ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年12月21日~27日

野球ニュース 個人的注目ランキング 20201221日~27

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1位 有原 レンジャーズと契約合意

2位 ソフトバンク・柳田 日本人野手史上最高額タイの61000万円で契約

3位 田澤 台湾リーグ・味全ドラゴンズと合意

4位 BCリーグ・新潟 新庄氏に獲得オファーも本人は「すみませんが」

5位 ヤクルト・小川 FA残留を発表

 

1位 有原 レンジャーズと契約合意(土曜日)

 日本ハムからポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指していた有原航平投手が日本時間26日、テキサス・レンジャーズと合意したことを、国内外の複数のメディアが報じた。

 報道によると、契約は2年で総額600万~700万ドル(6億3000万円~7億3500万円)。MLB公式サイトの記者によると、有原は先発ローテーションの3番手として期待されているという。

 レンジャーズは今シーズン、ア・リーグ西地区で最下位に終わり、チーム防御率も5.02と低迷。チーム最多勝のランス・リン投手がホワイト・ソックスへ移籍するなど、先発投手の補強が急務となっていた。

 有原は2014年にドラフト1位で日本ハムに入団。プロ1年目に8勝をあげ新人王を受賞。最多勝を獲得した2019年年オフに、20年オフにもメジャー移籍したい思いを伝えていた。今シーズンは20試合に先発し、8勝9敗、防御率3.46。今オフにポスティングシステムによるMLB挑戦を表明した。

 

2位 ソフトバンク・柳田 日本人野手史上最高額タイの61000万円で契約(水曜日)

 ソフトバンク柳田悠岐外野手が23日、契約更改を行い、年俸6億1000万円プラス出来高払いでサインした。6億1000万円は、2002年の松井秀喜氏(当時巨人)に並び、日本人野手史上最高額となった。

 柳田は今シーズン、119試合に出場して打率.342、29本塁打、86打点を記録。最多安打ベストナインゴールデングラブ賞を獲得した。さらに、チームの4年連続の日本一に貢献し、自身通算2度目となるパ・リーグMVPに輝いた。

 日本プロ野球選手会が今年6月に発表した支配下登録選手の年俸調査結果によると、ソフトバンクは12球団トップの7131万円。今オフまでに、年俸1億円を超える選手は18人にも及ぶ。

 プロ野球史上最高年俸は、ペタジーニ(2003~04年・巨人)の7億2000万円。日本人選手としての最高額は、菅野智之投手(2019~20・巨人)と佐々木主浩(2004~05・横浜)の6億5000万円。柳田の6億1000万円は、松井氏と並び歴代4位タイとなる。

 

3位 田澤 台湾リーグ・味全ドラゴンズと合意(土曜日)

 BCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズは26日、田澤純一投手の退団と、同投手の台湾リーグ・味全ドラゴンズへの入団を発表した。

 田澤は今年3月にシンシナティ・レッズ自由契約になると、7月に埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。16試合に登板して2勝0敗、防御率3.94の成績を残した。「田澤ルール」が撤廃されたが、今年のドラフト会議で指名はなかった。

 田澤は「ドラフト会議が終わり、この先も野球を続けるべきなのか長い期間悩みました」と語るも、「自分を必要としてくれるチームがある限り野球を続けたい」と入団への経緯を説明した。

 田澤は、社会人野球の新日本石油に所属していた2008年、日本のプロ野球を経ずにボストン・レッドソックスとメジャー契約。中継ぎとして活躍し、2013年にはクローザーの上原浩治投手と共にワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャー通算388試合登板は、日本人投手歴代3位。

 

4位 BCリーグ・新潟 新庄氏に獲得オファーも本人は「すみませんが」(木曜日)

  BCリーグ新潟アルビレックスが、新庄剛志氏の獲得に動いていることが24日、明らかになった。

 新潟アルビレックスの関係者は新庄氏に対し「48歳といえど、独立リーグでもっと打席数や守備機会を増やしていけば、さらに良くなっていく可能性は秘められていると思う」、さらに、「新庄選手が来てくれれば、若い選手のお手本となり営業面でもBCリーグに革命が起きるし、地域の子供たちに夢を与えることになる」などとと評価しているという。

 新庄氏は昨年11月に現役復帰を目指すことを宣言、今月7日には48歳でトライアウトを受験し、最終打席にタイムリーを放ち勝負強さを見せた。しかし、13日に自身のインスタグラムでプロ復帰を断念することを明らかにしていた。

 入団オファー報道を受け、新庄氏は自身のインスタグラムを更新。新庄氏は「新潟県アルビレックスさん僕は多分48歳なので、すいませんが」と、新潟アルビレックスへの入団を断る旨のコメントを投稿している。

 

5位 ヤクルト・小川 FA残留を発表(金曜日)

 ヤクルトは25日、国内FA権を行使した小川泰弘投手の残留を発表した。小川はこの日契約を更改し、新たに4年総額7億5000万円を結んだ。

 小川がFA権行使を発表してから3週間、一時は日本ハムが獲得に名乗りをあげてると報じられていた。小川は会見で、山田が夢に出てきたと明かし、「苦楽をともにした仲間と、もう一度優勝して喜びたい気持ちが強かった」と決断に至った理由を語った。

 小川は今シーズン、20試合に登板し、5年ぶりに2桁勝利を記録。8月15日のDeNA戦では、史上82人目となるノーヒットノーランを達成した。プロ8年間で通算181試合に登板し、75勝、59敗、防御率3.63。

 ヤクルトでは今オフ、小川と同様に山田哲人内野手石山泰稚投手も国内FA権を行使していたが、共に残留を発表。FA権を取得した主力3選手が全員残留を決め、2年連続最下位からの巻き返しを図る。