ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年1月6日~12日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年1月6日~12日

f:id:horiuchi5232122:20200112225028p:plain

1位 レッドソックス ワールドシリーズ制覇の18年にサイン盗み? 米メディア報じる
2位 PL学園野球部OB会総会 桑田真澄会長、復部に向けて報告 教団は「復部を考えています」
3位 前例ない大抜擢 三好貴士氏、ツインズ・ルーキーリーグの監督に就任
4位 藤川球児 「優勝したら引退」 テレビ番組で明かす
5位 プロ野球若手選手への調査 引退後は「会社経営者」希望が初の1位

 

1位 レッドソックス ワールドシリーズ制覇の18年にサイン盗み? 米メディア報じる
 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が7日(日本時間8日)、2018年にワールドシリーズ制覇を達成したボストン・レッドソックスが、同年に球場内のビデオリプレールームでサイン盗みをしていた報じた。

 同サイトによると、当時のチームに所属した3人が球団の不正行為を証言したという。なお、レッドソックスはその前年にも、ベンチ内から腕時計型端末を使ったサイン盗みが発覚し、大リーグ機構から罰金を科せられ、厳重注意を受けた経緯がある。

 昨年11月には、ヒューストン・アストロズワールドシリーズを制覇した2017年にサイン盗みを行っていたことが報じられており、その後の調査を受け、「記録的な罰金を払う」と報じられている。

 …もうこれ以上、野球界の最高峰であるMLBが汚れていくのは、見たくない。


2位 PL学園野球部OB会総会 桑田真澄会長、復部に向けて報告 教団は「復部を考えています」
 11日、大阪市内でPL学園野球部のOB総会が行われ、同校野球部の復部が検討されていることが報じられた。

 総会に参加したOB会会長の桑田真澄氏が「昨年、教団側と何度か話し合いの場を持つことができました。野球部の復部について考えていることが分かりました。今はその方法やタイミングを模索しているということです」と報告した。

 PL学園野球部は、春夏7度の甲子園優勝を誇り、数々のプロ野球選手を輩出したが、その後は不祥事などが相次ぎ、2016年を最後に休部状態にあった。

 OB会は毎年、総会を開き、学校側に嘆願書を出すなど野球部復活を目指して活動を続けている。一部には、桑田真澄氏の監督就任を期待する声もあがっている。その後の吉報を期待したい。

 なお、PL学園野球部の歴史や休部に至る経緯は、ノンフィクションライターの柳川悠二氏による『永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット』(小学館、2017年)に詳しく書かれている。「巨大勢力の栄枯盛衰」という意味でも読み応えがあり、野球ファンならずとも是非読んでもらいたい一冊だ。


3位 前例ない大抜擢 三好貴士氏、ツインズ・ルーキーリーグの監督に就任
 日本時間11日、ツインズの2020年のマイナーリーグのスタッフ人事が発表され、三好貴士氏がルーキーリーグ、ガルフ・コースト・リーグツインズの監督に日本人で初めて就任した。

 MLB公式サイトは三好氏について、「アメリカのプロ野球において初めてとなるNPBMLBでの選手経験が無い日本人監督だ」と紹介している。

 三好氏は相武台高校卒業後、単身渡米。アルバイトで生計を立てながらプロテストを受けた。
 
 25歳のときにカナディアンベースボールリーグのチームに練習生の形で入団するも、27歳で引退。帰国後は一時は営業職に就いた。

 その後、もう一度プロテストを受ける決意をし、再び渡米。プロテストに合格すると、選手兼アシスタントコーチを打診された。
 
 コーチ業に専念後は、独立リーグの監督やコーチなどを歴任し、2016、17年と2年連続でパシフィック・アソシエーション・リーグで最優秀監督に選ばれた。


4位 藤川球児 「優勝したら引退」 テレビ番組で明かす
 阪神藤川球児投手が6日、関西テレビの情報番組「報道ランナー」に出演。

 今季について問われると、「日本一の球団にしなきゃいけない。それが恩返しなので」と話し、「優勝したら引退ですか?」と問われ「そうやね」と答えた。

 藤川は昨シーズン途中より守護神の復帰し、16セーブを挙げた。名球会入会の条件となる250セーブまであと7に迫っており、矢野監督は早くも藤川を今シーズンも守護神として起用することを明言している。

 阪神は2005年を最後にリーグ優勝から遠ざかっているが、15年ぶりのリーグ優勝、そして通算250セーブを花道とできるだろうか。

 松坂世代最強の守護神として、藤川にはまだまだ現役でいてもらいたいが、そんな出来すぎなストーリーにも期待してしまう。


5位 プロ野球若手選手への調査 引退後は「会社経営者」希望が初の1位
 日本野球機構は9日、2019年現役若手プロ野球選手への「セカンドキャリアに関するアンケート」の結果を発表した。

 「引退後どのような仕事をしてみたいか?」という質問に対し、21.4%が「起業・会社経営」と答え、調査開始以来、初の1位となった。なお、調査開始以来、長らく「高校野球指導者」が1位だったが、前年1位は15.1%で「会社員」であり、2年続けて野球以外の進路希望が1位となった。

 また、同調査では「引退後の生活に不安を持っているか?」という質問に対し、「不安がある」と回答したのが48.4%で、これは昨年まで60~70%で推移していた割合を大きく下回った。

 プロ野球選手の引退時の平均年齢は29歳といわれており、その中にはもちろん戦力外や怪我により選手生活を終える選手も含まれている。選手寿命を全うして引退できる選手はごくわずかなのだ。

 働き方改革やパラレルキャリアなどの言葉が浸透している現在、野球選手の意識も大きく変わってきているということだろうか。

 

https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja
https://twitter.com/RZCmvWiDTYwLHv6