ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年7月20日~26日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年7月20日~26日

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1位 MLB史上初、女性コーチが一塁コーチとして出場

2位 MLB 4か月遅れで開幕 日本人選手も続々開幕

3位 巨人・菅野智之 現役単独2位となる通算19度目の完封勝利を記録

4位 プロ野球 観客5000人上限を8月末まで延長決定

5位 デスパイネ、グラシアル ようやく福岡入り 8月上旬にチーム合流へ

 

1位 MLB史上初、女性コーチが一塁コーチとして出場(日本時間21日火曜日)

 MLB初の女性コーチとしてサンフランシスコ・ジャイアンツに所属するアリッサ・ナッキン氏が、日本時間21日に行われたオープン戦で一塁コーチを務めた。女性コーチが試合に出場するのは史上初のこと。

 アリッサ氏は元女子ソフトボール選手で、全米学生優秀選手に4度選ばれた実績を持つ。2014年にジャイアンツに入団し、今シーズンからアシスタントコーチに就任した。

 アリッサ氏のコーチ就任時、球界OBのある選手による、女性差別ともとられるコメントに多くの批判の声が寄せられていた。その選手がかつて所属した球団は、球団主催のイベントへの参加を拒否するなど、大きな騒動となっていた。

 球界への女性進出が進んでいる。ヤンキースの下部組織では今シーズンから初の女性打撃コーチが就任している。また、NPBでは今シーズンから、元ソフトボール日本代表で北京五輪金メダリストの乾絵美氏がオリックス・バファローズNPB初の女性スカウトに就任。NPBにも女性進出の動きが進んでいる。

 

2位 MLB 4か月遅れで開幕 日本人選手も続々開幕

 MLBが日本時間24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4か月遅れで開幕した。この日はナショナルズヤンキースドジャースジャイアンツの2試合が行われた。

 翌日には日本人選手が所属するチームも開幕を迎えた。今シーズンがMLB一年目となるレイズの筒香嘉智選手は3番・サードで出場し、第3打席で初本塁打を放った。デビュー戦で本塁打を記録したのは松井稼頭央城島健司福留孝介前田健太に次ぐ5人目。

 同じくMLB一年目となるレッズの秋山翔吾外野手は、6回に代打で出場し、メジャー初安打を記録。そのままレフトの守備につき、8回には頭上を越えそうな打球をジャンピングキャッチ。攻守にわたって存在感を示した。

 今シーズンから二刀流に復帰するエンゼルス大谷翔平選手は3番・DHで出場し、第一打席で今シーズン初安打を記録。27日には2シーズン振りに先発マウンドに立つ。

 

3位 巨人・菅野智之 現役単独2位となる通算19度目の完封勝利を記録(21日火曜日)

 巨人の菅野智之投手が21日、ナゴヤドームで行われた中日戦に先発し、今シーズン2度目となる完封でリーグトップタイの4勝目を挙げた。

 前回の中日戦ではわずか1安打で完封を記録しており、この試合も中日打線をわずか3安打に抑えての完封劇だった。投球数135は今シーズン最多、11奪三振は最多タイ。この完封で、6月26日のヤクルト戦の6回以来、23イニング連続で無失点を継続している。

 菅野投手の完封はこれで通算19度目。同数で並んでいた西武の松坂大輔投手を越える現役単独2位となった。日本ハムの金子弌大投手が持つ現役最多記録の21度まであと2つに迫る。

 菅野投手のシーズン自己最多完封数は2018年の8度。ここまで5試合に先発して4勝負けなし、防御率1.77と安定感のあるピッチングを見せており、例年より試合数は少ないが、今シーズン中の現役最多記録更新は十分に期待できる。

 

4位 プロ野球 観客5000人上限を8月末まで延長決定(23日木曜日)

 NPBが23日に行ったオンライン臨時実行委員会で、観客入場の上限を5000人にするという現行の入場基準を8月末まで延長することがわかった。

 無観客で開幕したプロ野球では、7月10日から5000人を上限に客入れが始まった。8月1日をめどに収容人数の50%の客入れを目指していたが、政府による新方針に従い、入場緩和を凍結することになった。

 一部の球団では、8月1日からの入場緩和を見越して1試合で2万人分のチケットを販売していたが、すでに払い戻しを発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。7月26日の発表では、この日の新規感染者は全国で762人、これで国内の感染者は3万1305人となっている。

 

5位 デスパイネ、グラシアル ようやく福岡入り 8月上旬にチーム合流へ

 ソフトバンクは、アルフレド・デスパイネ外野手とジュリスベル・グラシアル内野手が19日に来日し、20日に自宅に到着したことを発表した。

 両選手はキューバ代表として東京五輪予選に出場するために帰国していたが、大会延期などによりキューバで調整を進めていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う空港閉鎖などで、来日が遅れていた。

 両選手ともにキューバ出国時と日本入国時にPCR検査を受けていずれも陰性と判定されているが、NPBガイドラインに従い、2週間の待機期間を経て、チームに合流する。

 ここで気になるのはレギュラー争いだ。既存戦力に加え、今シーズンは新加入のバレンティン、成長著しい栗原陵矢が名を連ねる。さらに、不振のため開幕を一軍を逃した内川聖一が、二軍で打率.462と結果を残している。現在パ・リーグの首位を走るソフトバンクにとって、嬉しい悩みとなるに違いない。