ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月27日~5月3日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年4月27日~5月3日

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1位 緊急事態宣言期間延期 開幕戦さらに先送り
2位 夏の甲子園地方大会 無観客開催を検討も開催延期か? 

   6月第1週に開催可否の最終判断へ
3位 新庄剛志氏 現役復帰を目指し帰国予定
4位 元レッドソックスマニー・ラミレス氏 台湾球界での復帰を目指す
5位 筒香所属のレイズ 30球団初となる正規職員の給与削減と一時解雇へ


1位 緊急事態宣言期間延期 開幕戦さらに先送り
 政府は30日、5月6日までとされていた緊急事態宣言を1カ月程度延長する方針を明かした。これに伴い、5月中の開幕を目指していたプロ野球が、6月末から7月初旬へ先送りされるが高まった。また、これにより7月19、20日に予定されていたオールスタ戦が中止となる可能性が高まった。

 一方、28日には開幕に向けて、新型コロナウイルス対策ガイドラインを作成することも明らかになった。4月12日に世界に先立ちリーグが開幕した台湾から運営要領を、5月5日に開幕予定の韓国から対策マニュアルをそれぞれ入手しており、これらをもとにガイドラインを定める。

 しかし、いずれにせよ、すでに削減された試合数125試合を開催することは困難であるという。 

 新型コロナウイルスに伴う開幕延期の経緯は以下の通り。
 3月9日  開幕戦の延期が決定
 3月12日 4月10日以降の開幕を目指すと発表
 3月23日 4月24日の開幕を目指すと発表
 4月3日  4月24日開幕を断念
 4月7日  緊急事態宣言発令により5月中の開幕が困難に
 4月17日 交流戦中止が決定、開幕は6月以降か?
 4月23日 無観客開幕に向けて協議
 4月30日 緊急事態宣言の期限延期により開幕は最遅で7月上旬か?



2位 夏の甲子園地方大会 無観客開催を検討も開催延期か? 6月第1週に開催可否の最終判断へ
 第102回全国高校野球選手権の各地方大会が、無観客開催で検討されていることが27日に明らかになった。日本高野連が全国47都道府県の高野連に収入0(=無観客)となった場合の支出状況を調査しているという。

 しかし、無観客での開催が決定したとしても、30日には緊急事態宣言が1カ月程度延長する見通しであることがわかり、大会開催や地方予選には、これに伴う大きな影響があると予想される。

 6月第1週には、第102回全国高校野球選手権大会の開催可否について最終的な判断を行う会議が行われる。センバツ、全国の春季大会が中止となる中、開催への模索は続く。

 新型コロナウイルスに伴う高校野球の対応は以下の通り。
 3月6日  春季四国大会、愛媛県大会の中止が全国に先立って決定
 3月11日 センバツ 史上初の中止が決定
 4月6日  無観客で開催されていた春季沖縄県大会が準々決勝で打ち切り
 4月20日 春季青森県大会の中止が発表され、これで全国すべての春季大会が中止となった
 4月27日 夏の甲子園 地方予選の無観客開催検討へ
 6月第1週 夏の甲子園 開催可否の最終判断会議
 6月20日 沖縄県予選開催予定
 8月10日 夏の甲子園 開幕予定

3位 新庄剛志氏 現役復帰を目指し帰国予定
 阪神日本ハムMLBで活躍し、現在は現役復帰を目指しトレーニングを行う新庄剛志氏が、日本に帰国することが27日、明らかになった。

 新庄氏は2019年11月12日に自身のインスタグラムで現役復帰を目指す意向を示し、トレーニングを続けてきた。同27日には、現役を終えた日本ハムからの申請により、自由契約選手として公示されたことで、どの球団とも契約できる立場となった。4月16日に放送された「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)に出演した際は、ある球団に新庄からオファーを出すも断られた経緯を明かしていた。

 本来は春季キャンプ前に帰国する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期。5月に戻る計画も立てたが、これもやむなく引き延ばされた。コロナ禍の状況を踏まえながら、帰国のタイミングを見据えているという。

 これまで数々の伝説を残してきた新庄氏だが、現役引退から13年経つ。しかし、現役時代の新庄氏を知るファンなら、また新たな伝説を作ってほしいと期待してしまうのではないだろうか。

4位 元レッドソックスマニー・ラミレス氏 台湾球界での復帰を目指す
 レッドソックスなどで活躍し、通算555本塁打を記録したマニー・ラミレス氏が台湾プロ野球でのプレーを希望しており、さらに、台湾の球団から契約オファーがあると報じられた。契約が成立するとすれば、今季半ばになる見通し。

 日本やアメリカが新型コロナウイルスの影響で開幕できずにいるが、台湾リーグは世界に先立ち4月12日に開幕し、ラミレス氏は台湾プロ野球の試合をネットでチェックしているという。

 ラミレス氏は13年に台湾の義大(現富邦ガーディアンズ)でプレーし49試合で8本塁打、43打点、打率.352の成績を残した。ラミレス氏が出場する試合には大勢の観客が集まり、第3回WBC以降の台湾プロ野球の観客動員数増加に貢献した功績を持つ。

 ラミレス氏は93年にインディアンスでメジャーデビューすると、99年に初のタイトルとなる打点王を獲得。レッドソックス時代の02年には首位打者、04年には本塁打王などを獲得。07年には松坂大輔とともにワールドシリーズを制覇。晩年はマイナーや台湾球界で、17年には高知ファイティングドックスでプレーした。メジャー通算19年間で2302試合に出場し、555本塁打、1831打点、打率.312。シルバースラッガー賞を9回、ハンク・アーロン賞を2回受賞し、オールスターゲームに12度出場した。

5位 筒香所属のレイズ 30球団初となる正規職員の給与削減と一時解雇へ
 筒香嘉智外野手が所属するタンパベイ・レイズが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、正規職員に対する給与削減や一時解雇の措置を取ることが日本時間30日、明らかになった。

 新型コロナウイルスの影響によるこうした措置が取られるのは、MLB30球団で初となる。米メディアによると、他球団の多くが5月までは職員に給与を支払うことで合意しているというが、今後、他球団に波及する可能性もある。

 球団の正規職員は400~500人とみられ、一時解雇者はそのうちの半分以下だという。対象や期間は分かっていない。

 スポーツ専門局ESPNによると、新型コロナウイルスの影響による米国スポーツ界の損失は、プロアマ含め、最低でも118億ドル(約1兆2626億円)に上ると報じられている。MLBでも、開幕延期に伴う大幅の収益源はあらかじめ予想されていた。