ほーりーの野球日記

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月9日~15日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月9日~15日

 

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1位 センバツ高校野球 史上初の中止を決定

2位 プロ野球 開幕戦延期が正式決定 4月11日以降の開幕目指す

3位 ロッテ 元阪神の鳥谷の獲得を発表ら泥酔騒ぎで謝罪

4位 MLB 開幕戦の延期を発表 オープン戦も全試合中止

5位 巨人 8連敗で球団ワースト更新 13戦勝ち星なしの最下位でオープン戦終了

 

 

1位 センバツ高校野球 史上初の中止を決定

 高野連は11日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、第92回センバツ高校野球大会の開催中止を発表した。先日4日には、出場校に対して無観客での開催を前提に準備を要請すると発表していたが、選手の健康面を考慮して、史上初の決断を下した。

 

 これを受け、出場校の選手や監督だけでなく、多くの野球関係者からコメントが寄せられている。その中で印象的だったコメントを紹介したい。

 

中京大中京高橋源一郎監督

 「自分たちの思うようにならないことがこれからの人生でも出てくる。教育の上では重要なことだと思う」

 

県立岐阜商業・鍛治舎巧監督

 「私たち大人の手で球児たちの夢を潰してしまったなと、私を含めて。そういう思いでいっぱいです。」

 

王貞治ソフトバンク球団会長

 「そういう人たちには、この先いいことがあるよ」

 

桑田真澄PL学園OB会長

 「選手たちの気持ちを考えると、何か救済してあげたいとは思いますが(中略)

 夏の大会に何かアドバンテージを与えるというのはちょっと違うように感じます」

 

カブスダルビッシュ有投手

 「いつか今回の出場校で甲子園でやってほしいなと思います」

 

ヤンキース田中将大投手

 「前例ない処置があってもいいんじゃないか」

 

 

2位 プロ野球 開幕戦延期が正式決定 4月11日以降の開幕目指す

 NPBは9日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月20日に予定されていた開幕戦の延期を決めた。

 

 その後、12日には新たな日程の協議が行われ、開幕戦は4月10日以降のいずれかの金曜日になる見通りだということが明らかになった。レギュラーシーズン143試合に加え、クライマックスシリーズ日本シリーズまでを含め、11月中の終了を目指すという。

 

 一部ではクライマックスシリーズ中止論を噴出しており、また一方では、日程短縮やダブルヘッダーなどの措置を取る必要性があるとの見方もある。

 

 話は変わるが、一般社会でも今回の新型コロナウイルスを機にリモートワークや時差出勤を進める動きがみられる。やってみると「案外いいじゃん」となる例もあるようだ。

 

 今回の開幕戦延期に伴い再燃したCS不要論にも置き換えてみる。もし今シーズンに限り廃止するという措置が取られたとして、「なくてもいいじゃん」という世論が高まったらどうだろうか。

 

 個人的には、リモートワークは賛成だ。しかし、一試合でも多く観戦したい身としては「CSなくてもいいじゃん」とならないことを祈りたい。

 

 

3位 ロッテ 元阪神の鳥谷の獲得を発表

 ロッテは10日、元阪神鳥谷敬内野手との契約を発表した。1年契約で年俸は1600万円。背番号は「00」。

 

 井口監督は鳥谷に対し「内野全部は守ってもらいたいなと思っています」と話している。鳥谷は先日二軍に合流すると、二塁、遊撃の守備練習では軽快な動きを見せた。さらに、経験のある三塁だけでなく、一塁を守る可能性もあるという。

 

 ロッテには昨シーズンまで、内野の全ポジションを守れる鈴木大地がいた。鈴木がFAで楽天に移籍してからも補強は進めてきたが、経験豊富なベテラン内野手の加入は、チームにとって大きな補強となったはずだ。

 

 さらに、鳥谷加入後のロッテの公式SNSは軒並みフォロワー数が増加しているという。今シーズンから加入した佐々木朗希投手の投球練習の動画を公開するなど、SNSの話題が多いロッテだが、鳥谷の入団でさらに賑わいを見せている。

 

 野球界全体として重い雰囲気が続くが、12球団随一の”インフルエンサー”であるロッテには、SNSなどを使って明るい話題をさらに提供してもらいたい。

 

 

4位 MLB 開幕戦の延期を発表 オープン戦も全試合中止

 MLBは日本時間13日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開幕戦を少なくとも2週間延期することを発表した。さらに、その日からオープン戦全試合も中止するという。

 

 気になる日本人選手だが、オープン戦の突然の終了により、実戦での成績があがらないまま開幕を迎える選手もいる。

 

 エンゼルス大谷翔平選手は打者として出場した9試合で打率.105に終わった。メジャー一年目となるレイズの筒香嘉智外野手は12試合に出場し、オープン戦2試合目で初本塁打を記録するも最終的に打率.179、14打席ノーヒットのまま開幕戦を迎える。筒香と同じくメジャー一年目となるブルージェイズの山口俊投手は4試合に登板し9イニングを投げ5本の本塁打を浴びるなど防御率9.00と苦しんだ。

 

 一方、筒香、山口と同じくメジャー一年目のレッズの秋山翔吾外野手は、10試合に出場し打率.321と開幕1番バッターに向けてアピールした。ヤンキース田中将大投手、カブスダルビッシュ有投手、今シーズンからツインズに移籍した前田健太投手はいずれも順調な仕上がりを見せている。

 

 具体的な開幕時期は明らかとなっていないが、この延期期間中に、調子の上がらない選手(特に一年目の筒香と山口)の復調を期待したい。

 

 

5位 巨人 8連敗で球団ワースト更新 13戦勝ち星なしの最下位でオープン戦終了

 13日に行われた巨人対楽天のオープン戦で、巨人は楽天に逆転負けし、球団ワースト記録を更新する8連敗を喫した。15日のオープン戦でも球団ワーストをさらに更新する9連敗目を喫し、これで13戦連続で勝ち星ゼロのままオープン戦全日程を終了した。

 

 投手陣に課題を感じさせる試合が多く、序盤の大量失点や終盤に失点を重ね追いつかれる、あるいは勝ち越されるシーンが多く見られた。

 

 先発候補は開幕投手に内定している菅野智之投手以外に不安を残す結果となった。先発復帰を目指す田口麗斗投手は3試合に先発し防御率5.27、高卒2年目の戸郷翔征投手は2試合に先発し防御率9.35、昨シーズン韓国リーグで最多勝に輝いたサンチェス投手は2試合(通算3試合)に先発し防御率10.57に終わった。先発として期待されていた髙橋優貴、桜井俊貴両投手は、リリーフ転向が示唆されている。

 

 リーグ連覇を目指す巨人だが、今シーズンは山口俊投手が移籍したこともあり、先発投手陣の再構築が求められる。その中で、不安を感じさせるオープン戦となった。

 

 開幕が延期となったこの間に、先発投手陣の再構築が急務だ。

 

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