ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年10月26日~11月1日

野球ニュース 個人的注目ランキング 20201026日~111

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1位 ソフトバンク・周東 12試合連続盗塁を記録しプロ野球新記録を達成

2位 中日・吉見 今シーズン限りでの引退を発表

3位 ソフトバンク 3年ぶり19度目のリーグ優勝達成 翌日に内川の戦力外報道

4位 ドラフト会議 近大・佐藤は阪神早大・早川は楽天が交渉権を獲得

5位 巨人 2年連続47度目のリーグ優勝達成

 

1位 ソフトバンク・周東 プロ野球新記録となる12試合連続盗塁を達成(木曜日)

 ソフトバンクの周東佑京内野手が29日、12試合連続盗塁を達成し、49年ぶりにプロ野球新記録を更新した。

 周東は今月27日に10試合連続盗塁で球団記録を更新すると、続く試合でも盗塁を決め、福本豊氏が持つ11試合連続盗塁のプロ野球記録に並んでいた。

 周東はこの日、ロッテとの21回戦に1番・セカンドで先発出場。初回に二塁への内野安打で出塁すると、続く中村晃の打席で二盗を成功させた。この盗塁で今シーズン48個目となる盗塁を記録するとともに、福本豊氏の記録を更新する12試合連続盗塁のプロ野球新記録を樹立した。

 さらに、翌30日にも13試合連続となる盗塁を決め、前日に自身が更新した連続試合盗塁のプロ野球記録と、1969年に記録されたMLB記録の12試合連続盗塁を更新し、事実上の”世界記録”を達成した。

 

2位 中日・吉見 今シーズン限りでの引退を発表(日曜日)

 中日の吉見一起投手が1日、今シーズン限りでの引退を発表した。

 吉見は引退を決めたい経緯について「ここ一ヶ月考えた。決めたのは一昨日。客観的に見て自分がプレーしていることを想像すると、次のステップに進んだ方がいいんじゃないか。」と明かした。発言は「スポーツ報知電子版(2020.11.01)」より抜粋

 吉見は2005年にドラフト希望入団枠で中日ドラゴンズに入団すると、プロ3年目の2008年から5年連続2桁勝利を記録。2011年には勝利数、勝率、防御率の投手3冠を達成するなど、球団初のリーグ連覇に貢献した。

 しかしその後は怪我に苦しむなど低迷し、今シーズンはここまでわずか4試合の登板で1勝にとどまっている。

 プロ15年年間での通算成績は、通算90勝56敗、防御率2.94。最多勝2回、最優秀防御率1回、最高勝率1回、ベストナイン1回。

 

3位 ソフトバンク 3年ぶり19度目のリーグ優勝達成 翌日に内川の戦力外報道

  ソフトバンクは27日、3年ぶり19度目となるリーグ優勝を決めた。

 前日までに優勝マジックを2としていたソフトバンクはこの日、2位のロッテとの19回戦に臨んだ。ソフトバンク先発の和田毅投手が6回を投げて被安打3、無失点と好投。打線は8番・甲斐が10号2ランを含む3打点をあげる活躍を見せ、5-1でロッテを下した。

 今シーズンは、新型コロナウイルスの影響で外国人選手の合流が遅れる状況が続き、さらに、エースの千賀滉大投手が怪我で出遅れるなど、万全とは言えない中での開幕となった。それでも、周東や栗原といった若手選手の台頭もあり、8月下旬から首位をキープ。2017年以来のリーグ優勝を決めたあとも、プロ野球新記録となる月間22勝をあげるなど、圧倒的な強さを見せた。

 一方、優勝が決まった翌28日には、現役最多となる通算2171安打を記録する内川聖一内野手が来季の戦力構想から外れていることが明らかとなった。内川は現役続行を希望しており、他球団への移籍を模索するという。

 今後は、チームの4年連続日本一の達成とともに、内川の去就にも注目が集まる。

 

4位 ドラフト会議 近大・佐藤は阪神早大・早川は楽天が交渉権を獲得(月曜日)

 ドラフト会議が26日に行われ、複数球団が1位指名を明言していた近大・佐藤輝明内野手阪神が、早大・早川隆久投手は楽天が、それぞれ交渉権を獲得した。

 佐藤は今年10月に、リーグ通算最多本塁打記録を更新するなど、アマチュア球界屈指の強打者として注目を集めていた。4球団競合の末、佐藤の地元球団でもある阪神が交渉権を獲得した。

 早川は木更津総合時代に甲子園に2度出場するなど、プロ注目の投手として早くから期待されていた。早大に進学後は、最速155キロの直球を武器に、大学ナンバーワン投手として注目された。4球団が競合し、楽天が交渉権を獲得した。

 コロナ禍でプロへのアピールの場が限られる中、今年は過去最多の374人がプロ志望届を提出。佐藤、早川以外にも、アマチュア球界で名をはせた多くの選手がプロへの第一歩を踏み出した。

 なお、”田澤ルール撤廃”により、指名の有無が注目された田澤純一投手は、今年のドラフト会議で指名する球団はなかった。

 

5位 巨人 2年連続47度目のリーグ優勝達成(金曜日)

 巨人は30日、2年連続47度目のリーグ優勝を決めた。

 前カードで今シーズン初となる5連敗を喫しながらも、優勝マジックを1として迎えた巨人はこの日、ヤクルトとの20回戦に臨んだ。試合は9回で決着がつかず延長戦に突入する。時を同じくして、阪神が引き分け、中日が敗れていたため、巨人が10回表を無失点に抑えた時点で、優勝が決まった。

 巨人は今シーズン、エース・菅野智之投手がプロ野球新記録となる開幕戦からの13連勝を記録し、4番の岡本和真内野手本塁打と打点のタイトルを争う活躍を見せるなど、主力が安定した成績を残した。さらに、戸郷翔征投手や松原聖弥外野手など、若手選手も台頭。また、ウィーラー内野手や高梨雄平投手らの新戦力も活躍するなど、新旧の戦力がうまく噛み合い、選手層の厚さを見せた。

 原辰徳監督は、2002年の監督初就任以降、9度目のリーグ優勝を達成。11月21日から開幕する日本シリーズで、8年ぶり日本一を目指す。