ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月2日~12月8日

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月2日~8日

 

1位 松坂大輔 14年ぶりに西武復帰
2位 ヤクルト 小川淳司前監督が球団初のGMに就任
3位 日本ハム有原 「来オフにもMLB挑戦」球団に意向を示す
4位 ソフトバンク松田 選手会新理事長に就任
5位 前オリックス成瀬 栃木ゴールデンブレーブスに入団

 

1位 松坂大輔 14年ぶりに西武復帰(3日火曜日)
 
 西武は3日、中日を退団し自由契約となっていた松坂大輔投手と契約合意したと発表した。背番号は「16」。

 リーグ連覇を果たした西武だが、今シーズンのチーム防御率は4.35、先発投手に限ると4.64と、いずれもリーグ最下位に終わった。

 外国人投手では球団タイとなる10連勝を記録したニールや、初の2桁勝利を記録した高橋光成、FA残留を発表した十亀のほか、今シーズンの成長が著しい今井達也、本田圭佑、ルーキーの松本航らが、来シーズンも先発候補となるが、3連覇を目指すには、先発投手の強化が課題となるだろう。

 松坂が先発として1年間をフルに戦うのは難しいかもしれないが、チームにどれほどのものを残すことができるのだろうか。

 そして、このニュースを聞いたとき、松坂伝説の終焉が限りなく終焉に近づいていることを実感してしまったのは、私一人ではないはずだ…。


2位 ヤクルト 小川淳司前監督が球団初のGMに就任(3日火曜日)
 
 ヤクルトの小川淳司前監督が来年1月1日付でGMに就任することが3日決まった。

 球団としてGM職を置くのは初めてで、編成・運営面に携わるという。

 小川前監督は現役時代、目立った成績を残すことはできなかった。引退後はスカウトを3年、二軍守備走塁コーチを3年、二軍監督を9年、そして2010年途中から就任した監督代行を含め5年間監督を努めた。2015年からシニアディレクターに就任。2018年から監督に再び就任し、今シーズン限りで退任。来シーズンからはGMに就任する。

 目立たずコツコツ球団に尽くし、現場を離れてフロント内で出世し、とうとうGMまで上り詰める。日本のサラリーマンを体現するような人物だ。

 派手さはないが堅実な。そんな味のあるチームを目指してほしい。


3位 日本ハム有原 「来オフにもMLB挑戦」球団に意向を示す(4日水曜日)

 日本ハム有原航平投手が4日、来シーズンオフにもポスティングシステムを利用したMLB移籍を目指していることが明らかになった。

 有原は2014年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、2015年に新人王を受賞。2017年に開幕投手を務め、今シーズンは15勝8敗、防御率2.46の成績で初の最多勝を獲得した。

 昨シーズンまでの有原は、4シームの投球割合が40%を毎年超えていたが、今シーズンは29.7%と、10%近く減少した。代わりに、1%前後を推移していた2シームの投球割合が今シーズンは10.2%だった。その結果か、微小ながら昨シーズンよりもゴロが増え(51.3⇒56.2)フライが減り(36.3⇒33.9)、被本塁打率も減少(1.38⇒0.77)した。

 フライボール革命期にあるMLBを意識した投球スタイルを身につけている途中段階にあるのかもしれない。

 来シーズンの有原がどのような投球スタイルを主体とするのか、成績とともに注目したい。

 また、日本ハムでは先日、西川遥輝外野手が来オフのMLB挑戦を、大田泰示外野手がMLBへの思いがあることを明かしている。


4位 ソフトバンク松田 選手会新理事長に就任(5日木曜日)

 一般社団法人「日本プロ野球選手会」の定期総会が5日開かれ、理事長を4年務めた中日の大島洋平外野手が退き、ソフトバンク松田宣浩内野手が新理事長に選任された。

 松田新理事長は「とにかく明るく野球普及へ全国を駆け巡りたい」と所信表明した。

 巨人の炭谷銀仁朗捕手が会長を務める日本プロ野球選手会は、選手の待遇改善や地位向上などに努める労働組合という位置づけだが、今回松田が理事長に就任した選手会は、野球教室の開催やチャリティーなどを行うことで野球界全体の発展を担う社団法人としての位置づけとなる。

 炭谷会長は現在、「現役ドラフト」などの実現に向けて奮闘している。

 炭谷会長、松田理事長はじめ、選手が一丸となって、野球界全体の発展を目指してもらいたい。

 いち野球ファンとして、全力でついていきたい。


5位 前オリックス成瀬 栃木ゴールデンブレーブスに入団(3日火曜日)

 BCリーグ栃木ゴールデンブレーブスは3日、今季でオリックス・バファローズ自由契約となった成瀬善久投手が選手兼任コーチとして入団することを発表した。

 2003年にドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに入団した成瀬は、2007年に16勝を挙げ、最優秀防御率と最高勝率を獲得しブレイクすると、2009年からは4年連続で2桁勝利を記録した。2015年にFAで東京ヤクルトスワローズに移籍するも、思うような成績を残すことができず戦力外通告を受けた。2019年にオリックス・バファローズにテスト入団するも6試合の登板で0勝に終わり、再び戦力外通告を受けた。NPB通算255試合に登板し96勝を挙げている。

 栃木には現在、2010年まで千葉ロッテマリーンズでチームメイトだった西岡剛が在籍する。かつてロッテで「史上最大の下克上」を成し遂げたときのエースとリードオフマンの共演に、今から胸を躍らせるファンも多いのではないだろうか。

 しかし、成瀬と同様に戦力外通告を受け栃木に入団した西岡は、NPB復帰を目指している。かつてのチームメイトからの刺激を受け、成瀬も舞台を変えて、もう一花咲かすことができるだろうか。 

 

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