ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月9日~15日

 f:id:horiuchi5232122:20191215225455p:plain

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月9日~15日

 

1位 筒香 2年13億円でレイズと合意
2位 イチロー氏 学生野球資格回復制度研修会を受講
3位 オリックス MLB通算282発のアダム・ジョーンズと合意
4位 ヤンキース ゲリット・コールと投手史上最高額となる9年352億円で合意
5位 前中日ロドリゲス、MLB復帰 2年6億円でレンジャーズと契約

 

1位 筒香 2年13億円でレイズと合意
 DeNAからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた筒香嘉智外野手がレイズと契約合意に達したと、地元紙記者がTwitterで報じた。ここまで報じられている内容によると、契約は2年1200万ドル(約13億2000万円)、野手ではチーム2番目の高額年俸になるという。

 レイズは「オープナー」や「ブルペンデー」などの戦術を先駆けて導入しており、打線やポジションも固定せずに流動的に戦術を変えるなど、組織的な戦術を得意とするチームだ。長打だけでなく、複数のポジションを守れて、高い出塁率を残す筒香なら、レイズにもフィットするだろう。

 しかし、我々日本人ファンとしては、筒香にはやはり一発を期待してしまう。

 今シーズンの筒香のハードヒット率は12球団トップの45.4%を記録している。これは、筒香自身にとってもキャリアハイの数値となる。

 現在までの日本人野手のシーズン最多本塁打は、2004年に当時ヤンキースに在籍した松井秀喜が記録した31本だが、筒香にはそれを超えてもらいたい。

 

2位 イチロー氏 学生野球資格回復制度研修会を受講
 今年3月に現役を引退したイチロー氏が13日、元プロ野球関係者が学生を指導する際に必要な学生野球資格回復のための研修会に出席した。

 イチロー氏は現在、「マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター」という肩書きだが、今年から球団在籍中の監督、コーチ、選手、スタッフらも学生野球資格回復制度研修会の受講が可能になった。

 実際に指導を行うには所属チームからの退団が必要となるが、球団業務から離れるオフ期間に限り指導可能になることが、12月6日の日本学生野球協会理事会承認された。

 遠くない将来、”イチローコーチ”、”イチロー監督”の姿を見ることができるかもしれない。

 

3位 オリックス MLB通算282発のアダム・ジョーンズと合意
 オリックスが10日、前ダイヤモンドバックスのアダム・ジョーンズ外野手と合意に達した。

 ジョーンズはMLB通算14シーズンでオールスターゲームに5度出場。1823試合に出場し、通算282本塁打を記録し、シルバースラッガー賞も受賞しているスラッガーだ。

 オリックスは今シーズン3年ぶりに最下位に終わったが、その要因のひとつとして、チーム打率がリーグワースト、本塁打数がリーグ5位に沈んだ打線が挙げられる。ジョーンズには、打線強化の役割が期待される。

 来シーズンも吉田正尚が打線の中核を担うことが予想されるが、主に3番を務めた吉田は 2年連続でリーグ最多の敬遠数を記録している。ジョーンズを4番に据えられるかが、打線強化の大きなポイントとなるだろう。

 

4位 ヤンキース ゲリット・コールと投手史上最高額となる9年352億円で合意
 日本時間10日、スティーブン・ストラスバーグが投手史上最高額となる7年2億4500万ドル(約267億円)でワシントン・ナショナルズと再契約したが、その翌日の11日、ゲリット・コールが9年3億2400万ドル(約356億円)でニューヨーク・ヤンキースと契約し、投手史上最高額をあっという間に更新した。

 コールは今シーズン、20勝5敗、防御率2.50で最優秀防御率と、326奪三振最多奪三振の2冠を達成し、今オフFAの目玉とされていた。

 コール獲得後、現地メディアのあるTwitterが話題になっている。

 なんでも、来シーズンのヤンキースにおけるゲリット・コール、ジャンカルロ・スタントン両選手の年俸総額が6200万ドル(約67億円)になるが、これはタンパベイ・レイズの2019年における総年俸は6400万ドル(約69億円)に匹敵するという。

 ………改めて言いたい。

 筒香、がんばれ!!

 

5位 前中日ロドリゲス、MLB復帰 2年6億円でレンジャーズと契約
 今シーズン中日でプレーし最優秀中継ぎ賞を獲得したジョエリー・ロドリゲス投手がレンジャーズと2年総額550万ドル(約6億500万円)で契約した。

 中日ドラゴンズの前はフィラデルフィア・フィリーズに所属し、2シーズンで38試合に登板し1勝2敗、防御率5.40、6ホールドを記録している。

 現地メディアはロドリゲスに対し、セットアッパーとしての起用を予想している。

 NPBからMLBへの逆輸入投手といえば、近年ではセントルイス・カージナルス でプレーするのマイルズ・マイコラス投手(前巨人)や、2016年までテキサス・レンジャーズでプレーしたコルビー・ルイス(前広島)が思い浮かぶ。

 マイコラスは今シーズン、リーグ最多の14敗を喫するものの、MLB復帰1年目となる昨シーズンは18勝を挙げ最多勝に輝いた。ルイスは2016年に引退するまでにMLB復帰後に4度の2桁勝利を記録した。

 ロドリゲスも、日本での経験を活かしてメジャーの舞台で花咲かしてほしい。  

 

https://www.instagram.com/?hl=ja