ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年1月4日~10日

野球ニュース 個人的注目ランキング 202114日~10

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1位 巨人・菅野 MLB移籍断念 巨人残留へ

2位 新型コロナの新規感染 プロ野球界でも連日報告

3位 昨年コロナ感染のロッテ・清田 球団への虚偽説明発覚

4位 部員に素手でノック受けさせた藤嶺藤沢元監督 傷害容疑で書類送検

5位 オリックス 楽天自由契約のロメロ獲得を発表 ロメロは1年で古巣復帰

 

1位 巨人・菅野 MLB移籍断念 巨人残留へ(金曜日)

 巨人は8日、ポスティング・システムによりMLB移籍を目指していた菅野智之投手の残留を発表した。

 菅野を球団を通じて昨年12月8日にポスティング申請を行うと、複数のMLB球団と交渉を進めてきた。元日にはさらなる交渉のため渡米するも、交渉期限を直前に交渉を打ち切り、巨人への残留を決断した。

 MLBでは新型コロナウイルスの影響でシーズンが短縮し、収益が激減。それに伴い、FA市場が停滞していたことが一因となったとみられる。同じく、日本ハムからポスティングでMLB移籍を目指していた西川遥輝外野手も、最終契約には至らずに日本ハムへの残留を表明している。

 残留が決まったこの日、巨人が菅野に4年総額30億円超の大型契約を提示していることが報じられた。それでも、今シーズン中の海外FA権を取得する見込みの菅野は、新たに1年契約を希望していることも明らかになった。

 

2位 新型コロナの新規感染 プロ野球界でも連日報告

 新型コロナウイルスの感染者が全国で最多を更新し、都内でも連日2000人以上の新規感染者が発表される中、プロ野球界でも選手への感染が報告されている。

 ロッテは5日、石川歩投手の新型コロナウイルスの感染を発表した。石川は12月27日に自家用車で富山県へ帰省。帰省後の2日に鼻水症状があったためPCR検査を受けると、4日に陰性判定を受けたという。

 また、6日には阪神岩田稔投手と球団職員1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。岩田は高校時に1型糖尿病を発症。基礎疾患がある中での罹患となった。

 さらに、7日にはヤクルトが村上宗隆内野手新型コロナウイルスの感染を発表した。村上は自主トレ先の宮崎で発熱し、PCR検査で陽性と判定された。なお、自主トレを共にした青木宣親外野手らが濃厚接触者と認定されたが、その後の検査で陰性と判定された。

 一方、母国へ帰国中の選手ではあるが、広島はヘロニモ・フランスア投手の新型コロナウイルスの感染を発表した。フランスアは、母国ドミニカ共和国からの来日前にPCR検査を受け、陽性判定を受けた。渡航前の再検査と来日後の隔離期間があるため、キャンプインには間に合わない見通し。

 

3位 昨年コロナ感染のロッテ・清田 球団への虚偽説明発覚(木曜日)

 ロッテの清田育宏外野手が、新型コロナウイルスの感染予防対策の一環として球団から禁止されていた部外者との会食について、虚偽の説明をしていたことが7日、明らかになった。

 ロッテは昨年10月、清田を含む1軍の8選手ら計14人の新型コロナ集団感染が判明。その際球団は、遠征時の会食についてルールを定め、それを破った選手はいないと説明した。しかしその後、岩下らがルールに抵触する外食を行ったと報じられると、球団は説明の食い違いを謝罪した。

 今回、問題が発覚したのは「FRIDAYデジタル」が7日に配信した記事がきっかけ。記事は当時の不倫相手との密会を報じるものであったが、その中で、昨年9月末に遠征先の札幌で不倫相手と行った会食を、清田が球団に隠ぺいするような内容も掲載された。

 これに対し球団広報室は「重く受け止めている。内容を精査させていただき、事実確認をした上で厳正にしかるべき処分を行う」とコメントした。

 

4位 部員に素手でノック受けさせた藤嶺藤沢監督 傷害容疑で書類送検(水曜日)

 神奈川の藤嶺藤沢高の硬式野球部で、練習中に部員に素手でノックを行いけがをさせたとして、男性監督が傷害容疑で書類送検されたことが6日、明らかになった。容疑に対し監督は、軟式野球経験者である部員に、硬球の感覚をつかむために素手で捕球させたと供述している。

 監督は2020年9月26日午後、1年生の男子部員に対し素手でノックの打球を3球受けさせ、左手に3週間のけがをさせた。同校は「指導は適切ではなかった」とし、監督をすでに10月10日付で懲戒。さらに、日本学生野球協会からも3か月の謹慎処分を受けている。

 この件に、元阪神藤川球児氏がTwitterでコメント。「この行いが正解か不正解かも分からないのか…」としながらも、「年齢に関わらず相手への尊敬を持って人に接すれば絶対こんな事は起こらない!」と私見を述べた。

 

5位 楽天自由契約のロメロ 1年でオリックス復帰(金曜日)

 オリックスは8日、昨シーズン限りで楽天を退団したステフェン・ロメロ外野手の獲得を発表した。ロメロは2019年以来、2年ぶりのオリックス復帰となった。

 ロメロは2017年にオリックスに入団すると、103試合に出場して打率.274、26本塁打、66打点を記録。2年目は打率.237ながら26本塁打、3年目はけがの影響で18本塁打に終わるも打率.305の成績を残した。楽天に移籍した昨シーズンも24本塁打を記録するも、故障の多さなどを理由に自由契約になっていた。

 2年連続最下位に終わったオリックスは、チーム防御率こそリーグ3位だが、チーム得点数はリーグワーストに終わった。NPB通算93本塁打のロメロが再び加入すれば、首位打者を獲得した吉田正尚外野手や来日2年目で日米通算294本塁打のアダム・ジョーンズらと強力打線を組むことも可能だ。

 12球団で最も優勝から遠ざかっているオリックスに、再び強力な助っ人が加わった。