ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月23日~29日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月23日~29日

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1位 オリックス 球界初の女性スカウトを抜擢
2位 菊池 広島残留を表明
3位 巨人森福 現役引退を決意 
4位 西武 多和田が自律神経失調症と発表
5位 SB柳田 日本人選手最長タイの7年契約で更新 終了後は引退を示唆

 

1位 オリックス 球界初の女性スカウトを抜擢
 オリックスは26日、来年1月1日付の球団人事を発表し、元ソフトボール日本代表で北京五輪金メダリストの乾絵美氏がアマチュアスカウトに就任することがわかった。球界では初の女性スカウトの誕生となる。

 先のドラフト会議で興南高校の宮城大弥投手をはじめ、育成を含めると8人の高卒選手を指名した。また、2021年にも3軍制を導入すると言われている。若手育成に舵を切ったオリックス球団において、新たなスカウトの手腕が試されることだろう。

 今回の女性スカウトの誕生は、勝ち負けを超えた意義のある出来事だ。

 これまで、女性の社会進出や地位向上という面から見ると、野球界は後進的である感が否めなかった。
 それが、先日にはDeNAの南場オーナが女性として初のオーナー会議議長に就任することが決定し、今回は初の女性スカウトが誕生することとなった。

 野球界の発展を考えると、今後はさらに女性の進出が進むのではないだろうか。


2位 菊池 広島残留を表明
 ポスティングシステムMLB移籍を目指していた広島の菊池涼介内野手が27日、残留を発表した。

 菊池は先月球団からポスティングを容認されMLB球団との交渉を進めてきたが、交渉期限の終了となる1月3日を待たずに残留を決意し、あわせて、来シーズン取得見込みの海外FAによるMLB移籍も封印する考えを明かした。

 MLBでは近年、NPB以上に二塁手に打力を求める傾向が強い。それは、データに基づいたシフトを敷くことで、それほど守備範囲が広くない二塁手でもアウトを取れる場面が増えたことがひとつの要因だ。菊池の守備力はMLBでも高い評価を得ていたが、打力を疑問視する声も挙がっていた。契約締結まで至らなかったのには、そうした背景があったのだろう。

 広島球団、ファン、そしてなにより菊池自身にとって複雑な心境のオフになったが、今回の決断が、広島のリーグ制覇奪還、そして東京五輪金メダルの後押しとなることに違いない。


3位 巨人森福 現役引退を決意 
 巨人から戦力外通告を受けた森福允彦投手が今季限りで現役引退することが24日分かった。

 森福は2006年、ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。2011年からセットアッパーに定着すると、4年連続で50試合以上に登板し、2013年にはWBC日本代表に選出された。2016年オフにFAで巨人に移籍するも、3年間で39試合登板に終わった。2019年オフに戦力外通告を受け、トライアウトを受験するも、NPBからのオファーがなく引退を決意した。

 独得なフォームと制球力を武器に、プロ13年間で通算134ホールドを挙げた。ソフトバンクに在籍した2011年、中日との日本シリーズ第4戦の6回、1点リードも無死満塁という絶体絶命の場面で登板すると、後続を三者凡退で抑え、日本一を引き寄せる名リリーフを見せた。これがのちに「森福の11球」と呼ばれるなど、球界を代表する中継ぎ左腕の地位を確立した。

 引退後は未定というが、今後は福岡を拠点に、第二の人生を歩む。いつかまた現場に復帰し、新たな左キラーの育成に尽力してほしいというのが、多くのファンの願いだろう。


4位 西武 多和田が自律神経失調症と発表
 西武は23日、多和田真三郎投手が自律神経失調症であると発表した。

 現在、復帰の目処は立っておらず、契約保留選手のまま回復を待ち、復帰の見通しが立ち次第、契約を行うという。

 多和田は昨シーズン、16勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得した。今シーズンは開幕投手を務めるも、9月に頻脈性不整脈のため治療に専念すると発表し、12試合で1勝6敗に終わった。

 過去には、2018年に川崎宗則内野手が自律神経の病気を公表し、自由契約選手として退団した。また、2019年には中村晃外野手が自律神経失調症を発表した。

 しかし、川崎は今年、客員コーチに就任した味全ドラゴンズで2年ぶりに現役復帰した。中村はレギュラー定着後最少の44試合出場にとどまるも、CS、日本シリーズでいずれも打率4割超と好成績を残してチームの日本一に貢献した。

 来シーズン中の復帰は、7月31日までの登録にすることが条件となる。無事に選手として復帰してくれることを願うばかりである。


5位 SB柳田 日本人選手最長タイの7年契約で更新 終了後は引退を示唆
  ソフトバンク柳田悠岐外野手が25日、契約更改を行い、5億7000万円プラス出来高払いで7年契約を結んだ。

