ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年9月21日~27日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020921日~27

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1位 カブスダルビッシュ 日本投手初の最多勝確定

2位 阪神 選手ら計7名の新型コロナウイルス感染を発表

3位 ツインズ・前田 日米通算150勝を達成

4位 ロッテ 元中日・チェンの獲得を発表

5位 オリックス 左沢、竹安両選手の新型コロナウイルス感染を発表

 

1位 カブスダルビッシュ 日本投手初の最多勝確定(日本時間27日日曜日)

 カブスダルビッシュ有投手が日本時間27日、日本人投手史上初の最多勝獲得を当確させた。

 ここまでリーグ最多タイの7勝を挙げるダルビッシュ投手は26日、ホワイトソックス戦に先発。7回を投げ、被安打3、無失点と好投し、今シーズン8勝目をマーク。この時点で勝利数がリーグ単独トップとなった。

 翌日、2位タイの7勝を挙げるブレーブスのマックス・フリード投手、パドレスのザック・デービーズ投手が、チームの残り試合数で8勝を上回る可能性がなくなったため、ダルビッシュ投手の最多勝獲得が確定した。

 日本人投手でタイトルを獲得したのは、1995年の野茂英雄氏、2013年のダルビッシュ有投手(当時レンジャーズ)の2選手で、いずでも最多奪三振を獲得している。日本人投手による最多勝獲得は、史上初となる。

 今後は、レッズのトレバー・バウアー投手、メッツのジェイコブ・デグロム投手と繰り広げるサイヤング賞争いに注目が集まる。

 

2位 阪神 選手ら計7名の新型コロナウイルス感染を発表(25日金曜日)

 阪神は25日、選手5人とスタッフ2人の計7人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 発端は24日夜、浜地真澄投手の感染が確認されたことだった。この結果を受け、球団ではすぐに1軍、2軍、スタッフ計147人にPCR検査を実施した。

 25日昼に浜地投手の感染が発表されたあと、147人の検査結果が判明することになっており、その日の午後、糸原健斗内野手、陽川尚将外野手、馬場皐輔投手、岩貞祐太投手の4選手と、スタッフ2名の感染が発表された。

 球団から発表された行動履歴によると、浜地、馬場両選手らは19日に名古屋市内の飲食店の個室にて計4名で外食していたという。なお、外食は球団により指定された日のみ可能で、個室にて4名以内などの規則が設けられていた。

 一方、浜地、馬場らとは別に開かれた、糸原、陽川、岩貞らの外食は、球団により4名までと定められた外食人数制限を越える計8名で行われていたという。

 これらを受け、阪神は「感染拡大防止特例2020」により、陽性判定及び濃厚接触者として判断された10選手を抹消、新たに9選手を登録した。

 さらに、谷本修球団本部長は「今後については会食自体を見直す必要があると考えています」などと話している。

 なお、感染が明らかになる23日まで対戦をしていたDeNAの中で、濃厚接触者に当たる選手・関係者らはいない。また、25日からのヤクルト戦も、予定通り行われる。

 阪神では今年3月にも、藤浪晋太郎投手ら3選手が、複数名による会食がきっかけで新型コロナウイルスに感染したことが発表された。 3選手は退院後、記者会見を開き、謝罪した。

 

3位 ツインズ・前田 日米通算150勝を達成(日本時間24日木曜日)

 ミネソタ・ツインズ前田健太投手が日本時間24日、日米通算150勝を達成した。

 前田投手はこの日、タイガース戦に先発し、6回3失点、無四球、9奪三振に抑え、今シーズン6勝目を記録。レギュラーシーズン最後の先発となる試合で、節目の日米通算150勝を達成。MLB通算勝利数は53勝で、歴代の日本人投手では7位。日米通算150勝は、NPBを含む現役の投手としては6人目となる。

 2016年に広島東洋カープからにロサンゼルス・ドジャースに移籍。日本人投手の一年目としては、歴代最多タイの16勝を挙げた。その後は、先発、中継ぎとして起用され、2度のワールドシリーズを経験。ツインズに移籍した今シーズンは開幕から好調を維持。8月には、球団新記録となる8者連続三振を記録し、9回途中まで無安打無得点を続ける試合もあった。今シーズンは11試合に登板し、防御率2.70、6勝の好成績を記録。

 ツインズは今シーズン、2年連続でポストシーズン進出を決めており、前田投手はポストシーズン開幕戦に先発することが有力視されている。

 

4位 ロッテ 元中日・チェンの獲得を発表(21日月曜日)

 ロッテは21日、中日やMLBで活躍したチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。すでに19日に来日しており、2週間の隔離期間が終了する10月5日以降に入団会見を予定している。

 チェン投手は2003年中日に入団。2009年に最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、中日の2年連続リーグ優勝に貢献。2012年にボルチモア・オリオールズに移籍し、先発として活躍。2016年に5年総額8000万ドルの大型契約でマイアミ・マーリンズに移籍するも、2019年に解雇された。今シーズンはシアトル・マリナーズマイナー契約を結ぶも、コロナ禍の6月に自由契約となっていた。

 現在、パ・リーグ2位のロッテは、首位のソフトバンクをゲ1ーム差で追う。今シーズンのロッテは、楽天からFAで獲得した美馬学投手がリーグ2位の8勝を挙げ、開幕投手の石川歩投手が6連勝を記録し、さらに大卒2年目の小島和哉投手もローテーションに定着するなど、先発投手が安定している。さらに、シーズン途中に巨人から澤村拓一投手を獲得するなど投手力の底上げを図っている。

 井口資仁監督はチェン投手を先発で起用する考えを示している。チームに合流する10月以降、そして、ポストシーズンと、日米で実績のある投手に15年振りのリーグ優勝を託す。

 

5位 オリックス 左沢、竹安両選手の新型コロナウイルス感染を発表

 オリックスは23日に左沢優投手が、24日に竹安大知投手がそれぞれ、新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 左沢投手は20日に体調不良を覚え、その日のうちに体調は回復したが、23日にPCR検査を受検し、陽性と判定された。左沢投手は20日までの3日間、球団施設での練習に参加しており、外出や会食などへの参加はないという。左沢投手は現在二軍に所属しており、22日に二軍の監督・コーチ・選手らに定期PCR検査が実施された。

 竹安投手は、22日に定期PCR検査が実施され、24日に陽性と判定された。竹安投手に発熱などの症状は見られなかったという。竹安投手は23日までの3日間、左沢投手と同様、球団施設での練習に参加しており、外出や会食などへの参加はないという。

 なお、左沢投手と竹安投手の濃厚接触は認められず、感染経路は不明とのこと。濃厚接触者を割り出す作業が続いているため、翌日からのウエスタン・リーグ広島戦の中止が発表された。