ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年2月22日~28日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021222日~28

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1位 令和初のセンバツ 組み合わせ決定

2位 岩隈氏らを批判 マリナーズCEOが辞任

3位 巨人・原監督 招待選手制度導入を提言

4位 楽天・涌井 10度目の開幕投手に内定 8年ぶり復帰の田中は開幕2戦目

5位 ヤクルト・小川 自身5度目の開幕投手に内定

 

1位 令和初のセンバツ 組み合わせ決定(火曜日)

 3月19日から開幕する第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われた。昨年のセンバツは、新型コロナウイルスの影響で史上初めて中止となったため、今大会が令和初の開催となる。

 

 注目は第4日。第1試合では、大会ナンバーワン投手の呼び声も高い小園健太投手擁する市和歌山が登場し、強豪・県岐阜商と相対す。さらに、第2試合では、近畿大会決勝の組み合わせとなる智弁学園大阪桐蔭が対戦。智弁学園には高校通算30本塁打スラッガー・前川右京外野手、大阪桐蔭には松浦慶斗投手と関戸康介投手という左右の両エースがそろい、いずれもプロが注目する逸材だ。

 

 ほか、第1日の第2試合では明徳義塾仙台育英の強豪校同士による対戦、第2日の第3試合では東海大相模東海大甲府東海大対決が実現。プロ注目の畔柳亨丞投手擁する中京大中京は、1回戦の最後、第6日の第1試合に登場する。

 なお、選手宣誓は仙台育英の島貫丞主将が務める。東日本大震災から10年、福島出身の島貫主将が被災地への思いを背負い、大役を果たす。

 

2位 岩隈氏らを批判 マリナーズCEOが辞任(火曜日)

 マリナーズは日本時間23日、ケビン・マザー球団社長兼CEOの辞任を発表した。マザー氏は今月行われた公演でのスピーチで問題発言を繰り返し、批判を浴びていた。

 マザー氏はスピーチで、球団の内部事情を批判し、所属する外国人選手らに否定的な発言を連発。その発言の中には、2012年から18年まで在籍し、今シーズンからマリナーズで特任コーチを務める岩隈久志氏も含まれていた。マザー氏は岩隈氏の現役時代の英語力を「ひどい」と表現し、さらに、岩隈氏の通訳への給料の支払いに不満を漏らした。

 一連の動画がSNS上で拡散され物議を醸すと、マザー氏ははすぐに謝罪。それでも、大リーグ側と球団側は不快感を示し、さらに、ハッシュタグ「#FireKevinMather(ケビン・マザーを解雇しろ)」が拡散するなど、大炎上となった。

 この件について岩隈氏は、自身のブログで「誰しも間違いはありますし、僕はあまり気にしない性格なので、本当に大丈夫なのですが、僕の選手時代に通訳をして下さった方の名誉のために訂正をさせて下さい。」とコメントを発表。さらに、自身の通訳に対し「本業は球団職員としてスカウト等も兼任し、(中略)本業の傍ら、僕の通訳まで完璧にして下さっていたので、そこだけ訂正させていただきます」と続けた。

 

3位 巨人・原監督 招待選手制度導入を提言(水曜日)

 巨人の原辰徳監督が24日、MLB流の「招待選手制度」の導入を提言した。これまで、セ・リーグでのDH制導入や人的補償の撤廃など、球界に対して多くの提言を行ってきた原監督からの新たなアイデアとなる。

 招待選手制度は、マイナー契約の選手をメジャーのキャンプに参加させること。メジャー昇格の当落線上にいる選手などに適用されることが多く、現在はサンフランシスコ・ジャイアンツマイナー契約した山口俊投手などが招待選手としてキャンプに参加している。

 原監督は招待選手制度について「日本にもあっていい。弊害はない。多くの野球選手にチャンスがまた生まれる。(補強を行う)我々も目線が広がる」、「多くの野球選手にチャンスがまた生まれるということになる」などとコメント。

 仮に招待選手制度が導入されれば、トライアウトで結果を残せなかった選手などがプロとして生き残る道が広がる。さらに、球団も開幕までの長期間で選手を見極めることができるため、スムーズに戦力補強を行えるという利点もある。過去には、ソフトバンク自由契約となった大隣憲司氏がロッテの春季キャンプに参加し、入団テストを経て正式にロッテに入団したという例がある。

 

4位 楽天・涌井 10度目の開幕投手に内定

8年ぶり復帰の田中は開幕2戦目(土曜日)

 楽天石井一久監督は27日、今シーズンの開幕投手涌井秀章投手を起用することを明言した。対する日本ハム開幕投手は、すでに上沢直之投手が内定している。

 涌井は西武時代に5度、ロッテ時代に4度の開幕投手を経験。自身3年ぶり10度目の開幕投手は、歴代5位タイまた、パ・リーグ3球団のみの開幕投手は史上初となる。

 涌井は、金銭トレードでロッテから楽天に移籍した昨シーズン、開幕から好調を維持し、球団タイ記録となる開幕8連勝を記録。この年は11勝を挙げ、史上初となるパ・リーグ3球団での最多勝を獲得した。

 また、開幕2戦目には、8年ぶりの日本球界復帰となった田中将大投手の先発が発表された。

 

5位 ヤクルト・小川 自身5度目の開幕投手に内定(日曜日)

 ヤクルトの高津臣吾監督は28日、今シーズンの開幕投手に小川泰弘投手を起用することを明言した。

 小川は昨シーズン、史上82人目となるノーヒットノーランを達成する活躍を見せるなど、20試合に先発し10勝を記録。オフには国内FA権を行使するも、残留を発表した。その際、高津監督は小川に対し開幕投手としての起用をすでに伝えていたという。

 小川の開幕投手は2年ぶり5度目。過去4度の登板成績は1勝2敗と負け越しているものに、防御率は0.69と抜群の安定感を示す。

 エースの登板で勢いに乗り、2年連続最下位からの脱却と、6年ぶりのリーグ優勝を狙う。