ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年5月3日~9日

野球ニュース 個人的注目ランキング 202153日~9

f:id:horiuchi5232122:20210530082623p:plain

1位 エンゼルス・大谷 日本人最速でシーズン10号到達

2位 阪神・佐藤 新人最速となるシーズン10号到達

3位 広島・栗林 デビューから14試合連続無失点 新人最長記録を更新

4位 日本ハム クラスター認定も、7日から活動再開

5位 中日・根尾 プロ初本塁打を満塁弾で飾る

 

1位 エンゼルス・大谷 日本人最速でシーズン10号到達

(金曜日)

 エンゼルス大谷翔平投手が日本時間7日、今シーズン第10号本塁打を記録した。これで、日本人メジャーリーガーとして最速でのシーズン2桁本塁打到達となった。

 前日の試合では投手として今シーズン4度目の先発した大谷は、この日のレイズ戦では打者として2番・指名打者で出場。3回の第2打席に推定飛距離130メートルの特大本塁打を放ち、2年ぶりとなる2桁本塁打をマークした。

 打者としての出場28試合、116打席目での10号到達は、2019年に自身が記録した出場44試合、180打席の日本人記録を更新する最速記録。さらに、到達日は2004年に松井秀喜ヤンキース)が記録した6月4日を約1か月も上回るスピード記録となった。

 シーズン10号はここまでメジャートップタイ。また、10本塁打、26打点、6盗塁はチームトップで、チームがア・リーグ西地区最下位に沈む中、存在感を見せている。

 

2位 阪神・佐藤 新人最速となるシーズン10号到達(金曜日)

 阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手が7日、ドラフト制後では新人最速となるシーズン10号本塁打に到達した。

 この日のDeNA戦に4番・三塁手で先発出場した佐藤は4回の第2打席、DeNA先発の中川虎大投手のインコースの難しい球を捉え、今シーズン第10号本塁打をライトスタンド最上段へ運んだ。

 この一打で佐藤は、2003年に村田修一(横浜)が記録した出場36試合での10号到達を33試合に更新。新人として歴代最速となった。また、球団新人での2桁本塁打は1980年の岡田彰布以来、41年ぶりとなる。

 プロ初の4番に起用された今月2日の広島戦ではプロ入り初の満塁本塁打を含む5打点を記録するなど、ここまで4番として出場した4試合は打率.333、2本塁打、8打点の成績を残している。さらに、3、4月は.245だった月間打率は5月に入ると.364まで急上昇。長打力に確実性が加わったこともあり、10本塁打はリーグ1位タイ、28打点は2位に立つ活躍を見せている。

 

3位 広島・栗林 デビューから14試合連続無失点

新人最長記録を更新(火曜日)

 広島のドラフト1位ルーキー・栗林良吏投手が4日、ドラフト制後では新人最長記録となるデビューから14試合連続無失点を達成した。

 前日の登板で2019年にソフトバンクの甲斐野央投手がマークしたデビューから13試合連続無失点の新人最長記録に並んだ栗林は、この日の巨人戦、同点の9回に登板。梶谷隆幸外野手に二塁打を許すも後続を抑え、1イニングを無失点で切り抜け、記録を更新した。

 次回登板となった8日の中日戦では、1点リードの8回、一死満塁の場面で登板。代打の井領雅貴外野手を決め球のフォークで投ゴロ併殺に仕留めた。プロ初のイニングまたぎで続く9回にも続投すると、ピンチを招きながらも無失点で試合を締め、自身の持つ記録を15まで更新した。

 新人ながら守護神を任されている栗林は、ここまで15試合に登板し、リーグトップタイの9セーブをマーク。ドラフト2位リーキーの森浦大輔投手、同3位の大道温貴投手と共に、カープブルペンを支えている。

 

4位 日本ハム クラスター認定も、7日から活動再開

 日本ハムは5日、札幌市保健所からクラスターと認定されたことを明らかにした。札幌市はこの日までに、チーム名を非公表としながら市内で新型コロナウイルス患者を出した複数のプロスポーツチームについてクラスターに認定していた。

 日本ハムは今月1日までにチーム内で10名の新型コロナウイルス感染が発表され、プロ野球で初となる活動停止となっていた。さらに4日には、新たに3名の感染が発表され、これでチーム内での感染者は13名となっていた。

 そんな中、6日に行われたプロ野球12球団と日本野球機構による臨時実行員では、今週7日の楽天戦から日本ハムの活動を再開することが決定。その理由として、この日までに行われたPCR検査で新たな陽性者は確認されず、また、札幌市保健所からも活動再開が認められたことが挙げられた。

 活動が再開された7日にはこの日まで4勝無敗と好調の涌井秀章投手を、8日にはメジャーから復帰した田中将大投手をそれぞれ攻略。チーム内の戦力が十分整っていない中でもチームは奮闘を見せている。

 

5位 中日・根尾 プロ初本塁打を満塁弾で飾る(火曜日)

 中日の根尾昂内野手が4日、プロ初本塁打をとなる満塁本塁打を放った。プロ初本塁打満塁本塁打で記録したのは球団史上3人目で、日本人選手では1950年の杉下茂以来、71年ぶりとなる。

 この試合、8番・左翼で先発出場した根尾は3回、一死満塁のチャンスで打席に立つと、3球目のツーシームをライトスタンドへ運んだ。根尾のこの一打はプロ3年目での初本塁打となると同時に、球団71年ぶりの快挙となった。先発の大野雄大投手は7回4失点も、8点の援護を受け、今シーズン2勝目を挙げた。

 プロ3年目を迎えた根尾は、自主トレ、春季キャンプで大島洋平外野手や立浪和義臨時コーチをからアドバイスを受け、レギュラー獲得を目指した。プロ入り後初の開幕一軍と開幕スタメンを勝ち取りながらも、打率1割台と苦しい幕開けとなった。

 それでも、5月の月間打率は.412、今週の打率は.438と絶好調。チーム打率がリーグワーストの.230に沈む中日の中で、今後も打力でチームに貢献したい。