 柳田は今シーズン、ケガによる長期離脱を強いられ、38試合の出場で7本塁打23打点、打率.289の成績に終わった。来シーズンは3年契約の最終年であると同時に、海外FAを取得する見込みであったが、それに伴い、MLB挑戦が難しくなった。

 そこで球団から提示されたのが、日本人選手歴代最長タイとなる7年の大型契約だった。さらに、会見で柳田の口から飛び出したのは、契約終了後の引退示唆だった。事実上の、生涯ホークス宣言だ。

 もし言葉通りなら、柳田は38歳で引退する。まだ7年ととるか、あと7年しかないととるか―

 今から”最後”を想像するのは早いが、来シーズンから最終シーズンまで、代名詞のフルスイングを貫き通してほしい。  

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月16日~22日

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月16日~22日

1位 巨人山口 2年6億6000万円でブルージェイズと合意
2位 ロッテ涌井 金銭トレードで楽天に移籍
3位 ソフトバンク ヤクルト自由契約バレンティンを獲得
4位 DeNA山崎 1億円アップの契約更改でメジャー挑戦の意志伝える
5位 楽天松井 来シーズンの先発転向を明言

 

1位 巨人山口 2年6億6000万円でブルージェイズと合意
 巨人からポスティングシステムMLB移籍を目指している山口俊投手が、日本時間18日、トロント・ブルージェイズと契約合意したと報じられた。

 ブルージェイズは2015年に地区優勝を果たすも、今シーズンまで3年連続で4位に低迷している。今シーズンのブルージェイズは、規定投球回数に達した投手と2桁勝利に達した投手がいずれもゼロだった。先発投手をすでに2選手獲得しており、抑えの経験がある山口を救援として起用する見方もある。

 以前も紹介したが、今シーズンNPB規定投球回数に到達した先発投手を対象に、フォークの投球割合(SF%)とフォークによる失点増減の合計(wSF)を見ると、山口はそれぞれ26.6%、24.2といずれも両リーグ1位だった。起用法は確定していないが、日本人投手の多くが落ちる球を武器として活躍してきた歴史を踏まえると、山口にも活躍が見込める要素はある。

 ブルージェイズニューヨーク・ヤンキースタンパベイ・レイズと同じくアメリカンリーグ東地区に所属しており、それぞれ田中将大投手、筒香嘉智外野手が在籍する。今シーズンと比べて、日本人対決がさらに多く実現しそうだ。


2位 ロッテ涌井 金銭トレードで楽天に移籍
 楽天は19日、ロッテの涌井秀章投手を金銭トレードで獲得したと発表した。

 楽天は今シーズン、先発二本柱の則本昂大投手、岸孝之投手が怪我の影響で不本意な成績に終わるも、前年までプロ4年間で未勝利だった石橋良太投手が8勝を挙げるなど、2年ぶりにAクラス入りを果たした。

 楽天ではすでに、美馬学投手がロッテに移籍することが決まっており、涌井には新たな先発の一員としての期待がかかる。

 近年のロッテは、先発投手に若手の台頭が目立つ。来シーズン以降の涌井の起用法について話し合いが交わされる中で、これからも先発として投げたいという涌井の意志が尊重されて実現したのが、今回のトレードだ。

 涌井は今シーズン、先発として定着してから自己ワーストの3勝(7敗)、防御率4.50に終わった。
 それでも、プロ15年間で通算133勝、最多勝を3度獲得し沢村賞も受賞するなど、実績は申し分ない。

 まだ33歳。技術的にも体力的にも衰えるには早いだろう。
 心機一転、再びエースとしての輝きを取り戻してもらいたい。

 ちなみに僕は、NPBの全ての投手の中で、涌井の投球フォームが一番好きだ。


3位 ソフトバンク ヤクルト自由契約バレンティンを獲得
 ソフトバンクは16日、ヤクルトから自由契約になっていたウラディミール・バレンティン外野手の獲得を発表した。年俸5億円の2年契約。背番号はヤクルト時代の「4」に決まった。

 ソフトバンクは今シーズン、3年連続の日本一を果たすも、レギュラーシーズンは2年連続で2位と悔しい思いをした。チーム防御率はリーグトップの3.63も、チーム得点数がリーグ4位の582に終わった。強力打線のライバル、西武ライオンズのチーム得点数が12球団ダントツの756を記録しており、3年ぶりのリーグ優勝を目指すソフトバンクとしては打線の強化が重要課題だった。

 プロ野球シーズン記録の60本塁打本塁打王3回、通算288本塁打・763打点を記録するなど、バレンティンの強打は誰もが知るところで、打線を強化したいソフトバンクにとっては、今シーズンのFA市場で最もフィットする選手だった。

 尚且つ、来シーズンから外国人枠を外れるため、グラシアルやデスパイネらとの共存も可能だ。

 来シーズンは西武をも凌ぐ最強打線が形成されるかもしれない。


4位 DeNA山崎 1億円アップの契約更改でメジャー挑戦の意志伝える
 DeNA山崎康晃投手は20日、契約更改を終え、1億円増の3億5000万円でサインした。同時に、将来的なメジャー挑戦を球団に伝えた。

