ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年8月10日~16日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020810日~16

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1位 日本ハム・宮西 自身の記録を更新する史上初の通算350ホールドを達成

2位 ヤクルト・小川 史上82人目のノーヒットノーラン達成

3位 DeNA 国内初となる仮想現実空間

   「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを実施

4位 2020年甲子園高校野球交流試合 開幕

5位 6・7月度月間MVP セは菅野、村上 パは涌井、柳田が受賞

 

1位 日本ハム・宮西 自身の記録を更新する

史上初の通算350ホールドを達成(12日水曜日)

 日本ハム宮西尚生投手が12日、自身が持つプロ野球記録を更新する通算350ホールドを達成した。

 ロッテとの8回戦、3点をリードする8回に登板。先頭打者の田村を四球で出すも、一死一塁から角中を二塁への併殺打に打ち取り、今シーズン13個目のホールドを記録した。

 宮西はプロ一年目の2008年から中継ぎとして活躍し、昨シーズンまでの2年連続を含め、最優秀中継ぎ投手のタイトルを通算3度獲得している。2018年には日本記録となる通算274ホールドを達成すると、2019年には史上初の通算300ホールドを記録。今シーズンはその記録をさらに更新し続けている。

 また、先日には史上17人目となる通算700試合登板を達成。プロ入りからすべて救援で登板しており、リリーフのみでの通算700試合登板はパ・リーグでは宮西が初めてとなる。

 

2位 ヤクルト・小川 史上82人目のノーヒットノーラン達成(15日土曜日)

 ヤクルトの小川泰弘投手が15日、ノーヒットノーランを達成した。

 横浜スタジアムで行われたDeNAとの11回戦に先発した小川は、序盤に四球やエラーでランナーを許すも、中盤以降は3イニング続けて三者凡退に抑えるなど、DeNA打線を抑え込んだ。8回に初めてランナーを二塁に背負うピンチを招くも後続を打ち取り、9回の最後のバッターを三振に抑え、偉業を達成した。

 ノーヒットノーランの達成は、昨年9月14日に中日の大野雄大以来、史上82人目、通算93回目。球団では2006年5月25日のガトームソンが達成して以来14年振りとなる。

 小川は、プロ一年目の2013年に16勝を挙げ最多勝を獲得するも、その後は2015年を最後に2桁勝利から遠ざかっている。この勝利で、早くも昨シーズンに並ぶ5勝目を記録し、5年振りの2桁勝利への期待がかかる。

 

3位 DeNA 国内初となる仮想現実空間「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを実施(11日火曜日)

  DeNAは11日、国内で初となる「バーチャルハマスタ」の無料トライアルを実施した。

 「バーチャルハマスタ」は、オリジナルのアバターを使いながらVR空間に再現された横浜スタジアムの内外を自由に歩き回ることができ、試合を観戦、応援できるというもの。新型コロナウイルスの影響で球場への来場が制限される中、さらに、withコロナ時代における、 “第3の観戦スタイル”として期待される。

 11日は無料トライアルが実施され、約3万人のファンが「バーチャルハマスタ」に集結。1回裏、楠本泰史外野手が本塁打を放った際には、バーチャル花火が打ち上げられる演出が施され、球場は盛り上がりを見せた。

 多くのエンタテインメントがコロナ禍で多大な影響を受けているが、野球界では、こうした最新技術を使った応援スタイルを本格的に始動し、収益化を目指す。

 

4位 2020年甲子園高校野球交流試合 開幕(10日月曜日)

 新型コロナウイルスの影響で中止となった第92回選抜高等学校野球大会の代替大会となる「2020年甲子園高校野球交流試合」が10日、開幕した。

 今春のセンバツに出場予定だった32チームがそれぞれ1試合ずつ行う今大会。通常、ベンチ入りは18人だが、今大会は20人までの登録が認められた。中には、ベンチ入りメンバーを全て3年生を登録するチームもあった。

 3日目第1試合には、昨秋の神宮大会を制した中京大中京が登場。プロ注目投手、中京大中京の高橋宏斗投手が10回を完投し、強豪、智弁学園を3-4で下した。

 4日目第1試合の組み合わせは星陵対履正社で、昨夏の決勝の再戦となった。履正社打線が序盤から繋がり試合を有利に進め、守備では元阪神関本賢太郎氏を父に持つ主将、関本勇輔捕手が3つの盗塁を阻止するなど、攻守で力を見せた履正社が昨年に続き星陵を下した。

 最終日となる6日第1試合には、大阪桐蔭東海大相模の名門対決が控える。同日の3試合をもって、「2020年甲子園高校野球交流試合」は閉幕する。

 

5位 6・7月度月間MVP セは菅野、村上 パは涌井、柳田が受賞(12日水曜日)

  12日、6・7月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・パそれぞれ、巨人・菅野智之投手、ヤクルト・村上宗隆内野手楽天涌井秀章投手、ソフトバンク柳田悠岐外野手が受賞した。

 菅野は6試合に先発し、5勝0敗、防御率1.69、46奪三振を記録。開幕戦では球団最多タイとなる開幕戦通算4勝目を記録し、これが球団通算6000勝となった。菅野はこれで、松井秀喜氏に並び球団最多となる7度目の受賞となる。

 球団史上最年少で開幕4番を務めた迎えた村上は、35試合に出場し打率.339、6本塁打、37打点を記録。7月の月間31打点は球団日本人選手の新記録となった。

 涌井は6試合に先発し、5勝0敗、防御率2.89、41奪三振を記録。開幕から好調を維持し、史上初となる通算3度目の開幕4連勝を記録。西武、ロッテ時代にも月間MVPを受賞しており、3球団での受賞はパ・リーグ初となる。

 柳田は37試合に出場すると、得点、安打、三塁打、塁打、打率、出塁率長打率と、7部門でリーグトップの成績を残した。特に、7月には史上最多タイとなる月間32得点を達成した。ここまで打率、出塁率はいずれも12球団トップ。いずれもプロ野球記録更新の期待がかかる。