ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年7月27日~8月2日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020727日~82

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1位 ソフトバンク・長谷川 新型コロナ陽性が判明

2位 MLBが選手会に今季打ち切りの可能性伝える

3位 西武 自律神経失調症の多和田と支配下契約

4位 ソフトバンク・柳田 史上最多タイの月間32得点を記録

5位 DeNA・山﨑 セットアッパーに配置転換

 

1位 ソフトバンク・長谷川 新型コロナ陽性が判明(8月1日土曜日)

 ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 新型コロナウイルスの影響で開幕が6月19日に開幕してから、選手に感染が判明したのは初めて。球団は2日に予定されていた西武戦を中止とし、選手全員の陰性が確認されるまで球団として活動を休止すると発表した。

 長谷川は今シーズン、5年振りに開幕戦にスタメン出場を果たしたが、先月7日に怪我のため出場選手登録を抹消され、二軍で調整を続けていた。同28日の二軍戦で実戦復帰するも、31日に微熱が出て、8月1日にPCR検査を受け陽性と診断された。この間、長谷川は二軍施設と自宅の往復のみで、外出や会食などへは参加していないという。

 なお、ソフトバンクでは7月22、23日に選手にPCR検査を行っており、検査を受けた監督、コーチ、全選手、スタッフ全202人が陰性と判定されていた。

 

2位 MLBが選手会に今季打ち切りの可能性伝える(日本時間8月1日土曜日)

 MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが日本時間1日、選手会新型コロナウイルスの感染防止策が機能しなかった場合、シーズン打ち切りの可能性があると伝えたと米メディアが報じた。

 MLBは今シーズン、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が約4か月遅れて7月23日に開幕した。しかしその後、マイアミ・マーリンズで選手やコーチの集団感染が判明し、予定されていたヤンキース戦など2試合が中止となるなど、感染拡大が懸念されていた。

 今シーズンは試合数の減少や移動距離に考慮した組み合わせ調整、感染対策を徹底したうえで特別ルールを試合に採用するなどをして運営している。しかし、開幕前から、各チームで出場辞退を表明する選手が相次いぐなど、MLB全体で緊張状態が続いていた。

 

3位 西武 自律神経失調症の多和田と支配下契約(7月30日木曜日)

 西武は30日、自律神経失調症から復帰を目指す多和田真三郎投手と支配下契約を結んだことを発表した。

 多和田投手は昨年9月、頻脈性不整脈と診断され、通院での治療に専念することを発表した。その後12月には、自律神経失調症であることが判明し、復帰の見通しが立ち次第に契約を行う契約保留選手となっていた。今年2月の春季キャンプは不参加だったが、3月から3軍の練習に合流することが発表され、復帰を目指していた。

 多和田投手は2015年にドラフト1位で西武ライオンズに入団すると、一年目に7勝を記録。三年目の2018年に16勝をあげ最多勝を獲得。2019年は開幕投手を務めた。

 

4位 ソフトバンク・柳田 史上最多タイの月間32得点を記録(7月31日金曜日)

 ソフトバンク柳田悠岐外野手が31日の西武戦で、月間32得点を記録した。これは、1964年5月の広瀬叔功氏(南海)、2013年8月の村田修一氏(巨人)に次ぐ史上3人目となるプロ野球最多タイ記録。

 7月の柳田は猛打が止まらなかった。10日は有観客試合が解禁された試合でサヨナラ本塁打で試合を決め、18日は京セラドームの天井を直撃する特大の本塁打を放ち、そして28日には史上306人目となる通算1000本安打を達成。月間打率.433、7本塁打、20打点、出塁率.556と驚異的な数字をマークした。

 現在、打率.378、出塁率.506はいずれも12球団トップ。柳田はこれまでに首位打者2度を獲得しているが、いずれも打率.350以上で獲得しており、柳田がこのまま首位打者を獲得すると、張本勲氏、イチロー氏に次いで史上3人目となる打率.350以上での3度目の首位打者の獲得となる。また、最高出塁率がタイトルとして表彰されるようになった1985年以降での歴代最高の出塁率は、落合博満氏が1986年にマークした.487。それ以前を含めると、王貞治氏が出塁率5割以上を唯一記録している。こちらの記録更新にも期待がかかる。

 

5位 DeNA・山﨑 セットアッパーに配置転換(29日水曜日)

 DeNAの山﨑康晃投手が29日の巨人戦で、1点リードの7回に登板した。

 3-2で迎えた7回裏の巨人の攻撃、重信に内野安打を許すと、盗塁と暴投でピンチを招きながらも無失点に抑えた。続く30日、31日と連投し、セットアッパーに配置転換された3試合をいずれも無失点に抑え、復調の兆しを見せている。

 二年連続セーブ王の山﨑は、今シーズンもクローザーとして開幕し、ここまでリーグトップタイの6セーブをあげている。一方で、セーブを失敗する場面も多く、ここまで3敗を喫するなど、クローザーとして12試合に登板し、防御率8.92と本来の調子からほど遠い成績に終わっている。

 ラミレス監督は一時、山﨑をクローザーとして起用し続ける考えを示していたが、29日から山﨑をセットアッパー、代役として三嶋一輝投手を起用している。

 現在、阪神と並び3位につけるDeNAだが、上位進出、首位追撃には、山﨑の早期復調が待たれる。