ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年1月20日~26日

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1位 阪神 守屋投手が書類送検 文春が妻へのDVを報じるも全面否定
2位 元ヤンキース ジーター氏 殿堂入り決定
3位 「現役ドラフト」 今シーズン中の導入へ
4位 「ワンポイント禁止」 NPBでの導入を本格検討へ
5位 第92回センバツ高校野球大会出場校決定 「球数制限」「申告敬遠」も初実施


1位 阪神 守屋投手が書類送検 文春が妻へのDVを報じるも全面否定
 週刊文春が、阪神タイガースの守屋功輝投手が妻にDVやモラハラを行っていたことを報じた。また、22日には、妻は暴力を受けたとして兵庫県警西宮署に被害届を提出し、守屋投手が傷害の疑いで警察に書類送検されていたこともわかった。

 週刊文春によると、守屋投手は妻に対し激しい暴力を行い、その背景には守屋投手による浮気や家出があったという。

 球団は守屋投手から聞き取りを行った上で報道を否定し、23日には守屋投手が会見を開き、報道内容を改めて否定するとともに、むしろ妻からグラブやリュックを壊されるなどの暴力行為を受けていたと話した。

 球団は週刊文春の報道が事実と異なる点が多いことから、法的措置も検討しているという。

 球団は2月1日のキャンプインに向けて、守屋投手を参加させる意向だ。

 

2位 元ヤンキース ジーター氏 殿堂入り決定
 MLB野球殿堂入りが日本時間22日発表され、元ヤンキース主将で通算3465安打のデレク・ジーター氏が選出された。

 ジーター氏は92年ドラフト1巡目(全体6位)でヤンキース入団し、95年5月に初昇格すると96年に新人王を獲得した。オールスターに14度選出され、遊撃手で5度のゴールドグラブ賞を受賞した。メジャー20年で通算3465安打、260本塁打、打率3割1分、ワールドシリーズを5度制覇した。ファンから「ザ・キャプテン」の愛称で親しまれ、現役時代につけた背番号2は永久欠番となっている。17年にはマーリンズ最高経営責任者に就任した。

 得票率は99.7%で、昨年のマリアノ・リベラ氏に続く史上2人目の満票獲得にはあと一票足りなかった。地元メディアによると、その一票を投票しなかった記者探しが行われているというが…。

 記者投票による表彰は、たびたび日本でも議論の的になるが、それは野球の本場でも然りだ。人間が投票する限り、この議論は絶えないだろう。

 

3位 「現役ドラフト」 今シーズン中の導入へ
 日本野球機構日本プロ野球選手会の事務折衝が22日行われ、出場機会が少ない選手の移籍活性化を目的とした「現役ドラフト」を、今季から実施することで一致した。今後は、現役選手に同制度への意見を聞き、3月に予定されている実行委員会で返答する予定。順調にいけば、8月に実施される見通しだという。

 しかし、8月となるとすでに移籍期間も終了し、後半戦もスタートしている。もし8月に現役ドラフトが実施されたとして、そのタイミングで獲得した選手を積極的に起用するだろうか。

 MLBでは、前半戦で優勝の見込みが薄いとなると主力選手を放出し、来シーズンへの舵取りを行うという。それはつまり、実質的な降参を宣言するようなものだ。

 もしかしたら今シーズンに限った話かもしれないが、NPBで8月に現役ドラフトが実施されると、MLBと同じように降参宣言、そして有力選手の囲い込みが起きるのではないかとも考えてしまう。

 選手のことを思うと、少しでも早く導入してほしいが、突貫工事的な導入は悪手だろう。

 

4位 「ワンポイント禁止」 NPBでの導入を本格検討へ
  22日に行われた12球団監督会議で、ワンポイント禁止を本格的に検討していくことがわかった。

 ワンポイント禁止は登板した投手は最低でも打者3人と対戦するか、そのイニングを完了するまでは交代できないという新ルールだ。MLBでは今シーズンからの導入が決定している。

 試合時間の短縮がこのルールの導入の目的だが、継投の面白さを削ぐことになるとして批判的な意見も多い。

 試合時間短縮の策の一つとして、2018年には申告敬遠が導入されたが、その年の平均試合時間(9回試合のみ)は前年の3時間8分を上回る3時間13分だった。今シーズンは3時間22分と、あまり効果が見られていないように思える。

 上記の申告敬遠やコリジョンルールなど、MLBで導入されたルールは1~2年後にNPBでも導入される傾向にあるが、なんでもかんでも真似すればいいというわけではないとは個人的には思う。

 

5位 第92回センバツ高校野球大会出場校決定 「球数制限」「申告敬遠」も初実施
 3月19日に開幕する第92回センバツ高校野球大会の出場チームが24日、発表された。

 仙台育英健大高崎東海大相模桐生第一花咲徳栄中京大中京県岐阜商、星稜、天理、大阪桐蔭履正社智弁学園、明石商業、智弁和歌山明徳義塾、明豊など、おなじみの強豪校が出場する。

 初出場は21世紀枠の帯広農、平田の2校のほか、白樺学園加藤学園鹿児島城西の5校。

 最速151キロを誇るエースドラフト候補の中森俊介投手(明石商業)、昨年の甲子園で史上初の春夏初回先頭打者本塁打を放った今秋ドラフト上位候補の来田涼斗外野手(明石商業)、昨秋の明治神宮大会の優勝投手となった高橋宏斗投手(中京大中京)、高校通算53本塁打スラッガー西川僚祐外野手(東海大相模)など、注目選手を挙げれば枚挙にいとまがない。

 また、今大会は「1週間500球以内」や申告敬遠が適応される初めての大会となる。

 注目選手のほかにも目を光らせたいところがある大会だ。


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