ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年6月15日~21日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年6月15日~21日 

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1位 3か月遅れでプロ野球開幕 各地で次々と記録が誕生

2位 清原和博氏 執行猶予期間終了を報告

3位 巨人 プロ野球史上初の球団通算6000勝を達成

4位 楽天鈴木大地、日ハム・西川遥輝 通算1000本安打達成

5位 クライマックスシリーズ セは中止、パは短縮で開催決定

 

1位 3か月遅れでプロ野球開幕 各地で次々と記録が誕生

 プロ野球が3か月遅れで19日、開幕した。試合前には各球団の代表者がスピーチを行い、無観客の中、試合に臨んだ。これまでの鬱憤を晴らすような熱戦が各球場で繰り広げられ、セパともに記録づくめの開幕戦となった。

  新型コロナウイルス感染の影響で出場が危ぶまれていた坂本勇人内野手がスタメンで復帰を果たした巨人は、開幕投手菅野智之投手の力投もあり、プロ野球史上初となる球団通算6000勝を達成した。

  また、その試合では阪神開幕投手である西勇輝投手がプロ初本塁打を放っている。一方、広島の大瀬良大地投手も本塁打を記録しており、西とともに2投手が開幕戦で本塁打を記録した。これは、史上初のことだという。

  パ・リーグでは、ソフトバンクのプロ6年目で初の開幕スタメンを果たした栗原陵矢捕手が、その期待に応えるように延長10回にサヨナラタイムリーを放ち、史上初となる2年連続での開幕戦サヨナラ勝ちを収めた。

  また、楽天では、今シーズンから加入した鈴木大地内野手が試合を決める決勝タイムリーを放つと、これがプロ通算1000本目の記念すべき安打となった。日本ハムではプロ2年目の野村佑希内野手が、大谷翔平以来の10代での開幕スタメンとなる8番・サードで出場した。

 

2位 清原和博氏 執行猶予期間終了を報告

  2016年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた清原和博氏が15日、執行猶予期間を終えたことを報告した。

  清原氏は2014年に週刊誌で薬物使用疑惑を報じられ、たびたびメディアでその疑惑を否定してきたが、2016年に覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕され、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が下された。その後、治療を続けながら、2018年に著書「清原和博 告白」を発売。2019年には厚生労働省が主催する薬物依存などへの普及啓発イベントに登壇、また、トライアウト企画ではユニフォームに袖を通し登場した。

  執行猶予期間を終えるこの日、清原氏は著書「薬物依存症」を刊行。その際、「薬物との戦いに終わりはないが、これからの人生を薬物依存症で苦しむ人たちと野球界、特に私自身の原点でもある高校野球にささげたいと考えている」と思いをつづっている。

 

3位 巨人 プロ野球史上初の球団通算6000勝を達成

 巨人は19日の開幕戦で、阪神を3-2で下し、プロ野球史上初となる球団通算6000勝を達成した。

  エースの菅野智之投手が3年連続6度目の開幕のマウンドに上がると、初回から150キロ台を連発。自らの安打で出塁した5回には、2塁ベース上で阪神の遊撃手、木浪聖也内野手と交錯する場面があるも、7回を投げ無四球8奪三振2失点の好投を見せた。

  7回裏、一番・セカンドで先発出場した吉川尚輝内野手の逆転2ラン本塁打が飛び出し、開幕戦を逆転勝利で飾った。

  巨人はこの勝利で、球団通算6000勝を達成した。1934年の球団創設から86年目で、プロ野球史上初となる快挙だ。原辰徳監督は勝利後、「6000勝という数字に、ジャイアンツの重みを感じています」と振り返った。

  原監督は、1981に巨人に入団すると、3度目の監督就任を含めて、今年が巨人在籍32シーズン目となる。この間、15度のリーグ優勝、7度の日本一を果たし、この日までに2327勝を達成している。

 

 4位 楽天鈴木大地、日ハム・西川遥輝 通算1000本安打達成

  選手にとって節目となる一打が、連日生まれた。

  開幕戦となった19日、今シーズンから楽天にFA移籍した鈴木大地内野手が、史上303人目となる通算1000本安打を達成した。1-1の同点で迎えた8回、無死満塁の場面で打席に立つと、移籍後初安打となる2点タイムリーをライト前に放った。この一打は鈴木にとっての節目の記録となると同時に、就任一年目の三木監督に初勝利をプレゼントするメモリアルなものとなった。

  翌20日には、日本ハム西川遥輝外野手が今シーズン初安打をライト前に放ち、前日の鈴木に次いで史上304人目となる通算1000本安打を達成した。

  試合数が120試合に減ったが、今シーズンも達成が予想される通算安打記録がある。鈴木、西川に次いで通算1000本安打の達成が予想されるのは、巨人・亀井善行外野手、中日・平田良介外野手、ソフトバンクバレンティン外野手、柳田悠岐外野手ら、1500本安打は西武・中村剛也内野手、中日・大島洋平外野手らが残り100本を切っており、早期の記録達成が待たれる。2000本安打は、阪神福留孝介外野手の日本通算安打記録、巨人・坂本勇人内野手の史上最年少記録更新に期待がかかる。

 

5位 クライマックスシリーズ セは中止、パは短縮で開催決定

  開幕前の15日、セパ両リーグがシーズン日程を発表した。セ・リーグは全120試合での開催、そして、クライマックスシリーズの中止を正式発表した。一方、パ・リーグはセと同様に120試合を開催するが、クライマックスシリーズは短縮して実施するという。

  パ・リーグは11月14日から、1位と2位のみでクライマックスシリーズを実施する。勝ち上がったチームが日本シリーズに進出するという点では、4戦先勝のセカンド・ステージにあたるが、今年は3戦先勝となる。なお、1位チームにはこれまで通り1勝のアドバンテージが与えられる。

  ちなみに、これまでに決定している試合日程や特別ルールは次の通り。

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