ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年5月24日~30日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021524日~30

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1位 ヤクルト・青木 史上4人目の日米通算2500本安打達成

2位 阪神・佐藤 新人選手として63年ぶりとなる1試合3本塁打を記録

3位 オリックス・宮城 球団史上初の10代開幕5連勝&交流戦最年少勝利を記録

4位 日本ハム・姫野 外野手から投手に転向

5位 西武・源田 新型コロナ陽性 14選手が入れ替え

 

1位 ヤクルト・青木 史上4人目の日米通算2500本安打達成26日・水曜)

 ヤクルトの青木宣親外野手が26日、日米通算2500本安打を達成した。日米での達成は日本人選手として史上4人目、また、通算2142試合での到達は史上2位のスピード記録となる。

 この日、2年ぶりに交流戦が開幕。青木は日本ハム戦に6番・左翼で先発出場を果たすと、初回の第1打席で相手先発の加藤貴之投手から右前打を放ち、偉業を達成した。

 通算2500安打はプロ野球史上11人目、日米通算での達成はイチロー松井秀喜松井稼頭央に次ぐ史上4人目となる。また、日米通算2142試合での記録達成はイチローに次ぐ速さ。稀代のヒットメーカーが、新たな金字塔を打ち立てた。

 青木は2003年にドラフト4位でヤクルトに入団。プロ野球史上初となる2度のシーズン200安打を達成するなど、日本を代表する安打製造機として活躍。2012年からMLBに移籍し、6シーズンで通算774安打を記録。2018年からヤクルトに復帰すると、今シーズンは野手最年長としてチームを支える。通算打率.323は歴代1位。

 

2位 阪神・佐藤 新人選手として63年ぶりとなる1試合3本塁打を記録28日・金曜)

 阪神の佐藤輝明内野手が28日、自身初となる1試合3本塁打を記録した。新人選手での1試合3本塁打は、1958年の長嶋茂雄(巨人)以来63年ぶり、史上3人目の快挙となる。

 この日の西武戦に6番・右翼で先発出場した佐藤は、2回の第1打席に先制となるソロ本塁打を右翼席へ運ぶ。6回にはジェリー・サンズ内野手に続く2者連続となるソロ本塁打を放ち、自身初となる1試合2本塁打を記録した。とどめは同点で迎えた9回の第5打席。 西武の守護神、リード・ギャレット投手の154キロの直球を右中間へ弾き返し、特大の勝ち越し3ランで試合を決めた。

 佐藤はこの試合で今シーズンの本塁打数を13とし、本塁打数で一時、巨人の岡本和真内野手、ヤクルトの村上宗隆内野手に並ぶリーグトップタイに躍り出た。さらに、出場46試合での13本塁打はシーズン40本ペース。清原和博(西武)が1986年に達成した新人最多本塁打記録の更新にも期待がかかる。

 

3位 オリックス・宮城 球団史上初の10代開幕5連勝&交流戦最年少勝利を記録26日・水曜)

 オリックスの宮城大弥が26日、今シーズン5勝目を記録。10代の投手としては球団史上初となる開幕から無傷の5連勝を飾った。

 この日、宮城はDeNA戦に先発すると、初回に2つの三振を奪う立ち上がりを見せる。150キロの直球と100キロ台のカーブでDeNA打線を翻弄し、3回まで無安打投球を披露した。打線は今シーズン最多の18安打14得点をあげるなど宮城を大量援護。宮城は6回を投げ、被安打4、四死球2、7奪三振、3失点の好投で開幕から無傷の5勝目をマークした。

 球団の左腕投手による開幕5連勝は、1953年の阿部八郎以来となる68年ぶり2人目、さらに、10代では球団初となる。また、19歳9カ月での交流戦初勝利は、山本由伸投手に並ぶ最年少初記録になった。

 験担ぎのため、負け投手になるまで髪を切らないと宣言していることでも話題の宮城。その髪がどこまで伸び続けるのかにも注目が集まる。

 

4位 日本ハム・姫野 外野手から投手に転向25日・火曜)

 日本ハム栗山英樹監督は25日、プロ6年目の姫野優也外野手が投手に転向することを明かした。

 姫野は2015年にドラフト8位で日本ハムに入団。当時から抜群の身体能力が注目されるも、1軍での出場は2018年に2試合出場したのみで無安打に終わり、2020年に戦力外通告を受けた。その後、育成契約として再契約するも、ここまでイースタン・リーグでの出場はない。

 過去、野手から投手へ転向した選手の1人に、現役ではオリックスの張奕投手がいる。2016年に育成1位でオリックスに入団した張は外野手として結果が出ず、2018年から外野手登録のまま5試合に投手として出場した。その後、支配下契約を勝ち取り、2019年には1軍で初先発初勝利を記録。ここまで21試合に登板し、4勝を記録している。

 栗山監督は姫野の投手転向について、「ずっと前からそういう案はあった」と語り、また、「球の強さがあるから、それを生かしてどんなピッチャーになってくれるか、楽しみにしている」と期待を寄せた。

 

5位 西武・源田 新型コロナ陽性 14選手が入れ替え27日・木曜)

 西武は27日、源田壮亮内野手新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 予定されていた広島との交流戦新型コロナウイルスの影響で中止となった25、26日、源田はチームの全体練習に参加。しかし、この日の朝、源田は37.5度の微熱を訴えると、PCR検査を受診。診断結果が出るまでに、西武はこの日の広島戦に源田をベンチ入りメンバーから外すことを明らかにしていたが、その後、陽性と判定されたを発表した。

 これを受け、西武は源田の他、「特例2021」の措置として濃厚接触者の疑いがある選手らを抹消するなど、14選手を入れ替え。控え野手が2人という状態で広島戦に臨むことになった。

 その後、28日に、ザック・ニール投手と木村文紀外野手が濃厚接触者として特定されたことを発表。現時点は両選手に発熱などの症状はなく、PCR検査を受けて陰性と判定されている。