 山崎は今シーズン、30セーブを挙げ、2年連続で最多セーブのタイトルを獲得した。プロ一年目から抑えを務め、5年間で通算163セーブを記録し、プレミア12では世界一を経験した。

 山崎の独特な軌道で落ちるツーシームが外国人打者にも通用することは、先のプレミア12でも証明された。タテに落ちる変化球に一定の需要があることは周知の通りで、もし正式にMLB挑戦を表明すれば、獲得に乗り出す球団はあるのではないか。

 もしかすると日本で山崎のプレーを見ることができる最後の年となるかもしれない来シーズン、リーグ制覇と日本一、さらには東京五輪での金メダルと大仕事を成し遂げて海を渡ることができるだろうか。


5位 楽天松井 来シーズンの先発転向を明言
 今季パ・リーグ最優秀救援投手に輝いた楽天松井裕樹投手が17日、契約更改を行い、年俸2億5000万円で4年契約を結んだ。また、その後の会見で、来シーズンの先発転向を明かした。

 これにより、則本、岸の二本柱、今シーズン8勝を挙げブレイクした石橋、ロッテから移籍した涌井の先発右腕、辛島・塩見の先発左腕にさらに一枚加わった。

 松井の先発転向により気になるのが、後任の抑え候補だ。

 今シーズンの楽天で中継ぎとして40試合以上に登板し、来季も楽天でプレーすることが決まっている5投手を対象に、抑えとして重要視される、制球力(与四球率)・奪三振能力(奪三振率)・被本塁打率に加え、フライ傾向の高低(=低ければ本塁打の可能性が低い)を見てみると、以下の通りとなる。

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 この中から新たな抑えが誕生するのか、あるいは新たな候補が名乗りを上げるのか。

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月9日~15日

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月9日~15日

 

1位 筒香 2年13億円でレイズと合意
2位 イチロー氏 学生野球資格回復制度研修会を受講
3位 オリックス MLB通算282発のアダム・ジョーンズと合意
4位 ヤンキース ゲリット・コールと投手史上最高額となる9年352億円で合意
5位 前中日ロドリゲス、MLB復帰 2年6億円でレンジャーズと契約

 

1位 筒香 2年13億円でレイズと合意
 DeNAからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた筒香嘉智外野手がレイズと契約合意に達したと、地元紙記者がTwitterで報じた。ここまで報じられている内容によると、契約は2年1200万ドル(約13億2000万円)、野手ではチーム2番目の高額年俸になるという。

 レイズは「オープナー」や「ブルペンデー」などの戦術を先駆けて導入しており、打線やポジションも固定せずに流動的に戦術を変えるなど、組織的な戦術を得意とするチームだ。長打だけでなく、複数のポジションを守れて、高い出塁率を残す筒香なら、レイズにもフィットするだろう。

 しかし、我々日本人ファンとしては、筒香にはやはり一発を期待してしまう。

 今シーズンの筒香のハードヒット率は12球団トップの45.4%を記録している。これは、筒香自身にとってもキャリアハイの数値となる。

 現在までの日本人野手のシーズン最多本塁打は、2004年に当時ヤンキースに在籍した松井秀喜が記録した31本だが、筒香にはそれを超えてもらいたい。

 

2位 イチロー氏 学生野球資格回復制度研修会を受講
 今年3月に現役を引退したイチロー氏が13日、元プロ野球関係者が学生を指導する際に必要な学生野球資格回復のための研修会に出席した。

 イチロー氏は現在、「マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター」という肩書きだが、今年から球団在籍中の監督、コーチ、選手、スタッフらも学生野球資格回復制度研修会の受講が可能になった。

 実際に指導を行うには所属チームからの退団が必要となるが、球団業務から離れるオフ期間に限り指導可能になることが、12月6日の日本学生野球協会理事会承認された。

 遠くない将来、”イチローコーチ”、”イチロー監督”の姿を見ることができるかもしれない。

 

3位 オリックス MLB通算282発のアダム・ジョーンズと合意
 オリックスが10日、前ダイヤモンドバックスのアダム・ジョーンズ外野手と合意に達した。

 ジョーンズはMLB通算14シーズンでオールスターゲームに5度出場。1823試合に出場し、通算282本塁打を記録し、シルバースラッガー賞も受賞しているスラッガーだ。

 オリックスは今シーズン3年ぶりに最下位に終わったが、その要因のひとつとして、チーム打率がリーグワースト、本塁打数がリーグ5位に沈んだ打線が挙げられる。ジョーンズには、打線強化の役割が期待される。

 来シーズンも吉田正尚が打線の中核を担うことが予想されるが、主に3番を務めた吉田は 2年連続でリーグ最多の敬遠数を記録している。ジョーンズを4番に据えられるかが、打線強化の大きなポイントとなるだろう。

