ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年11月16日~22日

野球ニュース 個人的注目ランキング 20201116日~22

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1位 異例ずくめの日本シリーズ ソフトバンクが先勝 シリーズ最多の9連勝を達成

2位 ソフトバンク退団の内川 ヤクルト入り決定的報道

3位 DeNA 三浦大輔が新監督に就任

4位 ロッテ・石川 今季オフのMLB挑戦を断念

5位 10・11月度月間MVP セは森下、オースティン パは岸、柳田が受賞

 

1位 異例ずくめの日本シリーズ ソフトバンクが先勝 シリーズ最多の9連勝を達成(土曜日)

 今季の日本シリーズは、新型コロナウイルスの影響による開幕延期、巨人のホームゲームを京セラドームで開催、全試合でDH制採用など、異例ずくめの幕開けとなった。

  20日の初戦、巨人は両リーグ最多の14勝を挙げた菅野智之投手、ソフトバンクはリーグ初となる4年連続で開幕戦を任された千賀滉大投手と、両チームのエースが先発。

 試合は、栗原が先制2ランを含む3安打4打点を記録し、千賀が7回無失点に抑えるなど投打がかみ合ったソフトバンクが、5-1で巨人を下した。

 千賀はこの勝利で、堀内恒夫氏、渡辺久信氏に並ぶシリーズ最多タイとなる、日本シリーズ開幕戦3勝目を記録。さらに、ソフトバンクは2018年の第3戦から9連勝を継続し、日本シリーズ新記録を更新した。次の試合でも勝利し、連勝記録を10に更新している。

 

2位 ソフトバンク退団の内川 ヤクルト入り決定的報道(木曜日)

 ソフトバンクを退団し、自由契約となっていた内川聖一内野手のヤクルト入りが決定的となったことが19日、明らかになった。

 ヤクルトは今シーズン、得点数はリーグ5位、チーム打率は2年連続でリーグワーストに終わった。現役最多のプロ通算2171安打を誇る内川の打力には、打線の中核を担う期待がかかる。

 さらに、昨シーズン、プロ野球史上初の一塁手として守備率10割を達成した内川が加入すれば、守備力も大きな補強ポイントとなる。

 内川のソフトバンク退団が発表されると、ここまですでにヤクルトや中日が獲得に向けて調査を行っていると報道されている。ヤクルトは12月7日の交渉解禁後、内川の獲得交渉に入ると見られる。もしヤクルトへの入団が正式に決まれば、攻守ともに大きな戦力補強となるだろう。

 

3位 DeNA 三浦大輔が新監督に就任(火曜日)

 DeNAは17日、今シーズン二軍監督を務めた三浦大輔氏の一軍監督就任を発表した。

 三浦新監督は現役時代に通算172勝を挙げ、通算25年間のプロ生活で日本一と低迷期のどちらも経験した。2016年の現役引退後、2019年に一軍投手コーチとしてDeNAに復帰すると、今シーズンから二軍監督に就任。

 今シーズン、二軍では高卒3年目の阪口皓亮投手が12試合に登板し防御率2.07と安定した成績を残した。さらに、野手では高卒4年目の細川成也外野手が13本塁打53打点を記録し、イースタン・リーグで二冠を獲得。三浦新監督は二軍監督として、一軍での飛躍が期待される若手選手の姿を目の前で見続けた。

 三浦新監督はこの日の会見で「1軍の監督としてやることは『結束』。選手だけでなく、コーチ、スタッフ、1軍、2軍、関係なく1つのチームとして結束を固めて1年間、戦っていけるようにやっていきたい」と、『結束』を強調。さらに、「目指すのは優勝だけ」とコメントした。

 

4位 ロッテ・石川 今季オフのMLB挑戦を断念(月曜日)

 ロッテの石川歩投手が、今季オフのポスティングシステムによるMLB挑戦を断念したことが16日、明らかになった。

 石川は昨季オフ、早ければ今季オフにもポスティングシステムを利用してMLBに挑球する意思を球団側に示していた。球団もこれを容認する方針だったという。

 しかし、今季クライマックス・シリーズを前に左ふくらはぎを痛めたこと、さらに、新型コロナウイルスの感染拡大による情勢不安など、先の見通しがつかない状況だった。そしてこの日、石川自身から来季もロッテでプレーしたいとの連絡が球団入ったという。

 ポスティングシステム申請の締め切りは、新型コロナウイルスの影響で今年は12月2日に締め切られる。また、石川が海外FA権を取得するのは、最短で2023年になる見込み。

 

5位  10・11月度月間MVP セは森下、オースティン パは岸、柳田が受賞(水曜日)

 セ・パ両リーグは18日、10月、11月度の月間MVPを発表した。セ・リーグでは、投手部門に広島の森下暢仁投手、野手部門にDeNAのオースティン外野手、パ・リーグでは、投手部門に楽天岸孝之投手、野手部門にソフトバンク柳田悠岐外野手が選出された。

 森下は5試合に登板し4勝無敗、防御率0.24の好成績を残した。11月1日の中日戦では新人ながら2桁勝利を達成し、新人王受賞の期待もかかる。

 オースティンは28試合に出場しリーグトップとなる打率.346、11本塁打を記録。10月4日の中日戦では1試合3本塁打の固め打ちを見せるなど活躍した。

 岸は6試合に登板し、リーグトップタイの5勝、50奪三振を記録。10月22日のオリックス戦では、歴代9位のスピード記録で通算2000投球回数を達成した。

 柳田は32試合に出場し、リーグトップの41安打、22打点(トップタイ)、打率.360、出塁率.459を記録。チームは10月、プロ野球最多となる月間22勝を挙げたが、柳田はその打棒で記録達成に大きく貢献した。