ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年3月8日~14日

野球ニュース 個人的注目ランキング 202138日~14

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1位 阪神・佐藤 12球団トップ&球団新人記録更新となる

   オープン戦第4本塁打

2位 阪神・藤浪 自身初の開幕投手に内定

3位 ロッテ・佐々木 オープン初登板で実戦デビュー

4位 侍ジャパン 一次ロースター185名を提出

 

1位 阪神・佐藤 12球団トップ&球団新人記録更新となるオープン戦第4本塁打(日曜日)

 阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手が14日、オープン戦第4号本塁打を放った。この一打でオープン戦12球団トップに躍り出るとともに、ドラフト制後での球団新人最多記録を更新した。

 この日、佐藤は巨人とのオープン戦に6番・ライトで出場。4回の第2打席で巨人の先発・髙橋優貴投手の3球目をレフトスタンドへ運んだ。一度はファールと判定されるも、リプレイ検証で判定が覆った。続く打席でも安打を記録した。

 佐藤はキャンプ、練習試合、そしてオープン戦と好調を維持。ここまでオープン戦8試合に出場し、10安打、4本塁打長打率.852はいずれも12球団トップ。試合後、矢野監督は佐藤の開幕スタメン起用を示唆した。

 大山、サンズ、マルテと、長打が期待できる野手には右打者が多いこともあり、佐藤にはチームにとって貴重な左の長距離打者として期待がかかる。昨シーズン、チーム打率がリーグワースト2位に終わった貧打からの脱却と、16年ぶりのリーグ優勝を狙う。

 

2位 阪神・藤浪 自身初の開幕投手に内定(月曜日)

 阪神矢野燿大監督は8日、今シーズンの開幕投手藤浪晋太郎投手を起用することを明言した。藤浪の開幕投手は9年目で初となる。

 開幕投手の有力候補とされていた西勇輝投手がぜんそく症状のため調整が遅れていた。その後復帰し、初実戦となったソフトバンク戦でも好投を見せるが、開幕戦での登板は見送られた。

 ここ2年でわずか1勝からの復活を目指す藤浪は、昨年オフからワインドアップに投法を変えるなど試行錯誤を繰り返してきた。キャンプインからオープン戦まで好投を続け、初の大役に抜擢される。

 藤浪は大阪桐蔭時代に甲子園で春夏連覇を達成。2012年にドラフト1位で阪神に入団すると、1年目から10勝をあげる活躍を見せた。3年連続で10桁勝利を記録し、3年目には最多奪三振を獲得。しかし、それ以降は制球難に苦しむなど低迷。昨シーズン中盤以降は中継ぎとして起用され、球団最速の162記録をマークするなど復調の兆しを見せていた。

 

3位 ロッテ・佐々木 オープン初登板で実戦デビュー(金曜日)

 ロッテの佐々木朗希投手が12日、プロ入り後初の実戦登板を果たした。中日打線相手に1イニングを投げ、無安打無失点、1奪三振のデビューとなった。

 佐々木は6回から2番手で登板。先頭の2番・京田には149キロのストレートで一ゴロ、続く3番・阿部は150キロのストレートで遊ゴロに抑えた。そして、4番・ビシエドに対しては152キロのストレートで見逃し三振に切って取った。

 高校時代に163キロを計測した剛腕も、調整段階のこの日の最速はビシエドに投じた153キロ。それでも、全12球11球がストレート、さらに、9球が150キロを超えるなど、潜在能力の高さを見せた。次回の実戦登板は、19日から21日のオープン戦のどこかで予定されている。

 佐々木と同期の高卒投手に、ヤクルト・奥川恭伸投手、オリックス・宮城大弥らがいる。いずれも昨シーズン中にプロ初登板を果たし、宮城については開幕2戦目の先発に内定するなど頭角を現している。2人に遅ればせながら、プロとしての新たな一歩を踏み出した。

 

4位 侍ジャパン 一次ロースター185名を提出(火曜日)

 侍ジャパンは9日、東京五輪に出場する日本代表選手の一次ロースター185名を提出した。この段階での選手名の公表を見送られたが、各球団の主力選手から潜在能力の高い若手選手など幅広く選んだという。

 今シーズンの春季キャンプが始まると、稲葉監督は積極的に各球団を視察。その上で、「出場の可能性がある選手は全てリストに入れました」とコメント。

 今後は、3月26日の開幕戦以降、各地で候補選手を視察。6月初旬頃に最終メンバー24人を選出する予定。

 4位に終わった2008年の北京五輪以来、野球が追加種目として3大会ぶりに実施される東京五輪。2019年に行われたプレミア12で初優勝を果たした侍ジャパンには、1984年のロサンゼルス五輪以来の金メダルが期待される。