 

4位 ヤンキース ゲリット・コールと投手史上最高額となる9年352億円で合意
 日本時間10日、スティーブン・ストラスバーグが投手史上最高額となる7年2億4500万ドル(約267億円)でワシントン・ナショナルズと再契約したが、その翌日の11日、ゲリット・コールが9年3億2400万ドル(約356億円)でニューヨーク・ヤンキースと契約し、投手史上最高額をあっという間に更新した。

 コールは今シーズン、20勝5敗、防御率2.50で最優秀防御率と、326奪三振最多奪三振の2冠を達成し、今オフFAの目玉とされていた。

 コール獲得後、現地メディアのあるTwitterが話題になっている。

 なんでも、来シーズンのヤンキースにおけるゲリット・コール、ジャンカルロ・スタントン両選手の年俸総額が6200万ドル(約67億円)になるが、これはタンパベイ・レイズの2019年における総年俸は6400万ドル(約69億円)に匹敵するという。

 ………改めて言いたい。

 筒香、がんばれ!!

 

5位 前中日ロドリゲス、MLB復帰 2年6億円でレンジャーズと契約
 今シーズン中日でプレーし最優秀中継ぎ賞を獲得したジョエリー・ロドリゲス投手がレンジャーズと2年総額550万ドル(約6億500万円)で契約した。

 中日ドラゴンズの前はフィラデルフィア・フィリーズに所属し、2シーズンで38試合に登板し1勝2敗、防御率5.40、6ホールドを記録している。

 現地メディアはロドリゲスに対し、セットアッパーとしての起用を予想している。

 NPBからMLBへの逆輸入投手といえば、近年ではセントルイス・カージナルス でプレーするのマイルズ・マイコラス投手(前巨人)や、2016年までテキサス・レンジャーズでプレーしたコルビー・ルイス(前広島)が思い浮かぶ。

 マイコラスは今シーズン、リーグ最多の14敗を喫するものの、MLB復帰1年目となる昨シーズンは18勝を挙げ最多勝に輝いた。ルイスは2016年に引退するまでにMLB復帰後に4度の2桁勝利を記録した。

 ロドリゲスも、日本での経験を活かしてメジャーの舞台で花咲かしてほしい。  

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月2日~12月8日

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年12月2日~8日

 

1位 松坂大輔 14年ぶりに西武復帰
2位 ヤクルト 小川淳司前監督が球団初のGMに就任
3位 日本ハム有原 「来オフにもMLB挑戦」球団に意向を示す
4位 ソフトバンク松田 選手会新理事長に就任
5位 前オリックス成瀬 栃木ゴールデンブレーブスに入団

 

1位 松坂大輔 14年ぶりに西武復帰(3日火曜日)
 
 西武は3日、中日を退団し自由契約となっていた松坂大輔投手と契約合意したと発表した。背番号は「16」。

 リーグ連覇を果たした西武だが、今シーズンのチーム防御率は4.35、先発投手に限ると4.64と、いずれもリーグ最下位に終わった。

 外国人投手では球団タイとなる10連勝を記録したニールや、初の2桁勝利を記録した高橋光成、FA残留を発表した十亀のほか、今シーズンの成長が著しい今井達也、本田圭佑、ルーキーの松本航らが、来シーズンも先発候補となるが、3連覇を目指すには、先発投手の強化が課題となるだろう。

 松坂が先発として1年間をフルに戦うのは難しいかもしれないが、チームにどれほどのものを残すことができるのだろうか。

 そして、このニュースを聞いたとき、松坂伝説の終焉が限りなく終焉に近づいていることを実感してしまったのは、私一人ではないはずだ…。


2位 ヤクルト 小川淳司前監督が球団初のGMに就任(3日火曜日)
 
 ヤクルトの小川淳司前監督が来年1月1日付でGMに就任することが3日決まった。

 球団としてGM職を置くのは初めてで、編成・運営面に携わるという。

 小川前監督は現役時代、目立った成績を残すことはできなかった。引退後はスカウトを3年、二軍守備走塁コーチを3年、二軍監督を9年、そして2010年途中から就任した監督代行を含め5年間監督を努めた。2015年からシニアディレクターに就任。2018年から監督に再び就任し、今シーズン限りで退任。来シーズンからはGMに就任する。

 目立たずコツコツ球団に尽くし、現場を離れてフロント内で出世し、とうとうGMまで上り詰める。日本のサラリーマンを体現するような人物だ。

 派手さはないが堅実な。そんな味のあるチームを目指してほしい。


3位 日本ハム有原 「来オフにもMLB挑戦」球団に意向を示す(4日水曜日)

 日本ハム有原航平投手が4日、来シーズンオフにもポスティングシステムを利用したMLB移籍を目指していることが明らかになった。

 有原は2014年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、2015年に新人王を受賞。2017年に開幕投手を務め、今シーズンは15勝8敗、防御率2.46の成績で初の最多勝を獲得した。

