野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年10月14日~20日
野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年10月14日~20日
1位 2019年ドラフト会議 佐々木はロッテ、奥川はヤクルト、森下は広島
2位 西武、3軍制導入へ
3位 SB千賀、日本シリーズ史上3人目となる3年連続開幕投手を務め、初戦を制す
5位 9月月間MVP、ニール&福田が初受賞 西は5年ぶり、吉田正は今季2度目
1位 2019年ドラフト会議 佐々木はロッテ、奥川はヤクルト、森下は広島(17日木曜日)
最速163キロ、“令和の怪物”として注目を集めた佐々木(大船渡)は、ロッテが交渉権を獲得した。近年のロッテは、種市・二木・岩下と、高卒の先発投手の台頭が目立つだけに、順調な成長曲線が見込めるのではないだろうか。
佐々木と並び注目を集めた奥川(星稜)は、リーグで唯一チーム防御率が4点台だったヤクルトが交渉権を獲得した。投手力が課題と言われ久しいチーム事情、また、現時点での完成度の高さは佐々木以上とも言われていることから、早期の一軍デビューが待たれる。
リーグ4連覇を逃した広島は、今シーズン100イニング以上投げた投手の合計勝利数が37勝と、昨シーズンの49勝を大きく下回った。先発投手の立て直しが課題となる広島が交渉権を獲得した森下(明治大)には、減少した勝利数を補填するような即戦力としての活躍を期待したい。
2位 西武、3軍制導入へ(14日月曜日)
12球団トップのチーム打率を誇るも、チーム防御率はリーグワーストに終わった西武。クライマックスシリーズではソフトバンク相手に4試合で32失点を喫し、2年連続で日本シリーズ進出を逃す結果となった。
これを受けて、選手層強化のために3軍制を導入し、さらに、ドラフトでは育成含め9選手中6選手で投手を指名するなど、来シーズン以降に向けて大きく舵を切る構えだ。
3位 SB千賀、日本シリーズ史上3人目となる3年連続開幕投手を務め、初戦を制す
(19日土曜日)
堀内恒夫、山田久志に次いで、史上3人目となる3年連続日本シリーズ開幕投手の大役を託された千賀。7回1失点と試合を作り、大事な初戦で勝利投手となった。過去、巨人相手に4試合に登板し2勝負けなしと、大一番でも相性の良さを発揮した。
4位 阪神、鳥谷の背番号「1」を準永久欠番に(14日月曜日)
プロ野球歴代2位の1939試合連続出場、球団最多2085安打を記録するなどの輝かしい実績を持ち、今シーズン限りで阪神を退団する鳥谷の背番号「1」が、新スターが現れるまで欠番扱いとなる。
先日のドラフト会議では、西(創志学園)、井上(履正社)、及川(横浜)、遠藤(東海大相模)、藤田(中京学院大中京)など、高校球界を沸かせたスター選手を多く獲得し、一気に若返りを図るとともに、育成に力を入れていくという阪神の覚悟を感じることができる内容だった。
この中から背番号「1」を背負い、未来の阪神を担う選手が出てくることを期待したい。
5位 9月月間MVP、ニール&福田が初受賞 西は5年ぶり、吉田正は今季2度目(15日火曜日)
9月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手はニール(西武)、打者は吉田正尚(オリックス)、セ・リーグ投手は西勇輝(阪神)、福田永将(中日)が選出された。
ニールは4勝0敗、防御率0.66。外国人最多タイに並ぶ11連勝も記録しリーグ優勝に貢献した。吉田はリーグトップの7本塁打を放ち、7月に続く今季2度目の受賞となった。
西は4勝0敗、防御率1.93。チームの逆転CS進出に大きく貢献した。リーグトップの29安打を記録した福田は、プロ13年目で嬉しい初受賞となった。
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