ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年11月9日~15日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020119日~15

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1位 セ・パ両リーグ タイトルが確定

2位 日本ハム・有原、西川 今オフのMLB挑戦の意向を固める

3位 楽天 来季から石井一久GMの監督兼任を発表

4位 広島・菊池涼介 二塁手として守備率10割のプロ野球史上初の快挙を達成

5位 ソフトバンク 4年連続で日本シリーズ進出決定

 

1位 セ・パ両リーグ タイトルが確定

 14日にセ・リーグの公式戦全日程が終了し、両リーグの個人タイトルが確定した。

 パ・リーグ首位打者オリックス吉田正尚外野手。球団の生え抜きではイチロー氏以来、20年ぶり獲得となった。盗塁王は、”世界記録”となる13試合連続盗塁を達成ソフトバンクの周東佑京内野手。育成出身選手としては初の獲得となった。

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 パ・リーグの投手タイトルは、千賀滉大投手が防御率、勝利、奪三振の3冠、石川柊太投手が勝率、勝利で2冠を達成するなど、ソフトバンク勢が席巻した。また、楽天涌井秀章投手が、史上初となる、パ3球団での最多勝獲得の快挙を果たした。

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 セ・リーグ打者部門では、首位打者DeNAの佐野恵太外野手、本塁打王打点王を巨人の岡本和真内野手、最高出塁率をヤクルトの村上宗隆が獲得。いずれも、各球団の若き4番が初の獲得となった。

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 セ・リーグ投手部門は、先発主要タイトルを巨人、中日のエースで占めた。プロ野球新記録となる開幕戦13連勝を達成した巨人の菅野智之投手は勝率と勝利、中日の大野雄大投手が防御率奪三振で、いずれもの2冠を獲得。両投手は、沢村賞争いでも注目される。

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2位 日本ハム・有原、西川 今オフのMLB挑戦の意向を固める(月曜日)

 日本ハムの有原航平投手と西川遥輝外野手が、今シーズンオフにポスティングシステムによるMLB挑戦目指すことが9日、明らかになった。両選手とも昨シーズン終了後に、早ければ今オフに同制度によるMLB挑戦の意向を示していた。

 有原は今シーズン、20試合に先発し、8勝9敗、防御率3.46の成績。昨シーズンは15勝をあげ、最多勝を獲得した。MLB公式サイトは、今オフにメジャー移籍の可能性のある日本選手を特集し、その中で有原を「MLBで通用する球を持つ」と紹介。すでに複数の球団が獲得に興味を示しているとも報じられている。

 今シーズンからキャプテンを務める西川は、115試合に出場し、打率.306、5本塁打、39打点、42盗塁の成績。今シーズンは通算1000本安打と通算250盗塁を達成するなど、節目のシーズンとなった。盗塁成功率.864は、通算200盗塁以上を記録した選手の中では歴代最高。カブス専門情報サイトが西川を「コンタクトに優れ、出塁する選手」と伝えているという。

 

3位 楽天 来季から石井一久GMの監督兼任を発表(木曜日)

 楽天は12日、石井一久GMが来シーズンから監督を兼任することを発表した。今シーズン監督を務めた三木肇監督は、2軍監督に就任する。

 楽天は今シーズンから、当時の三木二軍監督が一軍監督に昇格すると、一時は首位を走る好調なスタートを切った。終盤までCS争いを展開するも、4位に終わったことで、三木監督を含めたスタッフ陣の配置転換プランが浮上していた。

 石井新監督は「GMに就任したときから、私の使命はこのチームを常勝チームにすること、また骨太のチームにすることが大事だと肝に銘じてやってきたので、監督になってもそのスタンスは変わらずやっていきたいと思います」とコメントし、さらに、中期的なチーム作りに意欲を見せた。

 楽天は、星野仙一氏が監督を務めた2013年以来、リーグ優勝、日本一から遠ざかっている。この間、CSには2度進出するも、 監督が4度交代。近年では、平石前監督、三木監督と、2年続けて監督が1年で入れ替わっている。

 

4位 広島・菊池涼介 二塁手として守備率10割のプロ野球史上初の快挙を達成(水曜日)

 広島の菊池涼介内野手が11日、プロ野球史上初となる、二塁手として守備率10割を達成した。

 前日のヤクルト戦に8番・セカンドで先発出場した菊池は、503連続守備機会無失策を継続したまま、7回の攻撃で代走を出されて途中交代。迎えたこの日は、試合終了まで出場機会がなく、守備率10割のまま公式戦を終えた。それにより、二塁手史上初となる、守備率10割を達成した。

 菊池は2011年にドラフト2位で広島に入団。入団2年目にレギュラーを獲得すると、この年から4年連続で捕殺数リーグ1位を記録。2014年には、二塁手としてシーズン捕殺数のプロ野球記録を更新した。

 昨シーズンまで、二塁手では史上最長となる7年連続でゴールデングラブ賞を受賞。今シーズンは、434連続守備機会無失策のリーグ新記録を樹立し、そのまま無失策を継続し、偉業を達成した。

 

5位 ソフトバンク 4年連続で日本シリーズ進出決定(日曜日)

 ソフトバンクが15日、日本シリーズ進出を決めた。

 レギュラーシーズンを2位で終えたロッテを本拠地に迎え、前日から開幕したクライマックス・シリーズ。ソフトバンクは逆転勝利で第一戦を制し、日本シリーズ進出に王手をかけていた。

 第二戦は、ソフトバンクは東浜、ロッテはチェンがそれぞれ先発。ソフトバンクは1回表に、制球に苦しむ東浜が3点を失う、苦しい立ち上がりとなった。それでも、ソフトバンク中村晃外野手の2打席連続となる本塁打で逆転。中盤以降は投手を小刻みに継投し、6-4でロッテを下した。

 ソフトバンクはこれで、ポストシーズン12連勝。前日に達成したポストシーズン連勝のプロ野球記録をさらに更新し、4年連続で日本シリーズ進出となった。

 日本シリーズは今月21日に京セラドーム大阪で開幕。巨人は8年ぶり、ソフトバンクは歴代単独2位となる4年連続の日本一を目指す。