 昨シーズンまでの有原は、4シームの投球割合が40%を毎年超えていたが、今シーズンは29.7%と、10%近く減少した。代わりに、1%前後を推移していた2シームの投球割合が今シーズンは10.2%だった。その結果か、微小ながら昨シーズンよりもゴロが増え(51.3⇒56.2)フライが減り(36.3⇒33.9)、被本塁打率も減少(1.38⇒0.77)した。

 フライボール革命期にあるMLBを意識した投球スタイルを身につけている途中段階にあるのかもしれない。

 来シーズンの有原がどのような投球スタイルを主体とするのか、成績とともに注目したい。

 また、日本ハムでは先日、西川遥輝外野手が来オフのMLB挑戦を、大田泰示外野手がMLBへの思いがあることを明かしている。


4位 ソフトバンク松田 選手会新理事長に就任(5日木曜日)

 一般社団法人「日本プロ野球選手会」の定期総会が5日開かれ、理事長を4年務めた中日の大島洋平外野手が退き、ソフトバンク松田宣浩内野手が新理事長に選任された。

 松田新理事長は「とにかく明るく野球普及へ全国を駆け巡りたい」と所信表明した。

 巨人の炭谷銀仁朗捕手が会長を務める日本プロ野球選手会は、選手の待遇改善や地位向上などに努める労働組合という位置づけだが、今回松田が理事長に就任した選手会は、野球教室の開催やチャリティーなどを行うことで野球界全体の発展を担う社団法人としての位置づけとなる。

 炭谷会長は現在、「現役ドラフト」などの実現に向けて奮闘している。

 炭谷会長、松田理事長はじめ、選手が一丸となって、野球界全体の発展を目指してもらいたい。

 いち野球ファンとして、全力でついていきたい。


5位 前オリックス成瀬 栃木ゴールデンブレーブスに入団(3日火曜日)

 BCリーグ栃木ゴールデンブレーブスは3日、今季でオリックス・バファローズ自由契約となった成瀬善久投手が選手兼任コーチとして入団することを発表した。

 2003年にドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに入団した成瀬は、2007年に16勝を挙げ、最優秀防御率と最高勝率を獲得しブレイクすると、2009年からは4年連続で2桁勝利を記録した。2015年にFAで東京ヤクルトスワローズに移籍するも、思うような成績を残すことができず戦力外通告を受けた。2019年にオリックス・バファローズにテスト入団するも6試合の登板で0勝に終わり、再び戦力外通告を受けた。NPB通算255試合に登板し96勝を挙げている。

 栃木には現在、2010年まで千葉ロッテマリーンズでチームメイトだった西岡剛が在籍する。かつてロッテで「史上最大の下克上」を成し遂げたときのエースとリードオフマンの共演に、今から胸を躍らせるファンも多いのではないだろうか。

 しかし、成瀬と同様に戦力外通告を受け栃木に入団した西岡は、NPB復帰を目指している。かつてのチームメイトからの刺激を受け、成瀬も舞台を変えて、もう一花咲かすことができるだろうか。 

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年11月25日~12月1日

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個人的注目野球ニュース 2019年11月25日~12月1日
※今週はニュースが豊富すぎたため、ランキングではなくニュースのジャンルごとに一覧で紹介

 

■表彰
・2019年ベストナイン発表 鈴木、丸、浅村が4年連続の受賞
・新人王発表 セはヤクルト・村上 パはソフトバンク・高橋
・MVP発表 セは巨人・坂本 パは西武・森 

■移籍
・ロッテ FA美馬の獲得を発表
・FA福田 ロッテへの移籍を決断
・前パドレス牧田 楽天と契約合意で3年ぶりのNPB復帰
・日ハム西川 来シーズンオフにポスティングシステムでのMLB移籍を要望

■引退・退団
DeNA中後 現役引退表明
・現役復帰を目指す新庄氏 前所属日ハムが自由契約として公示
・ヤクルトバレンティン 契約保留選手名簿外れ退団が決定的に

 

■契約更改
マリナーズ メジャー未経験の23歳一塁手と6年27億円で契約延長
楽天藤田 減額制限超過の3000万円ダウンの3600万円でサイン
・巨人亀井 球団最年長38歳シーズンで1億円到達
・巨人高木 球団2位となる500%増の3000万円でサイン
・巨人菅野 現状維持の6億5000万円でサイン 来シーズンの開幕投手にも内定
・巨人岩隈 減額制限超過の3000万円ダウンの2000万円でサイン
オリックス吉田正尚 イチロー越えとなる球団最速2億円到達
・日ハム吉川 減額制限超過の4000万円ダウンの3500万円でサイン

