ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年4月5日~11日

野球ニュース 個人的注目ランキング 202145日~11

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1位 エンゼルス・大谷 リアル二刀流始動

2位 ソフトバンク・今宮 パ・リーグ新記録の通算306犠打を達成

3位 広島・野村 プロ野球新記録となるデビューから187試合連続先発登板達成

4位 オリックス・能見 史上初の2球団最年長ホールドを記録

5位 日本ハム・栗山監督 監督通算631勝を達成 球団最多記録を更新

 

1位 エンゼルス・大谷 リアル二刀流始動(月曜日)

 エンゼルス大谷翔平選手が日本時間5日、2番・投手で先発出場。投手として今シーズン初登板を果たすとともに、投手のポジションのみでプレーした2番打者として118年ぶりの選手となった。

 今シーズン、リアル二刀流に挑戦する大谷は、これが渡米後初の投打同時出場。初回を無失点に抑えると、直後の攻撃で先制本塁打を放った。さらに、2回にはこの試合で最速となる163キロを計測。まさに怪物級の活躍を見せた。

 しかし、勝利投手の権利が懸った5回、二死満塁のピンチを招くと、守備の乱れで同点に追いつかれると、本塁ベースカバーの際に走者のスライディングを受け転倒。このプレーで緊急降板となった大谷は、1050日ぶりの勝利を逃した。

 それでもプレーに問題はなく、翌日は打者として代打出場。死球を受け、決勝のホームを踏み、チームの勝利に貢献した。さらに、10日には今シーズンの第3号となる本塁打を放つと、これが日本人選手最速でのMLB通算50号となった。

 打者として順調なスタートを切った大谷。投手としての次回出場は、最速でも日本時間15日になる見込み。

 

2位 ソフトバンク・今宮 パ・リーグ新記録の通算306犠打を達成(木曜日)

 ソフトバンク今宮健太内野手が8日、パ・リーグ新記録となる通算306犠打を達成した。

 この日の日本ハム戦に2番・ショートで出場した今宮は5回、無死一塁の場面で打席を迎えると、初球で犠打を成功させ、記録を達成した。今宮はこの試合で通算1111試合目の出場。これまでリーグ記録を持っていた伊東勤氏(西武)の2379試合での達成を上回るスピード記録となった。

 今宮は2009年にドラフト1位でソフトバンクに入団。3年目にショートのレギュラーを獲得すると、これまで4度のパ・リーグ最多犠打を記録。2013年には62犠打を決めシーズン最多犠打のパ・リーグ記録を更新すると、翌年にはプロ野球史上初となる2年連続60犠打を達成。

 特筆すべきは通算犠打記録の達成時の若さ。2016年に通算200犠打、2020年に通算300犠打を、いずれも史上最年少で達成した。現在29歳の今宮は、39歳で通算犠打の世界記録を更新し、引退までに通算553犠打を記録した川相昌弘氏(巨人、中日)の記録まで、あと227と迫っている。

 

3位 広島・野村 プロ野球新記録となるデビューから187試合連続先発登板達成(日曜日)

  広島の野村祐輔投手が11日、デビューからの188試合連続試合先発登板を果たし、プロ野球新記録を更新した。

 野村は前回登板となった4日のDeNA戦でプロ野球タイ記録に並んでいた。迎えたこの日、巨人戦に先発すると、5回を終了したことで試合が成立し新記録が誕生した。

 この日の野村は、初回に巨人の4番・岡本和真内野手に今シーズン第1号となる2ラン本塁打を献上するなど、5失点を喫し3回途中で降板。試合は7対0で巨人に敗れ、自身の快挙達成を勝利で飾ることはできなかった。次回の登板で自身の記録を更新するとともに、今シーズンの初勝利を目指す。

 野村は2011年にドラフト1位で広島に入団。一年目に新人王を受賞し、5年目には最多勝を獲得した。ここ数年はけがや不調で2桁勝利を逃しており、今シーズンの復活を目指す。

 

4位 オリックス・能見 史上初の2球団最年長ホールドを記録(土曜日)

 オリックス能見篤史投手兼任コーチが10日、球団最年長ホールドを達成した。

 この日の日本ハム戦、同点の7回に2番手で登板すると、打者3人に対し無失点に抑え、移籍後初ホールドを記録。球団最年長の41歳10カ月でのホールドとなった。

 なお、能見は阪神在籍時の2018年にも球団最年長でのホールドを記録している。NPB2球団で年長ホールドを記録したのは、能見が史上初となる。

 能見は今シーズンから投手兼任コーチとしてオリックスに入団。ここまで中継ぎとして5試合に登板している。また、ここまで通算1498奪三振を記録し、史上57人目の通算1500奪三振達成への期待もかかる。

 

5位 日本ハム・栗山監督 監督通算631勝を達成 球団最多記録を更新(土曜日)

 日本ハム栗山英樹監督が10日、球団最多となる監督通算632勝を達成した。

 前日、大沢啓二氏に並ぶ監督通算631勝目に到達し、この日はオリックスとの2回戦を迎えた。2対2で迎えた9回表、日本ハムは無死一、三塁とチャンスを作ると、今シーズンの飛躍が期待される高卒3年目の野村佑希内野手が決勝タイムリーを放ち、試合を決めた。

 栗山監督は2012年に日本ハムの監督に就任すると、1年目でリーグ優勝、2016年に日本一を達成。2020年には監督就任から9年目に到達し、球団最長記録を更新。昨シーズンまでAクラス5回、リーグ優勝1回、日本一1回の成績。

 自身の球団記録を更新する監督就任10年目を迎えた今シーズン、ここまで最下位に低迷するも、この勝利で今シーズン初の連勝を飾った。5年ぶりの日本一に向け、巻き返しを図る。