ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021年1月11日~17日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2021111日~17

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1位 巨人・菅野 プロ野球史上最高額の年俸8億で合意

2位 ロッテ 会食と虚偽説明の清田の無期限謹慎を発表

3位 ヤンキースFAの田中 パドレスが獲得調査 

   国内なら古巣・楽天? ヤンキースは撤退?

4位 今春センバツ 有観客での開催準備を発表

5位 巨人 桑田真澄氏の投手チーフコーチ補佐就任を発表

 

1位 巨人・菅野 プロ野球史上最高額の年俸8億で合意(木曜日)

 巨人の菅野智之投手が14日、契約更改を行い、プロ野球史上最高額となる年俸8億円で合意した。日本人選手として歴代トップタイとなる昨シーズンの年俸6億5000万円から、1億5000万円のアップとなった。

 菅野は昨シーズン、プロ野球新記録の開幕13連勝を達成。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得し、自身2度目のMVPを受賞した。

 昨年12月にポスティングシステムを申請しMLB移籍を目指したが、先週、契約合意に至らず移籍を断念。その際、巨人が菅野に4年総額30億円超の大型契約を提示していることが報じられたが、今シーズン中に海外FA権を取得する見込みの菅野は、新たに単年契約を結んだ。

 これまでのプロ野球史上最高年俸は、ペタジーニ(2003~04年・巨人)の7億2000万円。菅野は昨シーズンまで、佐々木主浩(2004~05・横浜)と共に6億5000万円で日本人選手トップとなっていた。

 

2位 ロッテ 会食と虚偽説明の清田の無期限謹慎を発表(金曜日)

 ロッテは15日、清田育宏外野手の無期限の謹慎処分としたことを発表した。清田は昨年9月、球団から禁じられていた部外者との外食を行い、球団に虚偽の説明を行っていたことが報じられていた。

 清田は来月から始まる春季キャンプには参加できず、その後の球団施設の利用も認められない。処分解除は3月26日の開幕以降となる見通し。

 清田は球団を通じ「私の行為は決して許されるものではないと理解しております。深く反省し、また皆さまに応援してもらえるような選手になれるように自分と向き合っていく所存です」とコメントした。

 問題が発覚したのは「FRIDAYデジタル」が先日7日に配信した記事がきっかけ。記事は清田と当時の不倫相手の密会を報じるものであったが、その中で、昨年9月末に遠征先の札幌で不倫相手と行った会食を、清田が球団に隠ぺいするような内容も掲載されていた。

 

3位 ヤンキースFAの田中 パドレスが獲得調査 国内なら古巣・楽天? ヤンキースは撤退?

 ヤンキースからFAとなっている田中将大投手の移籍先候補について、日本時間14日に複数の米メディアが、パドレスがリードしていることを報じた。さらに17日には、古巣・楽天も獲得に向けて本格的に調査を行っていることが明らかになった。

 昨シーズン、14年ぶりにプレーオフに進出したパドレスは、カブスからダルビッシュ、レイズからスネルの両先発投手を獲得。巨人からMLB移籍を目指していた菅野の獲得調査を行っていたとされ、投手力の強化に動いている。

 なお、ヤンキースとの再契約については、再契約を含む補強予算と贅沢税、さらに、最優先すべき昨シーズンのア・リーグ首位打者のラメーヒュー内野手との再契約など兼ね合いから、その可能性は低いとされている。

 一方、古巣の楽天も移籍先の別の候補として挙がる。田中は昨年末のラジオ番組で楽天への復帰の可能性についてゼロではないことを明言。楽天も田中の復帰に備え準備を進めていると再三報じられてきた。

 

4位 今春センバツ 有観客での開催準備を発表(水曜日)

 日本高校野球連盟は13日、3月19日から予定されている選抜高校野球大会について、有観客による開催に向けて準備を進めることを発表した。

 なおこの日、緊急事態宣言が全国11都府県に拡大。「1万人を超えるイベントは上限の50%まで」という政府からの基本方針に従うと共に、入場料を値上げし感染対策の経費に充てるなどして対策を図る。

 また、大会中止により白紙となっていた明治神宮優勝枠の取り扱いも、21世紀枠を1枠増やし4校とすることも発表された。出場32校を決める選考委員会は今月29日に行われる予定。

 コロナ禍の昨年は、3月4日に無観客開催の準備を発表するも、同11日に大会の中止を決定。その後、夏の大会も中止となり、史上初めて春・夏の甲子園大会が中止となった。選抜大会については8月、代替大会が開催が行われた。

 

5位 巨人 桑田真澄氏の投手チーフコーチ補佐就任を発表(火曜日)

 巨人は12日、球団OBの桑田真澄氏が1軍投手チーフコーチ補佐に就任したことを発表した。桑田氏の巨人復帰は2006年以来、15年ぶりとなる。

 桑田氏はPL学園時代に5季連続で甲子園に出場し、1985年に巨人に入団。2度の最優秀防御率などのタイトルを獲得、沢村賞、MVPも受賞するなど、エースとして活躍。通算442試合に登板し、通算173勝を記録。2007年にパイレーツでプレーし、2008年に現役を引退。

 引退後は、2010年に早大大学院スポーツ科学研究科を首席で修了。2015年からは2年間、東京大学で特別コーチを務めた。

 1軍投手チーフコーチ補佐としての就任だが、試合中はベンチ入りはしない見込み。宮本投手チーフコーチの補佐として、主に技術面を指導することになる。

 理論派としても知られる桑田氏に、投手陣強化と後進の育成を託す。