ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月6日~12日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月6日~12日

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1位 プロ野球選手会 新型コロナウイルス対策支援のため基金設立
2位 コロナウイルス感染の藤浪ら3選手 全員退院
3位 緊急事態宣言発令 プロ野球開幕は6月か? 交流戦中止も視野
4位 元祖二刀流・関根潤三氏 死去
5位 マリナーズの「51」 永久欠番候補に


1位 プロ野球選手会 新型コロナウイルス対策支援のため基金設立
 日本プロ野球選手会は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の支援のため、各球団に所属する全選手に呼び掛け、寄付活動を始めたと発表した。

 選手会会長を務める巨人の炭谷銀仁朗捕手は「選手会として、感染拡大に少しでも力になれればということで、12球団会長と相談し、全選手にこの寄付について案内しました」と説明し、「一日も早く日常を取り戻せるよう、みなさんに最高のプレーを見せらるように全力で取り組んでいきます。一緒にこの苦難を乗り越えましょう」と呼びかけた。

 炭谷選手以外にも、数多くの現役選手が基金の設立に賛同し、寄付をしたことを報告する動画を投稿している。

 11日の時点で寄付者数は6000人を超え、寄付金額の総額は1億円を超えたという。


2位 コロナウイルス感染の藤浪ら3選手 全員退院
 新型コロナウイルスに感染し入院していた阪神タイガース藤浪晋太郎投手ら3選手が、8日までに全員退院した。

 藤浪投手は先月26日、味覚や嗅覚の症状を訴え、新型コロナウイルスへの感染を判別するPCR検査を受けることを明かし、翌27日には、藤浪投手と食事のを同席した長坂拳弥捕手、伊藤隼太外野手とともに感染していたことが発表された。

 藤浪投手は球団を通じ「この度はファンの皆様、野球関係者の方々、チームメイトや球団の方々をはじめ、多くの方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深く反省し、お詫び申し上げます。今後はプレーでファンの皆様の期待に応えることができるように、より一層野球に精進してまいります」とコメントした。

 3選手は退院したものの、当面は自宅待機となる。また、7日には、谷本球団副社長兼本部長から、最短で9日としていたチームの練習再開が先送りになる考えであることが示されている。


3位 緊急事態宣言発令 プロ野球開幕は6月か? 交流戦中止も視野
 安倍晋三総理は7日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、緊急事態宣言を発令した。対象となる地域は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府兵庫県、福岡県で、4月7日~5月6日の1カ月間、外出自粛を強く要請する。

 それに伴い、5月上旬に開幕を目指していたプロ野球も、さらに延期となることが確実となった。

 最短でも5月6日までの外出自粛となると、それ以降の日程で選手は再調整しなければならず、6月以降の開幕となる可能性が高いという。

 また、開幕延期に伴い、これまでレギュラーシーズン143試合の消化が困難であることがすでに明かされていたが、交流戦が中止となる可能性が高まった。


4位 元祖二刀流・関根潤三氏 死去
 現役時代は元祖二刀流として活躍し、大洋、ヤクルトで監督を務めた関根潤三氏が9日、老衰のため93歳で亡くなった。

 関根氏はプロ野球が2リーグに分立した1950年、球団創設1年目の近鉄に入団。投手として通算244試合に登板し65勝を挙げた。打力を買われて外野手としても出場し通算1137安打を記録。2リーグ分立後に通算1000安打以上と50勝以上をマークした唯一の選手だ。また、オールスターゲームにも投手として1回、野手として4回選ばれており、投手・野手の両方で出場したのは2014年に大谷翔平選手が達成するまで唯一だった。

 そんな関根氏がヤクルトの監督時代にプレーした北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督は、大谷選手の二刀流挑戦に際し、関根氏に相談していたという。栗山監督は「人を育てるとはどういうことかということを身をもって教わりました。本当の恩人でした」と恩人の死を悼んだ。

 今年に入り、ミスター・ドラゴンズ・高木守道氏やID野球で知られた名将・野村克也氏が鬼籍に入られた。そしてまた一人、球界の功績者がこの世を去った。


5位 マリナーズの「51」 永久欠番候補に
 大リーグ公式サイト『MLB.com』は日本時間10日、各球団の永久欠番候補を特集した記事の中で、イチロー氏とランディ・ジョンソン氏がつけた「51」がマリナーズ永久欠番になることが確実だとした。

 イチロー氏は2001年から12年途中まで在籍し、その間、新人王、MVP、盗塁王1回、首位打者2回、最多安打7回を含む10年連続200安打、そして何と言ってもメジャー記録を更新するシーズン262安打を記録するなど、輝かしい成績を残した。

 そのイチロー氏の前にマリナーズで背番号51を背負ったのが、ランディ・ジョンソン氏だ。1989年途中から1998年途中まで在籍し、その間、4年連続最多奪三振最優秀防御率1回、球団史上初のサイ・ヤング賞を受賞と、こちらも素晴らしい成績を残した。

 記事によると、先に永久欠番の対象となる選手がランディ・ジョンソン氏なのか、イチロー氏なのか、ということがポイントだというが、イチロー氏が残した数々の功績をたたえ、イチロー氏が殿堂入りした時点でランディ・ジョンソン氏とともに「51」を永久欠番とする可能性が高いという。

 いずれにせよ、マリナーズの背番号51が永久欠番となる日が来るのは、ほぼ確実といっていいだろう。

 

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