ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月23日~29日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年3月23日~29日

f:id:horiuchi5232122:20200405215311p:plain

1位 阪神・藤浪、長坂、伊藤 新型コロナの感染公表 NPBでは初
2位 プロ野球開幕 さらに延期? 5月開幕に向けて本格準備
3位 東北勢限定センバツ 仙台育英監督の呼びかけで来月開催へ

 

1位 阪神・藤浪、長坂、伊藤 新型コロナの感染公表 NPBでは初(27日金曜日)
 阪神は26日、藤浪晋太郎投手が新型コロナウイルス感染の疑いがあるとしてPCR検査を受けたと発表した。NPB選手が検査を受けることを公表するのは初めての事例だ。

 そして27日、藤浪投手のほか、長坂拳弥捕手、伊藤隼太外野手の感染が発表された。3選手は、14日に行われた食事会に同席しており、感染が確認された3選手のほか、4選手と社外から5名が参加していたという。現在感染が確認されたのは3選手だが、この食事会によるクラスター感染に発展する可能性も否定できない。また、中日は29日、伊藤外野手と接触したの2選手を自宅待機すると発表した。

 3選手は現在入院中だが、いずれも咳や熱などの症状はないという。

 藤浪は数日前から嗅覚異常や味覚障害を感じていたという。こうした症状が感染発覚のきっかけになればいいという啓蒙から、今回の公表に至った。これまで、海外の事例から一部の人の耳には届いていたかもしれないが、藤浪投手、阪神球団の決断により、より周知されたことだろう。

 この藤浪投手の決断に対しダルビッシュ投手は、「嗅覚がおかしいってだけで名乗り出た藤浪選手はすごいと思う。情報収集している証拠やし、自分の身体に敏感な証拠。関係者の感染リスクもかなり抑えられたはず」とコメントした。

 

2位 プロ野球開幕 さらに延期? 5月開幕に向けて本格準備(27日金曜日)
 27日に開かれたセ・リーグの臨時理事会で、プロ野球の開幕を5月に向けて本格準備していることがわかった。

 23日に行われた12球団代表者会議では、4月24日の開幕を目指すと決議されていた。27日には、阪神タイガース藤浪晋太郎投手ら3選手が、新型コロナウイルスに感染していたことが発表されていた。

 しかし、あくまでも開幕日の目標照準は4月23日だ。NPBの井原敦事務局長は「これをきっかけに考えることはない。今は24日開幕を目指す」と話した。

 無観客試合により球団はSNSを使ったファンサービスを進化させ、開幕延期のためにファンは開幕の歓びを極限まで溜めた。プロ野球開幕までのハードルは高いが、選手も球団もファンも開幕を待ち続けている。いつか開幕して、球場をファンが埋め尽くすとき、プロ野球はいまよりももっとエンターテインメントとして発展しているはずだ。今はその準備期間だと思いたい。

 

3位 東北勢限定センバツ 仙台育英監督の呼びかけで来月開催へ(24日火曜日)
 24日、新型コロナウイルスの影響で中止が発表された第92回選抜高等学校野球大会に出場予定だった仙台育英(宮城)、鶴岡東(山形)、磐城(福島)の東北勢3校が4月26日に練習試合を行うことが明らかになった。仙台育英の須江航監督の発案により、”東北勢限定センバツ”が開催されることになったかたちだ。

 3校による変則ダブルヘッダーで計3試合を仙台市内で実施予定。センバツの甲子園で付ける予定だった1番から18番の背番号でプレーするという。

 3月11日、センバツの中止が発表され、高野連センバツの代替案を検討しているというが、いまだ具体的な案は発表されていない。選手や関係者の落胆が消えない中での名案だ。

 同じくセンバツに出場予定だった花咲徳栄(埼玉)が自校のグラウンドで入場行進や校歌斉唱を行うなど、独自の代替案を見せる学校もあるが、東北勢による特別試合は今後、出場予定だった高校への代替案のひとつのモデルケースとなるかもしれない。


https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja
https://twitter.com/RZCmvWiDTYwLHv6