■組織・制度
・萩生田文部科学大臣 高校野球の球数制限は「評価できる」も「夏の大会は無理だと思う」
DeNA南場オーナー 来シーズンよりプロ野球のオーナー会議で女性初の議長に就任
MLB マイナー球団が大幅削減構想 160球団から40球団消滅、1400人が失業危機
高野連 来春センバツから週500球以内の球数制限と20年からの申告敬遠制度の導入を決定

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年11月18日~24日

 

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年11月18日~24日

 

1位 巨人・山口 ポスティングでメジャー挑戦を表明 

2位 日本プロ野球選手会、「現役ドラフト制度」来期の導入を強く要望

3位 巨人・菅野 来季終了後にポスティングでメジャー挑戦か

4位 鈴木大地、ロッテに入団合意

5位 明治神宮野球大会 高校の部は中京大中京、大学の部は慶應大が優勝

 

1位 巨人・山口 ポスティングでメジャー挑戦を表明(18日月曜日)

 侍ジャパンがプレミア12を制した翌日、代表投手陣の中心として決勝のマウンドにも立った巨人の山口俊投手が、ポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指すことを表明した。

 巨人では過去、松井秀喜氏、上原浩治氏らが海外FA権を行使してメジャー移籍したが、ポスティングシステムでの移籍が実現すれば球団史上初となる。

 今シーズンの山口はリーグで投手3冠を獲得し、チームのリーグ優勝に貢献し、さらにプレミア12制覇を達成するなど、精神的にも技術的にもこれまでのキャリアの中で最も充実したシーズンだったことだろう。

 山口の武器はフォークボールだ。今シーズン、規定投球回数に到達した先発投手を対象に、フォークの投球割合(SF%)とフォークによる失点増減の合計(wSF)を見ると、それぞれ26.6%、24.2といずれも両リーグ1位だった。MLB移籍を果たした日本人投手の多くが、落ちる球を武器として活躍してきた歴史を踏まえると、山口にも活躍が見込める要素はある。

 山口は2012年にメジャー移籍を目指したが、そのときは合意には至らなかった。そのような経緯もあり、今回のMLB挑戦は山口にとってはまさに念願だったに違いない。

 決着はまだ先だが、今回のMLB挑戦が、山口のキャリアにとってより良い結果となることを願う。

 

2位 日本プロ野球選手会、「現役ドラフト制度」来期の導入を強く要望(20日水曜日)

 NPB日本プロ野球選手会の事務折衝が20日に開催され、“現役ドラフト制度”について議論が交わされた。

 ”現役ドラフト”とは出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる制度のことで、日本プロ野球選手会は、MLBが導入している、他球団のマイナー選手を獲得できる「※ルール5ドラフト」を参考に提唱し、2017年頃からNPB側との折衝で模索を続けてきた。

※ルール5ドラフト
メジャー40人枠外の選手の中から、18歳以下で入団した選手なら5年以上、19歳以上の入団なら4年以上在籍した選手を他球団が指名できる制度。有望な選手をマイナーで飼い殺しにするのを防ぐために毎年行われている。

 その議論が加速したのは今年1月22日、NPB選手会による事務折衝が行われ、西武・秋山翔吾と巨人・丸佳浩が”現役ドラフト”の実現に向けて直接声を上げたときだった。それ以降、NPB選手会は議論を重ね、シーズン中にもNPB選手会による具体的な意見交換が複数回交わされてきた。

 議論が大きく進展したのは11月20日、”現役ドラフト”が早ければ来年から、遅くとも再来年には導入できるとする見通しであると報道されたのだ。炭谷はじめ選手会側は来シーズンからの導入を強く訴えたが、NPB側は来年1月までに決まらないと来シーズンの導入は難しいとの見方を示した。それでも、炭谷選手会長は「お互いが納得できる制度に、だいぶ近づいていると思う」と話すなど、”現役ドラフト”が実施されるそう遠くない将来が予感できた。


3位 巨人・菅野 来季終了後にポスティングでメジャー挑戦か(19日火曜日)

 巨人・山口投手のポスティングによるMLB移籍の余波か。

 今村球団社長は今後もポスティングによるMLB移籍を容認する可能性を示唆しており、それに伴い、エース菅野智之投手が早ければ来年オフに同制度でMLB移籍を目指す可能性が出てきたという。

 菅野は順調なら21年に海外FA権を取得し、かねてからMLB挑戦の意志があることを名言していることから22年の移籍が考えられていた。それが、山口のポスティングによるMLB挑戦が認められたことで、菅野が来オフにも同制度を申請する可能性が出てきたということだ。

 もう一つの注目。それは、ソフトバンクの動向だ。

 これまでは巨人、ソフトバンクの2球団がポスティングによるMLB移籍に難色を示してきたが、これでソフトバンクが同制度を容認しない唯一の球団となった。

 これは、ソフトバンク球団が“世界一の球団を目指す”という意向によるものであるが、三笠取締役GMは「考えないといけない時期には来ているのかな」と話しているという。すでに2017年オフに千賀投手がMLB移籍の意志があることを球団に伝えているが、果たして。

