ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年2月3日~9日

 野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年2月3日~9日

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1位 前田健太 3球団による大型トレードでツインズ移籍報道も破談か
2位 阪神 新型コロナ感染対策のためジェット風船の応援自粛を要請 DeNA、中日も
3位 高校野球 暴力・暴言などで9校を処分
4位 イチロー 指導資格回復 キャンプインまでアマ野球への指導可能に
5位 川崎宗則 台湾プロ野球・味全と今季契約合意せず退団へ


1位 前田健太 3球団による大型トレードでツインズ移籍報道も破談か
 ドジャースレッドソックス、ツインズの3球団による大型トレードが破談になったと、日本時間8日、報じられた。

 ドジャース前田健太をツインズに放出し、レッドソックスから2018年MVPのムーキー・ベッツ外野手と通算150勝のデビッド・プライス投手を獲得すると伝えられていた。

 しかし、レッドソックスがツインズから獲得予定だった若手有望株のブラスダー・グラテオル投手の医療記録に難色を示したことで、各球団はトレードを正式発表できずにいた。その後、追加のトレード要員に折り合いがつかなったことから、前田のツインズ行きも消滅した。

 今回の件に対しカブスダルビッシュ有投手は7日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、動画にて過去の事例を踏まえ解説し、自身の見解を述べた。それによると、医療記録の認識の違いによるトレードの破談は、「よくあること」だといい、球団ごとのドクターの見解の違いがその原因ではないかと説明している。

 また、練習に集中したいキャンプイン直前の時期にこうしたことが起きると、家族の事情や練習環境への不安を抱えながら過ごすことになり、ダルビッシュ投手はその状況に置かれた前田投手を案じ、動画を終えた。


2位 阪神 新型コロナ感染対策のためジェット風船の応援自粛を要請 DeNA、中日も
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、阪神は7日、2月中に予定されている練習試合やオープン戦でのジェット風船を使用した応援の自粛要請を発表した。自粛の解除時期は未定。

 阪神のほか、これまでDeNAや中日もジェット風船による応援の自粛を発表している。

 なお、阪神では過去に、新型インフルエンザが流行した2009年5月にジェット風船自粛を呼びかけたことがあり、そのときは1か月ほど自粛が続いた。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では2月9日時点で、感染者は3万7000人以上、死者は800人以上と確認されている。また、8日には新型コロナウイルスに感染した疑いのある日本人の死亡が初めて確認された。先日から横浜港に停泊しているクルーズ船では、船内の60人以上に新型コロナウイルスの感染が確認されたとの情報もある。

 ジェット風船の応援は野球観戦におけるひとつの風物詩であるが、この判断はやむを得ないだろう。


3位 高校野球 暴力・暴言などで9校を処分
 日本学生野球協会は4日、審査室会議を開き、部内暴力があった9校に対し対外試合禁止などの処分を決定した。

 部員によるいじめや暴力が4校、監督・部長・顧問による暴力や暴言が5校確認された。

 日本学生野球協会の担当者によると、部員によるいじめや暴力は「オフになると増える傾向がある」といい、その理由を「目的意識がなくなるからなのか」と説明した。

 また、監督・部長・顧問による暴力や暴言については、「きちんと生徒に対し説明できるかが大事」と話し、実際に今回処分を受けた前橋工業の事例を引き合いに出し、「50回のティー打撃は私も普通にやっていたと思うが、生徒に『打撃フォームが崩れる』と言われた時、なぜやるのかを説明できないといけない」と説明した。

 人間として生きている以上、その内面に暴力性が常に存在していることは、悲しいことだが認めなければいけない。しかし、その暴力性を理性によって抑制することができるのも、人間として生きているからこそできることではないだろうか。

 暴力に負けないためには、組織に属する人間同士が互いに常に目を配りあうような環境を整える必要があるだろう。


4位 イチロー 指導資格回復 キャンプインまでアマ野球への指導可能に
 オリックスマリナーズで活躍し、現在は会長付特別補佐兼インストラクターとしてマリナーズに在籍するイチロー氏が7日、資格回復を日本学生野球協会から認定された。

 イチロー氏は昨年12月に、学生野球資格回復の研修会を受講していた。プロ野球経験者が学生を指導するには、プロ球団退団と資格回復の手続きが必要となるが、イチロー氏は野球界への功績の大きさや、アマ選手の獲得に携わる立場ではないことから、特例的に退団前の資格回復が認められた。

 指導が可能なのはキャンプインまでではあるが、今回の指導資格回復により、母校・愛工大名電であれば今すぐにでも指導可能となった。

 イチロー氏の動向に、今後も注目したい。


5位 川崎宗則 台湾プロ野球・味全と今季契約合意せず退団へ
 台湾プロ野球の味全ドラゴンズで昨シーズン選手兼任コーチとして現役復帰した川崎宗則内野手が5日、今季の再契約で合意に至らなかったことが報じられた。

 台湾メディアによると、GMは川崎に対し、昨シーズンと同様に兼任コーチでの契約を打診したが、川崎は選手での契約を希望したという。さらに、「今年、川崎が選手やコーチとして味全に戻ることはない」とコメントした。

 川崎は、マイナー契約を結んでいたカブスを2017年に契約解除されると、その年にソフトバンクホークスで日本球界に復帰した。しかし、翌2018年は自律神経の病気を理由に退団を発表。その後、台湾球界の味全ドラゴンズで客員コーチを経て現役復帰するも、今シーズンは怪我などの影響もあり2試合のみの出場に終わった。

 あくまでも選手としてプレーすることにこだわりを持っているように思える。球界を代表する人気選手であった川崎も現在38歳。レギュラー選手としてプレーすることは難しいかもしれないが、選手として有終の美を飾らせてくれるような球団にたどり着けることを願う。 

 

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