ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年4月12日~18日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021412日~18

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1位 巨人・坂本 遊撃手最多出場記録更新

2位 楽天・田中 8年ぶりに日本復帰登板 国内連勝記録は28でストップ

3位 レンジャーズ・有原 メジャー初勝利を記録

4位 中日・福留 史上13人目のNPB通算200二塁打を達成

   史上最年長達成も、史上4番目のスピード記録

5位 巨人・菅野 現役最多タイとなる通算21度目の完封勝利を記録

 

1位 巨人・坂本 遊撃手最多出場記録更新(金曜日)

 巨人の坂本勇人内野手が16日、遊撃手としての1778試合目の出場を果たし、最多出場記録を更新した。

 坂本はこの日のDeNA戦で2番・遊撃手で先発出場。遊撃手での出場試合は通算1778試合となり、ロッテ・鳥谷敬内野手が持つ遊撃手としての歴代最多出場記録を更新した。

 また、この試合で坂本は、今シーズン3度目の猛打賞を記録。これで、通算166度目の猛打賞となり、金本知憲氏(広島、阪神)に並ぶセ・リーグ4位タイ記録を達成し、自らの大記録に花を添えた。

 なお、遊撃手としての通算猛打賞記録は、坂本が歴代トップ。まさに、球史に名を残す強打の遊撃手となった。

 

2位 楽天・田中 8年ぶりに日本復帰登板 国内連勝記録は28でストップ(土曜日)

 楽天田中将大投手が17日、2013年10月8日以来、2748日ぶりに国内でのシーズン登板を果たした。当初、開幕2戦目の3月27日での登板が予定されていたが、右ヒラメ筋損傷で先発を回避。3週間の調整期間を経ての国内復帰登板となった。

 NPB通算100勝目が懸かるこの試合、初回に中田翔内野手本塁打を浴びるなど、5回を投げ3失点で降板。試合は4-1で日本ハムが勝利し、田中は3163日ぶりの国内黒星を喫するとともに、2013年から続いていたシーズン連勝記録が28でストップした。

 初回から2イニング続けて被弾をするも、3回以降は変化球を織り交ぜ、許した安打はわずか1本のみと修正力を見せた。それでも、田中は試合後に更新した自身のYouTubeチャンネルで、自分の思っていた体の動きにズレを感じていたと話すなど、次回登板に向けての修正ポイントをあげた。

 

3位 レンジャーズ・有原 メジャー初勝利を記録(木曜日)

 レンジャーズの有原航平投手が日本時間15日、メジャー初勝利を挙げた。

 メジャー初登板となったロイヤルズ戦では、5回3失点でリードを守り降板するもチームは逆転負けを喫し、初勝利を逃した。2戦目となったパドレス戦では4回3失点で負け投手となっていた。

 初勝利を目指す有原はこの日、レイズ戦に先発。今シーズン最長となる5回2/3を投げ被安打3、5奪三振、無四球、無失点と好投。3度目の先発登板でメジャー初勝利を記録した。なお、メジャーで初対決となった筒香嘉智内野手を2打数無安打に封じ、日本人対決は有原に軍配が上がった。

 次回登板は日本時間20日エンゼルス戦の予定。大谷翔平選手との日本人対決にも注目が集まる。

 

4位 中日・福留 史上13人目のNPB通算200二塁打を達成

史上最年長達成も、史上4番目のスピード記録(日曜日)

 中日の福留孝介外野手が18日、史上13人目となるNPB通算200二塁打を達成した。

 通算399二塁打で迎えたこの日の広島戦、福留は3番・右翼手で先発出場。二死無走者で迎えた初回の打席で広島の先発・高橋昂也投手の3球目を捉え、打球はライトフェンスに直撃し、福留は二塁に到達。これが節目の通算200二塁打となった。

 通算200二塁打は史上13人目。43歳11か月での達成は最年長だが、通算1926試合での達成は史上4番目の早さとなる。なお、福留はMLB時代に111本の二塁打を記録しており、これで日米通算511二塁打。日米通算記録で見ると、イチローオリックスマリナーズなど)、松井稼頭央(西武、メッツなど)に次ぐ史上3位となる。

 今シーズン、14年ぶりに中日復帰となった福留は、ここまで16試合に出場し打率.185も、前日にはチームの連敗を止める先制打を放つなど勝負強さは健在。チーム打率リーグワーストに沈む中、福留の打棒に大きな期待がかかる。

 

5位 巨人・菅野 現役最多タイとなる通算21度目の完封勝利を記録(金曜日)

 巨人の菅野智之投手が16日、現役最多タイとなる通算21度目の完封勝利を記録した。

 菅野は今シーズン初先発となった開幕戦では6回3失点と勝ち負けがつかず、その後、足の違和感により登録を抹消。復帰後、今シーズン2戦目となる先発登板では、7回2失点と好投しながらも負け投手となっていた。

 今シーズン初勝利を目指す菅野はこの日、DeNA戦に先発。6安打を許しながらも要所を締め、最速は153キロを計測するなど好投を見せた。一方打線は、この試合で遊撃手として歴代最多出場記録を更新した坂本の本塁打などもあり、菅野を大量援護。菅野は9回を投げ切り今シーズン初勝利を完封で飾った。菅野はこの完封で現役最多タイとなる通算21度目の完封勝利を達成した。

 また、東京五輪のメイン会場となる横浜スタジアムで行われたこの一戦を、侍ジャパン稲葉篤紀監督が視察。東京五輪開幕まで残り100日を切る中、侍ジャパンのエース候補が圧巻の投球を見せた。