 山口のメジャー挑戦が、一選手を超えた余波をもたらしている。


4位 鈴木大地、ロッテに入団合意(18日月曜日)

 楽天は18日、ロッテから国内フリーエージェント権を行使した鈴木大地内野手の入団に合意したと発表した。楽天にとっては、昨年の浅村に続く内野の大型補強となった。

 鈴木はショートで2度、セカンドで1度ゴールデングラブ賞を受賞し、昨シーズンはサードにコンバートされるなど、ロッテの内野の中心選手として活躍した。

 今シーズンはレアードの加入でポジションを追われる形で開幕するも、プロ入り後初めて公式戦でファーストや外野のポジションを守るなど、ピンチをチャンスに変え、そのユーティリティ性に磨きがかかった。

 今シーズンの楽天を見ると、ファースト・銀次、セカンド・浅村、サード・ウィーラー、ショート・茂木という内野布陣だった。鈴木のポジションがどこになるかは明言されておらず、どのような起用法になるのか、早くも注目だ。


5位 明治神宮野球大会 高校の部は中京大中京、大学の部は慶應大が優勝20日水曜日)

 第50回明治神宮野球大会最終日が20日神宮球場で決勝が行われ、高校の部は中京大中京が初優勝を果たし、大学の部は慶應大が19年ぶり4度目の優勝を果たした。

 慶應大は、中日から3位指名を受けた郡司裕也捕手が初回に2ラン本塁打を放つ活躍を見せ、大学最後の公式戦で有終の美を飾った。慶應大にはほかにも、ソフトバンク5位の柳町達外野手、楽天3位の津留崎大成投手などが在籍し、いずれもプロでの活躍を期待できる逸材だ。

 高校の部に目を移すと、中京大中京のエース・高橋宏斗投手が一気に名前を知らしめたかもしれない。最速148キロのストレートを武器に、準々決勝の明徳義塾戦では4安打完封、決勝の健大高崎戦ではリリーフで4回をノーヒットで締め胴上げ投手となった。来年のドラフトで注目されるであろう本格派右腕だ。

 

https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja

 

野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年11月11日~17日

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野球ニュース 個人的注目ランキング 2019年11月11日~17日

 

1位 プレミア12 侍ジャパン、初優勝
2位 ダルビッシュ 中日・祖父江の減額に対して言及
3位 アストロズ 電子機器使用によるサイン盗み報道
4位 ヤクルト 元楽天の嶋を獲得
5位 47歳新庄剛志 現役復帰を目指すと宣言

 

1位 プレミア12 侍ジャパン、初優勝(17日日曜日)
 プレミア12スーパーラウンドの決勝が17日行われ、日本がプレミア12を初制覇、2009年の第2回WBC以来10年ぶりとなる世界一を果たした。

 先発の山口が初回に2本の本塁打を浴びるなど3失点を喫するも、直後に鈴木のタイムリーで1点を返し、2回裏には山田が逆転となる3ラン本塁打、7回裏には浅村のダメ押しタイムリーで点差を広げ、6人のリリーフ投手を投入し、3対5で韓国を下した。
 言いたいことも書きたいことも山ほどあるが、今はその時間がないので割愛する。

 日本代表チーム、おめでとう!

 そして韓国代表チーム、お疲れ様!

 今までもそうだったように、これからもきっと、日本と韓国は互いに凌ぎを削るライバルチームだ。
 日本の、そして、韓国の野球ファンの皆様、共に野球界を盛り上げていきましょう。


 한국 대표팀, 수고하셨습니다!

 지금까지 그랬던 것처럼 앞으로도 분명 일본과 한국은 서로 치열한 경쟁을 날카롭게 라이벌 팀이다.

 일본, 그리고 한국의 야구 팬 여러분, 함께 야구를 북돋워 갑시다.


 Korean team, thank you!

 As we have done so far, Japan and South Korea are keenly rivals.

 Baseball fans in Japan and Korea, let's cheer baseball together.


2位 ダルビッシュ 中日・祖父江の減額に対して言及(14日木曜日)
 事の発端は11日、契約更改に臨んだ中日の祖父江大輔投手が、保留を示したことだった。

 祖父江投手は今シーズン、 44試合に登板し3勝4敗1セーブ、防御率3.11の成績を残すも、球団からはダウンは提示を受けた。祖父江投手は2018年シーズンからの登板実績も評価に加えるよう求めたが、球団は「考え方に大きな差があった」とし、契約更改は2回目以降に持ち越された。

