野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月20日~26日
野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月20日~26日
1位 プロ野球 史上初の無観客開幕へ
2位 MLB レッドソックスのサイン盗みを断定 レネキー氏が正式に監督就任
3位 春季青森県大会中止決定 47都道府県すべての春季大会が中止に
4位 新型コロナウイルス感染の片岡篤史氏 退院を報告
5位 巨人・原監督 ヤンキース・田中 ソフトバンク・東浜ら コロナ感染拡大のために寄付 球界からの支援相次ぐ
1位 プロ野球 史上初の無観客開幕へ
NPBの臨時12球団代表者会議が23日開かれ、新型コロナウイルスの影響で延期となっている開幕戦が、セ、パ両リーグともに史上初となる無観客で開幕する方針が示された。開幕日の決定については5月11日以降となる見通し。
先週行われた12球団代表者会議では交流戦が中止となることが決定しているが、同時に、緊急事態宣言を受けて開幕戦が6月以降となる可能性も明らかとなっていた。
また、ある球団の試算によれば、無観客での開幕となると、通常の開催時に比べて9割近い売り上げ減が見込まれるという。
新型コロナウイルスに伴う開幕延期の経緯は以下の通り。
3月9日 開幕戦の延期が決定
3月12日 4月10日以降の開幕を目指すと発表
3月23日 4月24日の開幕を目指すと発表
4月3日 4月24日開幕を断念
4月7日 緊急事態宣言発令により5月中の開幕が困難に
4月17日 交流戦中止が決定、開幕は6月以降か?
4月23日 無観客開幕に向けて協議
2位 MLB レッドソックスのサイン盗みを断定 レネキー氏が正式に監督就任
MLBは日本時間23日、2018年にワールドシリーズを制覇したレッドソックスがサイン盗みを行っていた疑惑に対する調査報告書を公表し、同球団がシーズン中に映像機器を使って不正行為があったと断定した。
MLBはレッドソックスに対し、今年のドラフト会議の2巡目指名権の剥奪、主導的な役割を果たしたとされる映像担当者に今季の職務停止、来季の同職復帰の禁止を科した。
また、サイン盗みの首謀者とされ、1月に監督を解任されていたアレックス・コーラ前監督のあと、暫定的に監督に就いていたロン・レネキー氏が正式な監督に就任した。
レッドソックスは今年1月、2018年に球場内のビデオリプレールームでサイン盗みをしていたと報じられていた。現地メディアによると、レッドソックスのサイン盗みは走者を二塁、もしくは一塁に置いた場面で行われていたようで、ビデオルームで読み取った情報を走者へ、そして、走者から打者に伝達していたという。
3位 春季青森県大会中止決定 47都道府県すべての春季大会が中止に
青森県高等学校野球連盟は20日、今春の青森大会の中止を発表した。新型コロナウイルスの影響により、これで47都道府県すべてで春季大会が中止となった(沖縄県は準々決勝で大会打ち切り)。
3月11日に第92回選抜高等学校野球大会が中止となる前に、3月6日に四国大会、愛媛県大会の中止が全国に先立って決定。その後、3月25日には沖縄県大会が無観客で開催されるも4月6日に準々決勝で打ち切られた。その間も全国各地で大会中止が発表され、20日に青森県大会の中止が発表され、これで全国すべての春季大会が中止となった。
一方、8月10日に開幕予定の第102回全国選手権大会は、5月20日に開かれる運営委員会で開催可否について方向性が出される見通し。センバツ、春季大会が続々と中止となる中、高野連の判断に注目が集まる。
なお、26日には全国高校総合体育大会(インターハイ)が史上初となる中止が発表された。高野連は全国高体連に加盟していないが、この決定を受け「決定に至る様々な検討内容を参考にさせていただきたい」と話している。
4位 新型コロナウイルス感染の片岡篤史氏 退院を報告
先週14日に自身のYouTubeチャンネルで新型コロナウイルスに感染していたことを発表した野球評論家の片岡篤史氏が24日、退院を報告した。
片岡氏は動画で「みなさま、ご心配をおかけしました。本日4月24日、PCR検査が2回連続陰性がでないと退院できないんですけど、今日、2回目のPCR検査が陰性結果が出まして退院できることになりました」「コロナウイルスの恐怖の最前線で病院関係者の皆様、看護師の皆様が戦って下さって、今日退院できることになりました。本当に感謝いたします」コメントした。
同じく、野球界のコロナ感染者では、阪神の藤浪晋太郎投手、長坂拳弥捕手、伊藤隼太外野手は今月8日に退院し、3選手を含む選手と球団幹部が日本赤十字社に寄付することを明かした。
また、今月1日に感染が明かされた梨田昌孝氏は、集中治療室を出て、食事や会話ができるようになるまで回復し、現在は歩行訓練も開始するなど、快方に向かっているという。
5位 巨人・原監督 ヤンキース・田中 ソフトバンク・東浜ら コロナ感染拡大のために寄付 球界からの支援相次ぐ
読売ジャイアンツの原辰徳監督、阿部慎之助2軍監督、主将の坂本勇人内野手、丸佳浩外野手、選手会長の菅野智之投手の5人が24日、東京都内の医療現場を支援するために1000万円ずつ、計5000万円を寄付した。
さらに、「一般の方々に対しても広く募金を呼び掛けたい」という要望から、読売新聞社と社会福祉法人 読売光と愛の事業団が「東京コロナ医療支援基金」を設立。さらに、球団としてマスク4万枚と除菌用クロス3000パックを寄贈した。
今月8日にプロ野球選手会が前選手やOBに呼びかけてコロナ基金による支援活動を始めてから、今週に入り、野球界からの寄付が相次いでいる。
日本時間21日には、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が新型コロナウイルス感染拡大防止対策支援に日米総額で約3700万円を寄付したことが球団から発表された。
また、福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手が、地元沖縄の母校である小中高校を中心に計4万枚のマスクを寄付することも明らかになった。東浜投手の母親やいとこは、沖縄県で医療従事者として働いている。
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