ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年5月25日~31日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年5月25日~31日

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1位 プロ野球 6月19日開幕を正式発表 当面は無観客開催
2位 夏の甲子園 代替試合開催に向け高野連朝日新聞が1・9億円支援
3位 ロッテ・石川 2年連続の開幕投手に内定 美馬はコンディション不調で回避
4位 阪神・藤浪 遅刻で2軍降格
5位 MLB 選手会に最大80%の年俸削減案を提示

 

1位 プロ野球 6月19日開幕を正式発表 当面は無観客開催(25日月曜日)
 
 今シーズンのプロ野球が6月19日に開幕すると発表された。当面は無観客での開催となる。

 当初3月20日に予定されていた開幕戦が、新型コロナウイルスの影響で再三にわたり延期となっていたが、今月上旬に6月19日の開幕を目指し調整していることが明らかになっていた。25日に緊急事態宣言が解除されることを前提に、試合数の削減や交流戦及びオールスター戦を中止にするなどし日程調整を進めてきたが、ようやく正式な開幕戦日程が発表された。

 新型コロナウイルスに伴う開幕延期の経緯は以下の通り。
 3月9日  開幕戦の延期が決定
 3月12日 4月10日以降の開幕を目指すと発表
 3月23日 4月24日の開幕を目指すと発表
 4月3日  4月24日開幕を断念
 4月7日  緊急事態宣言発令により5月中の開幕が困難に
 4月17日 交流戦中止が決定
 5月9日  6月19日の開幕を目指すことが明らかになった 
 5月11日 オールスター戦中止が決定
 5月25日 6月19日の開幕を発表


2位 夏の甲子園 代替試合開催に向け高野連朝日新聞が1・9億円支援(27日水曜日)
 
 第102回全国高校野球選手権大会と地方大会の中止を受け、各都道府県の連盟が独自の代替試合を開催する動きを進める中、日本高校野球連盟と朝日新聞が総額1億9000万円の財政支援を行うことが28日、発表された。

 記者会見を行った八田英二会長は「あくまで開催可否は都道府県連盟に任せる」と述べ、支援金の近い道については各連盟の判断による。

 なお、発表に先立つ25日に感染リスク拡大を懸念し代替試合の開催を断念することを発表していた福岡県高校野球連盟にも、同支援金は支給されるとのこと。

 また同日、各都道府県連盟に独自大会の実施要項と新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインが配布された。感染拡大予防については、検温の実施や消毒液の設置、マスク着用といった基本事項から、円陣の際の密着注意、マウンド集合時にはグラブを口に当てる、ハイタッチを控える、拍手での応援を基本とするといった対策が示された。大会運営に関しては、無観客開催を原則とするほか、各都道府県の判断で、7回制やタイブレークといった特別ルールの導入や控え部員や保護者の観戦の可否などが任されるという。


3位 ロッテ・石川 2年連続の開幕投手に内定 美馬はコンディション不調で回避
(31日日曜日)
 
 ロッテの井口監督は31日、石川歩投手を開幕投手に指名した。石川投手は2年連続2度目の開幕投手を務めることとなる。

 ロッテの開幕投手は当初、楽天からFAで移籍した美馬学投手に内定していたが、開幕延期やコンディション不調により白紙となっていた。

 石川投手は昨シーズン、チームトップの8勝を記録した。今シーズンの開幕カードであるソフトバンクには、昨シーズン、2試合に先発し2勝を挙げるなど、相性の良さを見せた。

 チームとしても、昨シーズンはソフトバンクに17勝8敗と勝ち越しており、相性のいい石川投手で開幕ダッシュを狙う。


4位 阪神・藤浪 遅刻で2軍降格(29日金曜日)

 阪神藤浪晋太郎投手が29日、前日の練習を遅刻したことにより二軍落ちしたことがわかった。矢野監督は藤浪に対し、「自分を見つめ直してほしい」「これが初めてじゃない」などとコメントした。

 藤浪投手は3月26日に新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、入院、自宅待機を経て二軍施設で自主練習を続けていた。今月19日に甲子園球場での練習に参加し、24日のシート打撃に登板した際は4者連続三振を奪うなど、開幕一軍に向けてアピールを続けてきた。

 新型コロナウイルスへの感染を公表した際、症状の周知などのために実名報道を自ら申し出た姿勢が賞賛された一方で、外出自粛が求められている期間に複数人での会食が判明し批判を受け、退院後には謝罪会見を開いた。その後の藤浪投手の姿から、今シーズンの復活を期待するファンも多かったのではないだろうか。

 プロ野球選手としての真価が問われる今シーズン、これ以上、監督やコーチ、チームメイトはもちろん、ファンの期待を裏切ることはあってはならない。


5位 MLB 選手会に最大80%の年俸削減案を提示(日本時間27日水曜日)

 MLBが日本時間27日、新たな年俸削減案を選手会に提示した。年俸の金額に応じて削減する案で、高年俸選手ほど削減幅が大きくなり、最大で75~80%近くの減俸となる可能性があるという。

 アメリカの複数のメディアによると、ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手のチームメイトであり、今シーズンのMLB最高年俸のマイク・トラウト外野手の場合、3766万ドル(約41億円)から806万ドル(約9億円)までダウンするという。

 日本人選手だと、約2300万ドル(約24億円)のニューヨーク・ヤンキース田中将大投手は約593万(約6億円)まで、約2200万ドル(約23億円)のシカゴ・カブスダルビッシュ有投手は約567万(約6億円)まで減俸するという。

 3月下旬には選手の今季年俸が試合数に比例することで合意されていたが、無観客試合が増えて球団の収入が激減する見込みであることから、新たな減額案が提示された。これには多くの現役選手から反対の声があがっているが、選手はトレーニングや健康対策を優先するため、この減額案に対抗する動きがあるかは不透明だという。