 これに対し、ダルビッシュ有投手は動画サイトやSNSで、中日への批判ではないとした上で、持論を展開した。
 ダルビッシュ投手は、祖父江投手の過去の推定年俸とプロ入り後の登板成績、また、ビハインドの場面での登板や、ブルペンで肩を作る回数といったリリーフ投手ならではの役割とその重要性、規定投球回数に達する先発投手が少なくなっているという近年の傾向から発生するリリーフ投手への負担などといった観点、さらに、契約更改の裏事情や日米の契約制度の差異なども交えて、リリーフ投手が適正な評価をされていない現状について苦言を呈した。
 このような現状を踏まえ、ダルビッシュ有投手は「適正な評価をしてあげないと、選手もやる気が出ない」「よくわからない査定で年俸が上がらないのはかわいそう」と話している。

 雇用形態は違えど、プロ野球選手も、僕と同じサラリーマンだ。
 僕だって、仕事の実績や労働時間などが給料に適正に反映されないと、文句を言うか、辞めるだろう。
 ここから教訓を得るサラリーマンや事業者は、少なからずいるのではないだろうか。


3位 アストロズ 電子機器使用によるサイン盗み報道(現地時間12日火曜日)

 アストロズワールドシリーズを制した17年に電子機器を使って相手捕手のサインを盗んでいたと、スポーツ専門サイト「アスレチック」が12日(日本時間13日)に報じた。リーグによる調査も始まり、球団も協力していることを認めた。

 「アスレチック」によると、アストロズは外野席に置いたカメラを使ってサインを読み取り、ベンチ脇の壁に設置されたモニターに映し出し、それを使って捕手のサインをチェックしていたという。

 また、これらの内容は、元アストロズのマイク・ファイアーズ投手の証言によるものだという。ファイアーズ投手は、この告発を行った理由について「サイン盗みによって投手がマイナー送りにされる状況に良心がとがめた」「とにかく野球をもう少しクリーンにしたい」からだと話している。

 さらに、図らずも“被害者の一人”となってしまったダルビッシュ有投手は、動画サイトで“心当たり”について語ったうえで、「サイン盗み、やめましょうよ」と呼びかけている。

 僕は、勇気ある告発を行ったマイク・ファイアーズ投手に敬意を表します。
 この事件の行く末によっては、今後のキャリアが脅かされる可能性も考えたはずだ。
 それでも、自身の正義を全うし、プロ野球選手としてあるべき姿を示した。
 悲しい事件ではあるが、また一人、偉大な投手の名前を知ることができたことを、せめてもの救いとしたい。


 I pay tribute to Mike Fires, who made a courageous accusation.

 Depending on the outcome of this incident, he could have been threatened his future career.

 Still, he fulfilled his own justice and showed what professional baseball player should be like this.

 Although it is a sad incident, at least I was able to know the name of a great pitcher.

 

4位 ヤクルト 元楽天の嶋を獲得(15日金曜日)

 ヤクルトは15日、楽天を退団する嶋基宏捕手を獲得すると正式に発表した。
 嶋は今シーズン、怪我の影響などあり自己最低の57試合の出場に終わり、オフには野球協約の減額制限を大幅に超えるダウン提示を受け、球団側へ自由契約を申し入れた。

 今シーズン最下位に終わったヤクルトの最大の補強ポイントは守備力だ。リーグ優勝を果たした2015年以降、
チーム防御率は毎年4点台を上回り、今シーズンは12球団ワーストの4.78に沈んだ。

 今秋のドラフトでは星稜の奥川恭伸をはじめ4名の投手を獲得したが、チーム防御率を考えると、やはり捕手層の強化も避けては通れない。ヤクルトの捕手事情を見ると、中村悠平という正捕手はいるが、第二捕手以降の不在は否めないのが実情だ。

 そんな中、かつて楽天を日本一に導き、2度のゴールデングラブ賞を獲得し、さらに、日本プロ野球選手会会長を務めるなどリーダーシップも持ち合わせる嶋の入団は、チームの守備力強化だけでなく、さらに大きな影響力を持つだろう。

 ゴールデンルーキーだけでない。もうひとつの見どころが、来シーズンのヤクルトに加わった。

 

5位 47歳新庄剛志 現役復帰を目指すと宣言(13日水曜日)

 阪神日本ハムメジャーリーグのメッツ、ジャイアンツで活躍した新庄剛志氏が、自身のインスタグラムを更新し、現役復帰を目指すことを明らかにした。

 新庄氏は動画で「みんな、夢はあるかい? 1%の可能性があれば、必ずできる。今日からトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも、何か挑戦しようぜ」と話している。

 現役時代から話題に欠かすことのなかった新庄氏だが、引退から14年振りの現役復帰宣言には驚いた。
 ちなみに、過去にさかのぼると、フォークボールの神様・杉下茂やミスター・タイガースとして知られた藤村富美男が、監督を経て現役を復帰した例もある。また、近年では西武ライオンズ星孝典コーチが、チーム事情により育成選手として一時的に復帰することもあった。
 人生百年時代ー。
 もし新庄氏がきっかけとなり、新たな挑戦に踏み出すミドルシニアが増えれば、世の中はいまよりもほんの少しだけ幸せになるような気がする。 

 

https://www.instagram.com/hrucdik/?hl=ja