可否は11日の委員会で最終発表される。なお、いずれかの方法で開催が決まっていたとしても、状況によっては中止となる可能性もあるという。

 

 ほかの競技でも開催される選抜大会の中止が続々と決定している中で、硬式野球が開催を前提に準備を進めていることについて、様々な意見が飛び交う。それはそれで、今後の高校野球のあり方を考える上でひとつのきっかけとなればいい。個人的には、これに乗じて球数制限や開催日程の調整などのルールも整備されればいいと思っている。

 

 ただひとつ、個人的に気がかりなのが、いずれかの方法で開催されることが決定されれば、絶対に大きな批判が起きるということだ。そうなると、その声は恐らく選手たち耳にも届くだろう。それがプレーに影響することもあるだろう。開催してほしいが、その批判が過熱するのは、大会が終わったあとにしてほしい。高校野球は多くの人の尽力の上に成り立つものだが、主役はあくまでも選手たちなのだ。

 

 

2位 ヤクルト・石川 3年振り9度目の開幕投手に決定 

   球団最年長記録更新&史上5人目の40歳大役のW快挙

 ヤクルトの石川雅規投手が2日、自身3年振りの開幕投手を務めることが明らかになった。

 

 今シーズンは小川泰弘投手、高橋奎二投手らと開幕投手を争っていたが、オープン戦でここまで安定感した投球見せた石川に阪神との開幕戦を託した。一方、阪神西勇輝投手が開幕投手に決まっている。

 

 石川が最後に開幕投手を務めた2017年には、1981年に開幕投手を務めた松岡弘投手が記録した最年長を更新した。通算9度目となる今シーズンの開幕戦では、自身が持つ最年長記録をさらに更新することになる。また、40歳以上での大役は史上5人目。さらに、開幕戦で勝利すると、開幕戦通算6勝となり、北別府学に並ぶセ・リーグ記録となる。

 

 石川は昨シーズン、規定投球回数には達しなかったが小川泰弘投手に次ぐ124回1/3を投げ、チーム最多の8勝を挙げた。昨シーズンまでに記録した通算171勝、投球回数2794回2/3はいずれも現役最多。

 

 百戦錬磨のベテラン左腕が、チームを勢いに乗せることができるだろうか。

 

 

3位 広島 ドーピング違反で出場停止のバティスタの契約解除を発表

 ロッテの井口監督は26日、開幕投手楽天から移籍した美馬学投手に任せることを明かした。

 広島は2日、ドーピング違反で6カ月間の出場停止処分を受けていたサビエル・バティスタ外野手との契約解除を発表した。

 

 バティスタは2016年に育成選手として広島に入団。2017年途中に支配下登録されると、一軍初打席で初本塁打を記録。2018年には25本塁打を記録しチームのリーグ3連覇に貢献。

 

 2019年にもシーズン途中までに26本塁打を記録するも、ドーピング検査で陽性反応を示したことで6カ月の出場停止処分を受けた。その後は母国のウインターリーグに出場しながら契約保留選手としてドーピング調査を進めるも、今週2日に広島は契約解除を発表した。鈴木球団本部長は「ずっと調査をしてきたけど、最終的に原因を突き止められなかったのが事実です」と説明した。

 

 全容が明らかになっていないまま今回の契約解除という結末を迎えることに後味の悪さは残るが、バティスタの活躍中にリーグ連覇を果たしてきたという経緯を考えると、違反の種類も規模も異なるがアストロズのサイン盗み騒動を連想してしまう。

 

 一方、リーグ制覇奪還を目指す広島にとって、厳しい船出となったことには間違いない。

 

4位 ソフトバンク・東浜 プロ8年目で自身初の開幕投手に決定

 ソフトバンク東浜巨投手が6日、プロ8年で自身初の開幕投手を務めることが明らかになった。

 

 ソフトバンクでは先週、開幕投手候補の最有力だった千賀滉大投手が離脱したこともあり、東浜が開幕投手候補の一人となっていた。その後のソフトバンク戦で4本の本塁打を浴びるなど仕上がりが不安視されていたが、2017年の最多勝右腕にロッテとの開幕戦のマウンドを託すこととなった。一方、ロッテは美馬学投手が開幕投手に決まっている。

 

 東浜は亜細亜大学から2012年にドラフト1位でソフトバンクに入団すると、2016年に自己最多の9勝を挙げブレイク。2017年には16勝を挙げ最多勝を獲得し、チームのリーグ優勝と日本一に貢献した。

 

 しかし、翌年は右肩の怪我で7勝にとどまると、昨シーズンは右肘の手術などでわずか2勝に終わるなど、不本意な成績が続いている。この2シーズン、チームは日本シリーズを連覇するも、2年連続でリーグ優勝を逃している。

 

 チームのリーグ制覇、そして東浜自身の復活に向けて、最高のスタートを切ることができるだろうか。

 

 

5位 DeNA 無観客試合でファンからの応援メッセージをビジョンに投影

 DeNAは5日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客試合として開催しているオープン戦の特別企画を発表した。

 

 Twitterに「#ハマスタで心をひとつに」をつけて投稿された応援メッセージが、横浜スタジアムの外野フェンス上部に設置されている「リボンビジョン」に投影されるというもの。

 

 実施される試合は、7日・8日ソフトバンク戦、10日阪神戦、11日広島戦の4試合。

 

 7日のソフトバンク戦では、初回に1番の神里が打席に立つと「ハマのスピードスター攻守打で頑張ってください!応援してます!」などとメッセージが表示された。

 

 常にファンサービスの話題に事欠かないDeNAだが、ファンにとっては残念な判断となった無観客試合でも、その精神は欠かさない。スポーツ以外の多くのコンテンツにとっても、DeNAのサービス精神から学べることは多いのではないかと考えさせられる。

 

 なお、日本ハムも5日、3月13日から始まるDeNAとのオープン戦3連戦で、ファンからのメッセージや応援歌を募集することを発表した。こちらも楽しみにしたい。 

 

https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja

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