ほーりーの野球日記

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020年12月7日~13日

野球ニュース 個人的注目ランキング 2020127日~13

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1位 巨人 DeNAをFAの梶谷・井納獲得

2位 ソフトバンク退団の内川 ヤクルトと契約

3位 中日 阪神自由契約の福留の獲得を発表

4位 新庄氏 現役復帰を断念

5位 オリックス 阪神退団の能見と選手兼任コーチとして契約

 

1位 巨人 DeNAをFAの梶谷・井納獲得

 巨人は11日、 DeNAから国内FA権を行使した梶谷隆幸外野手の獲得を、 12日には、同じく井納翔一投手の獲得をそれぞれ発表した。リーグ3連覇、9年ぶりの日本一奪還を目指す巨人は、DeNAから投打の主力のダブル獲得に成功した。

 巨人は、両選手の他球団との交渉が解禁されると即交渉を開始。10日に巨人入りが決定的であることが報じられると、今週末に連日の獲得発表となった。両選手の入団会見は14日に行われる予定。

 梶谷は今シーズン、1番打者としてチームをけん引。リーグ2位となる打率.323、19本塁打、53打点、14盗塁を記録。巨人の外野陣は丸以外に絶対的なレギュラーはおらず、梶谷にはその一角を担うことが期待される。

 一方、巨人の投手陣を見ると、絶対的エースの菅野がMLBに移籍する可能性もあり、先発投手の補強が急務となっていた。巨人は井納のタフさを評価しており、先発ローテーション入りへの期待を寄せる。

 

2位 ソフトバンク退団の内川 ヤクルトと契約(金曜日)

 ソフトバンクを退団した内川聖一内野手が11日、ヤクルトと正式契約を結んだ。1年契約で年俸は5000万円、背番号は「7」。内川にとって、横浜時代の2010年以来のセ・リーグ復帰となる。

 内川は入団会見で「もうひと花咲かせられるように頑張りたい」と明かした。さらに、入団の決め手については、横浜時代の恩師である杉村コーチ、自分の打撃の参考になるという青木宣親外野手、山田哲人内野手の存在をあげた。

 ヤクルトは今シーズン、得点数はリーグ5位、チーム打率は2年連続でリーグワーストに終わった。現役最多のプロ通算2171安打を誇る内川の打力には、打線の中核を担う期待がかかる。

 さらに昨シーズンは、プロ野球史上初の一塁手として守備率10割を達成しており、内川は守備力においても大きな補強ポイントとなる。

 

3位 中日 阪神自由契約の福留の獲得を発表(土曜日)

 中日は12日、阪神自由契約となっていた福留孝介外野手の獲得を発表した。福留は14年ぶりに中日に復帰する。正式契約、入団発表は18日に予定されている。背番号は「9」。

 福留は1999年にドラフト1位で中日に入団し、1年目からレギュラーを獲得。首位打者を2度獲得し、2006年にはMVPを受賞。2008年からMLBシカゴ・カブスに移籍し、2013年に阪神で日本球界に復帰。今シーズンは43試合に出場し1本塁打、12打点、打率.154の成績で、自由契約となっていた。

 交渉中の段階で中日の加藤宏幸球団代表は「ウチに来てくれるなら勝負どころでのヒットだね」と話しており、日米通算2407安打の福留は来シーズン、左の代打としての役割が中心となる見込み。

 また、中日には京田、根尾、岡林など若手の左打者も揃い、福留には若手の指南役としての期待もかかる。

 

4位 新庄氏 現役復帰を断念(日曜日)

 阪神日本ハムMLBで活躍した新庄剛志氏が13日、現役復帰を断念したことを明かした。

 新庄氏は昨年11月に現役復帰を目指すことを宣言すると、トレーニングを続けながらオファーを待った。7日には、48歳でトライアウトを受験。現役引退から14年ぶりの実戦、最終打席にタイムリーを放ち勝負強さを見せた。

 また同日には、TBS系のドキュメンタリー番組「バース・デイ」に出演。その中で新庄氏は「6日間待って(オファーが)来なかったら、終わりでいいんです」と話していた。

 そして、自身がリミットと定めた13日、インスタグラムを更新。「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました!(中略)いくつになっても挑戦した自分に悔いはなし! みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ!」とコメントし、現役復帰を断念する意向を明かした。

 

5位 オリックス 阪神退団の能見と選手兼任コーチとして契約(火曜日)

 オリックスは8日、阪神を退団した能見篤史投手の獲得を発表した。1年契約で年俸は3500万円、背番号は「26」。さらに、移籍1年目として異例のコーチ兼任としての入団となった。

 能見は2004年に自由獲得枠で阪神に入団。2009年に初の2桁勝利を記録すると、2012年には最多奪三振のタイトルを獲得した。これまで3度の開幕投手を務めるなど左のエースとして活躍し、通算104勝を記録。2018年からは中継ぎに配置転換されるも、今シーズンは34試合の登板で防御率4.74と低迷した。

 オリックスには、チームトップの48試合に登板した山田修義投手、「憧れ」と語る能見に早くも弟子入りを志願する齋藤綱記投手、今シーズン初めて規定投球回数に到達した田嶋大樹投手、さらに、高卒1年目で初勝利を記録した宮城大弥投手など、期待の若手左腕が多い。

 球団は能見に選手兼任コーチとして、チームの再建と若手育成の期待を寄せる。